MUKU-DATA  ゼブラウッド  木材倉庫にて


プロの方に木材倉庫の材たちの写真を撮ってもらった。
なるほどなぁ・・ って、自分では決して取ることのない部分をフォーカスしている。
木の写真、材の写真は、日常多く撮っている。
商品説明する為に分かり易く全景、木表、木裏、欠点と言われている部分など材として使っていただける為にそれが良く分かるようにが一つ。
他に、大好きな木だから何気ないときに木を見てハッとした時、
お酒を飲みながら音楽を聴いて仕事から離れている状態の時に
あれ、こんな顔してたっけ?みたいな時、パシパシと撮っている。
こっちの取り方は商品説明ではなく、感じたまま・・
例えば愛おしい愛犬だったり、家族だったり・・そんな感じ。

愛おしいだけではなく、時に不気味だったり、怖く感じたり・・
神聖なるものへレンズを向ける事を躊躇うときがあるような気持ちになったりすることもある。

木と向きあっていると、本来は材として使われるはずのもの以外の
色んな感情が沸き起こり搔き立てられてくる。
この正体は一体何なんだろう。。。
木と人との関係は同じ生物としてお互いになくてはならない存在なのかもしれない。。遠い記憶の頃からきっとDNAに刻まれているんだろう。。

材としての価値以外のことが、毎日木に触れているにも関わらず
飽きることなく益々増殖されていく。。

人の撮った木の写真をみるのは好きだ。
こんなところが心に触れるのか・・ ここを撮ってみたいと思うのか・・
自分にはない別視点を皆さん持っている。

木にはまだ見えていない多くの何かが宿っているに違いない。