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見方 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Tue, 12 Mar 2024 02:31:34 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 見方 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 南部鉄器の黒と欅 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/31674/ Mon, 05 Jun 2023 23:37:04 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=31674 ■ MUKU-DATA  釜定 盛岡市紺屋町 ニューヨークタイムズ紙に世界で行くべき52カ所に選ばれた何かと話題の盛岡市5月の連休での東北の旅で立ち寄った町のひとつ。数年前に南部鉄器で小さな器を通販で手にしてから釜定さん…

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■ MUKU-DATA  釜定 盛岡市紺屋町

ニューヨークタイムズ紙に世界で行くべき52カ所に選ばれた
何かと話題の盛岡市
5月の連休での東北の旅で立ち寄った町のひとつ。
数年前に南部鉄器で小さな器を通販で手にしてから
釜定さんへ一度は行ってみたいと思っていた。

店内は作られた鉄器が数多く並べられていたが、、
やはり店内で使われている材木へ目が向くのは材木屋としての性
古いお店でもある事が理由なのだろうが欅材が多く目についた。

長く使われ手入れされたケヤキの棚板は時代がのっていい味わいになっている。
そこに置かれた新しい南部鉄器の黒が欅の板と対照的で
いっそう重厚さを増し、凄く良い感じで商品をひきたてているように見えた。

材木屋の癖で、お店の商品を置く無垢の棚板と商品との関係を見てしまうが
なんだろう・・鉄と木、お互いが良い感じで成立していた。

これは多分、新しい欅材だといまいちだろうし(南部鉄器が400年続いたように)
棚板として長く手入れされながら使われてきた材としての時間も必要なのだろう。
例えば、ここに栗材を想定してみるも、いまいちしっくりこない。
伝統的に作られ使われてきた長い歴史のある南部鉄器には
やはり木の王道の欅材が合うのかもしれない。
現代工芸品であるのなら、例えば神代木なども渋さは出てくるのかもしれないし、
古材だったらどうだろう・・?とあれこれと想像する。
どれもいまいちピンとこないのはやはりこの場でこの南部鉄器と共に
長い時代を共にしてきた時間との摩擦が足りないからだろう。

裏方の黒子としての棚板が商品を引き立たせるためには
そこに置かれるものが本物であればあるほど、
材木の役割が大切であることを感じた。
いや、棚板は木じゃなきゃいけないのでは、、特に鉄に対しては。。
南部鉄器の黒と欅の組合せがしばらく頭から離れずにいる。









因みに小物を数点購入して、事務所のウェンジの上に置いてみたが
ながく使われてきた欅材の上にある南部鉄器の方が
数倍、鉄器も木も良くみえる。

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その正体は・・ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-material/26071/ Mon, 21 Feb 2022 23:28:24 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=26071 ■ MUKU-DATA  ゼブラウッド  木材倉庫にて プロの方に木材倉庫の材たちの写真を撮ってもらった。なるほどなぁ・・ って、自分では決して取ることのない部分をフォーカスしている。木の写真、材の写真は、日常多く撮って…

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 MUKU-DATA  ゼブラウッド  木材倉庫にて


プロの方に木材倉庫の材たちの写真を撮ってもらった。
なるほどなぁ・・ って、自分では決して取ることのない部分をフォーカスしている。
木の写真、材の写真は、日常多く撮っている。
商品説明する為に分かり易く全景、木表、木裏、欠点と言われている部分など材として使っていただける為にそれが良く分かるようにが一つ。
他に、大好きな木だから何気ないときに木を見てハッとした時、
お酒を飲みながら音楽を聴いて仕事から離れている状態の時に
あれ、こんな顔してたっけ?みたいな時、パシパシと撮っている。
こっちの取り方は商品説明ではなく、感じたまま・・
例えば愛おしい愛犬だったり、家族だったり・・そんな感じ。

愛おしいだけではなく、時に不気味だったり、怖く感じたり・・
神聖なるものへレンズを向ける事を躊躇うときがあるような気持ちになったりすることもある。

木と向きあっていると、本来は材として使われるはずのもの以外の
色んな感情が沸き起こり搔き立てられてくる。
この正体は一体何なんだろう。。。
木と人との関係は同じ生物としてお互いになくてはならない存在なのかもしれない。。遠い記憶の頃からきっとDNAに刻まれているんだろう。。

材としての価値以外のことが、毎日木に触れているにも関わらず
飽きることなく益々増殖されていく。。

人の撮った木の写真をみるのは好きだ。
こんなところが心に触れるのか・・ ここを撮ってみたいと思うのか・・
自分にはない別視点を皆さん持っている。

木にはまだ見えていない多くの何かが宿っているに違いない。


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欅 決して極上ではない玉杢  https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-wood/22886/ Thu, 09 Dec 2021 11:30:20 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=22886 ■ MUKU-DATA  欅 玉杢系一枚板  これを欅の玉杢と言ったら、諸先輩方の銘木屋さんから指さされそうだなぁ・・そう、弊社の木材倉庫には欅の極上品の在庫は置いていない。鑑賞用としても扱われるいわゆる「銘木」はそのハ…

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 MUKU-DATA  欅 玉杢系一枚板 

これを欅の玉杢と言ったら、諸先輩方の銘木屋さんから指さされそうだなぁ・・
そう、弊社の木材倉庫には欅の極上品の在庫は置いていない。
鑑賞用としても扱われるいわゆる「銘木」はそのハードルは高い。
まず、大きさ、そして目詰まり、色、節、杢目の出方、赤身部分の大きさ、・・・
上げればキリがない。
銘木を観るのに、または判断基準として「無欠点材」という言葉が存在するのは、
その材面の中で、欠点部分を探して、その数が多いか少ないか・・
という粗探しとも思える材の見方とも言えなくもない。
また、銘木として仕立てあげるのに、
例えば2.1m材で30cmだけ欠点と言われる節が入っていたならその30cmを
取り除き無欠点材に仕立て上げ欠点のない材を作る行為とも言える。

実際に2.1m材の節が邪魔するより、1.8mの無欠点材の方が良く見え、
高く販売できる事もあるだろう。
一枚、一本をどう仕立て上げるか?センスが問われる業種とも言える。

欅の誰が見ても欠点のない極上品の玉杢を
何故に弊社倉庫で在庫していないのか?と問われれば、
お金さえ出せば(出していただければ)まだまだ全国のどこかに眠っている可能性が高い材だから・・・と。。
そしてそんな100万越えの高い木を何枚も在庫できるほど余裕のある会社ではないから。。

そこを目指すよりも、10を20へと、
人によって色んな見方ができる材、
十人十色、それぞれに感じ方、受け取り方が違っていて当たり前だし、
そっちの方が材を扱っていて楽しいし!
欠点もあるけど、利点の方が勝っていて、全体にいい味出してるよねって。。
なんていうか、常に90点取っているより、
見方によっては30点って人も居るし、これ120点!って思える人も居るし、
木ってそんな感じで自分仕様で接していることの方が自然なように思えてならない。

これって負け惜しみに聞こえるだろうか・・・?

色味や杢目が味のある欅玉杢だと思って眺めている。


欅玉杢① 2100 580-440-550 t50mm  乾燥材 プレナー済

 

欅玉杢② 2100 400-520-580 t57mm  乾燥材 プレナー済

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一枚板との出逢い https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/16056/ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/16056/#respond Mon, 16 Nov 2020 23:28:00 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/uncategorized/16056/ ■ MUKU-DATA  銀杏厚盤 確認  設計者とお施主さんが材を見ながら相談 毎日仕事として一枚板など材木を触っているわけですが、 御存知の通り材は一枚一本と全て違っているので 例えば、車、時計、鞄、・・・ ある程度…

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 MUKU-DATA  銀杏厚盤 確認  設計者とお施主さんが材を見ながら相談
毎日仕事として一枚板など材木を触っているわけですが、
御存知の通り材は一枚一本と全て違っているので
例えば、車、時計、鞄、・・・ ある程度量産され作られた物とは違い
凄く労力を要する作業とも言える。
あまり材ばかり見ていると、もう何が何だかわからなくなり
お腹いっぱいになってしまうことも多々ある。
現物からは写真では伝えきれないオーラのような気配のようなものを
それぞれの材が持っている。
一日に何人もの人と真剣に向き合い話をするとくたびれるように
材も同じような感覚になってくる。
(面接官なんて大変だろうなぁ・・先生とかもって思う。
そう何人も深いところまで1対30,40なんて無理って思う)
どんな木でもとにかく多くのチェックポイントがあるし
人の見方はそれぞれに違う。
一枚の木をよぉ~く眺めてその材の持つ雰囲気や特徴、
どこに節があってどこに杢がありって十二分に理解できていると思っていても
ある日、あれ?この木こんな表情もあるんだぁ・・!?って
のちのち気づくことが多くある。
途中、いろいろと書いていたが
話がまとまらなくなってきたので、
削除して終了。
まとめとしては
材を探しているお客さんが、
本当に求めている材と出逢える場にしていければと思っている。
(最近色んな想いがあって話がバラバラになってしまった)

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建築のエッセンス 齋藤 裕 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/architect/20059/ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/architect/20059/#respond Sat, 17 Aug 2019 01:08:00 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/uncategorized/20059/ ■ MUKU-DATA  建築のエッセンス 齋藤 裕 (写真家:二川幸夫氏との対談) 以前、新潟のお付き合いのある建築家金子勉さんから この本を借りて、へぇ~木の見方、面白れぇ~ って感じで この本買おうと思っていたが絶…

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 MUKU-DATA  建築のエッセンス 齋藤 裕 (写真家:二川幸夫氏との対談)

以前、新潟のお付き合いのある建築家金子勉さんから
この本を借りて、へぇ~木の見方、面白れぇ~ って感じで
この本買おうと思っていたが絶版で、ネットで古本調べてもプレミアついて高くなっていたので
買いそびれていた「建築のエッセンス」
先日、建築家の齋藤裕さんとお会いする機会がありご本人からこの本を頂いた(チョーウレシー!)
私自身建築家ではないので建築の事を語る資格はないのだが、
材木に関してはかれこれ30年弱、毎日木に触れている訳だから
材の事は少しは言わせていただいてもいいのかと思う。
齋藤さんと木の話をしていると
木が好きで、この木をどこにどう使おうか?って
常に想像して一枚、一本の木を良く観察している事が窺える。
へぇ~  とか
なるほどねぇ とか
あぁ・・それいいですねぇ~ とか
常々私の中で、木ってこう使えばいいのになぁ・・
こう使ったら面白いんじゃない?
と空想している事が、
今、目の前に実際に建築設計するご本人のものとなって
言葉として出てきている、事の、充実感
本当に木が好きで知っていて、素材として探究しているんだなぁとその言葉の端々から
感じ取る事ができる。
建築のエッセンス 序章から始まり第15章まである。
序章
第一章 木
第二章 紙・土・漆喰
第三章 石
第四章 コンクリート
第五章 鉄
第六章 ガラス
第七章 色Ⅰ
第八章 色Ⅱ
第九章 五感と気配
第十章 建築の呼吸度
第11章 空間の真・行・草
第12章 素材の真・行・草
第13章 プロポーションⅠ
第14章 プロポーションⅡ
第15章 動線・軸線
各章のタイトルからしてとても興味津々である。
序章~第1章「木」を読み終えた。
じっくり何度も前行に戻り、言葉や感覚的な見方など噛みしめながら文字を追った。
以下本文より抽出
~ぼくの建築は、世の中とくらべると素材の選びや扱いが特別に見えるらしく、
みんなテクスチャーの方に目が行くようですが、エネルギーを傾けるのはプロポーションです~
~大徳寺の狐蓬庵で昼寝をしたいとか、スカルパのブリオン家の墓地でテント張りたいとかね~
~木のテクスチャーをうまく引き出すために、素材が時間によってどのように変わっていくか
という経年変化の知識~
~それでは銘木屋の扉を叩けばいいかということになりますが、「銘」は金偏に名ですから
木の名に金がつく。相手を間違えたら大変です~
~ブラジリアン・ローズは ~ ミースのトゥーゲントハット邸の曲面壁がそうです~
~樹齢2500年ぐらいで直径4メートルほどの ~ この板の前を通ると
木のことを知らない人でもハッとするオーラがある~
~ちょっとしたダイニングテーブルもいいでしょう。あと5年とか10年しか生きられない人が、
毎朝そこで食事をしたら幸せがやってくるかもしれない。そういう木なんですよ。
がさつな木は近くに置いても何もやってこない~
~面白いのは古代ローマ時代の2000年前に書かれたウィトルーウィウスの「建築書」にも
北山杉のつくり方と同じ方法が記載されていることです。「枝じめ」といって、
最頂部の葉をわずかに残し、~
~もっと眠たい感じのテクスチャーです。ブビンガという~
~フランク・ロイド・ライトはレッドオークが好みでした。見た目にも質実な感じがあります。
ルイス・カーンのキンベル美術館の図書室などは、ホワイトオークです。
木を狂わせないうまい使い方をしてあって、なかなか緊張感がある空間になっている。
あそこの造作家具は合板です。
多くの建築家が形だけは真似しますが、よく見てほしいといいたい。厚みが違うんです。
だから、できあがった空間の質にその違いが出てくる~
~どう手を掛けたところで品の出ないものもあるんですね。だから、樹種とその素性を見る眼を
もつことが大事なんです。何も木だけの話ではないんです。全ての素材に対する「モノ感」の事です~
~ときが経つほどに穏やかなツヤが出る~
~伝統的な構法や素材の使い方で、いま「なるほど」というものをつくれた人もいなければ、
全然違う素材で説得力のある答えを出した人もいない ~  茶室というのは空間のあり方の
根底に触れるものでしょう~
~やはり素材の多様性を知った上でないと、寸法の豊かさはつくれないのではないでしょうか。
ミースだって石屋の息子ですから、石の扱いが身に沁みついていたはずです。
その中から選別し、組み立てていった。だから、木に関してもどういうものが美しいのか、
使えるのか、触って知っていなかったらよいプロポーションはつくれないと思います。
その上で素材自体の魅力にどっぷり溺れないで美しい寸法をつくりだすという眼を
養っていくことが重要です~
~ぼくの考え方としては、素材に対してアプローチとして二つあるんです。
一つは、古くからある素材を使う場合、みんなが捨てたもの、見向きもしなくなったものとか、
あるいは常套的にしか使わてれてこなかったものに新しい顔を与える。
もう一つは、まだ建材として使われていないものを発掘して、いわば実験台になってやってみる
というものです~
~いろいろな材種を豊かに使って面白い建築といえば、江戸初期からです。
修学院離宮、江沼神社の長流亭、三渓園にある臨春閣、聴秋閣など。
明治以降の数寄屋を一軒挙げよとなると、嵐山の竹内栖鳳美術館~
~しかし、この木の名前は何ですか、どこで採れ
た木ですか、樹齢はどれくらいですかと、
話題が広がっていくところがある。そうして愛着が湧いてきて、大事にするというのはいいですね~
~それにしても、木というのは「精」の強いものですから、凝りだすとその魅力に取り憑かれる。
デザインする人は、どんなに美しい木に出会ったとしても溺れないようにしないと、
木に負けてしまって、デザインが甘ったるくなってしまいます。
これはジョージ・ナカシマさんから教えてもらったことですが、
「何かを得るためには何かを切り捨てること」です。
「ああ、もったいない」ばかりでは、形が濁る~
~大きな木には夢があります~
第一章まで読み終えたところ、
紙、土、漆喰、石、コンクリート、鉄、ガラス・・・と
同じように深く掘り下げ熟知しているだろうか・・
また時間をみて読み進めようと思う。
木をここまで好きで、知っていて、こう使おうと実践している建築家は他にいるのだろうか・・
材木の木取り、使い方、見立て方もかなり興味深く面白い。
木に多くの財を投じてきた事も窺い知ることができる。
多くの失敗、木に泣かされた事も、想像できる。
でも木は面白い。
齋藤さんが本に書いてあるように溺れないようにしなきゃいけない。
(もう溺死状態か・・)
こんな感じで木を使う人が増えれば楽しいと思う。
昔の大工さんは多かれ少なかれ木に対してどう使ってやろうか?と考えていたはず。
今この木が流行っているから、とりあえず貼っておくか?ってのは
一晩で誰でも考え付く何だか薄っぺらな木の家のように思えてならない。
木はもっと深い、木と人の関係ももっともっと深いものだと感じる。
第一章「木」
本当の木の家に携わる人に読んでもらいたいし、
これは材木屋も読んでほしいと思う。
そこにはこれからの多くのヒントが隠されている。

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