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■ MUKU-DATA 黒柿、花梨、スポルテッド四手 3/20 木材倉庫にて
春分の日の昨日、ご予約いただいているお客様が木材倉庫に木を見に来ていただいた。
半年以上前に、黒柿をインスタにあげた際に気になってお問合せをいただき
東京在住なので写真を何枚か送りその後検討しますで終わっていた。
数日前にやっぱりあの時の木が気になるので
現物を見に新潟まで行く旨のメールをいただき昨日はもう一件別な予約が入っていたので
ご対応させていただいた。
30代前半?のご夫婦
用途はテレビボードとして検討しているとの事
以前写真を送った黒柿もまだ残っていたので、それを含め何枚かお客様が気になる材を並べてみた。
ほぼ材の説明はしなかった、というか求められなかった。
東京、京都と二人でこれだという迎え入れる木を探しているらしい。
遠いところからわざわざ足を運んでいただいて、もし好みの木がないと申し訳ないなぁ・・という
気持ちになる。
きっと二人で相談したいんだろうと敢えて席を外して
ゆっくり見ていただいていた。
3時間ほど経って日が暮れかかった頃に、決まりましたと声をかけられた。
二人はどれを選ばれたんだろう・・?と興味津々だった。
あ、やっぱりその黒柿かぁ・・
そして1枚のはずがもう一枚、花梨も捨てがたくそちらもご注文いただいた。
写真よりぜんぜん現物の方がいいと奥さんが言っていた。
二人が感性で好きな木、共に暮らす木を選んでいることが分かる。
新幹線できたので後日郵送となった。
二人が帰られた後、好みで選んだ木々たちを眺めていた。
まだ余韻が残っている。
選ばれた材木たちがどれも個性的で濃厚だったので写真に納めておいた。




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■ MUKU-DATA 花梨(カリン)4m 天然乾燥材 プレナー加工済み
真ん中の赤い板目の2枚が花梨となります。
(左の赤い柾目の木はパドックです)
花梨① 4000 SC450-470 t45mm
花梨② 4000 SC460-470 t40mm
特に杢がある訳でもなく板目の真っ直ぐな素性のいい花梨です。
昔は白太部分を外して両耳を落しストレートカットして使われる事が多かったです。
耳のある白太部分は虫やられていたり、朽ちかけて傷んでいたりする事が多いし
耳から辺材が残る事で辺材に引っ張られて板が反り易くなるようにも思います。
最近は個性の強い杢物が求められることも多いですが
この何の変哲もない素直な花梨の板目も、「素直さ」ということが個性の一つです。
以前、タモの無垢の階段材を用立てして納品した際に
15段の中の2~3枚、縮み杢が入った材が混ざっていて
その数枚だけ他とは様子が違うので取替えを求められたことがありました。
その数枚は杢目としては良いものだったのですがねぇ・・・
似たような話で、デッキ材に使われるイタウバも
杢のあるもの、瘤部分などはデッキ材として使うにはあまり好まれないそうです。
まぁ杢がある木は癖がありますから、暴れやすいという理由もあるのでしょうが・・
主な理由は見た目です。
同じイタウバの中でも他とは違った1割にも満たないその特殊な杢目、個性は目立ってしまい嫌われる。
デッキの世界では揃っていて均一が好まれるようです。(木なのにね・・)
そうしてデッキ材に成れなかった個性のある杢のあるイタウバの耳付き一枚板も
弊社に何枚か並んでいます。
使う場所、用途が変われば、嫌われものも重宝される訳でありまして・・
やっぱり材木は適材適所、その材が一番輝けるところに使ってあげるのがいいのです。
この素直な花梨2枚、
どんなところで使ってあげるのが、この花梨たちにはいいのでしょうかね・・









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■ MUKU-DATA 花梨 2650 393×38mm さいたま市 H様
しばらく前に花梨の板のお問合せをいただき
勝手に床の間廻りの板で使うと思っていたが
メールでのやりとりの中でスピーカーを設置する為の
棚板として使用する事を知る。
詳細の事情は分からないが、オーディオルームを作っているのかもしれないし
この花梨の杢が気に入ったようで
きっとオーディオ類にも凝っていらっしゃるのだろうと勝手に想像させていただいている。
音楽と木、常々気にしているテーマの一つだが
スピーカーの構造や木の硬度と音の関係など詳細の数値などは
理解はしていない。
ただ、木と音楽は相性がいいなぁ・・と思うし
音楽を愛する人は、その室内での音楽を聴きながら日常の時間を離れ
至福の一時を過ごすのかと思う。
スピーカーから響く極上の音には、内装の一部が木であったり
オーディオラックが木であったり、、、と
本物の木がある事で、更に室内に響く音の質が上がるように思う。
少し白太が入り全面に杢が載っているこの花梨が
これから音楽と共に生きていくという事は
音楽好きとしては嬉しい限りです。
塗装はオイル塗装をDIYするとの事、
杢は更に浮き出てくるだろし、
音と共振しながら、輝き続けていくことだろう。






4m材から木取りした残りの材も
オーディオラック周辺の部材として何かに使うようで
指定サイズに仕上げた。




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■ MUKU-DATA 埼玉県某所(1/19)
日曜日、東京へ材の配達があったので
それに合わせ丁度またシャム柿のご注文をいただいたので
どうせなら何度かご注文いただいている万力を作っている工場へ
直接お届けしてこようと行ってきた。
工場はどこも、何故が自分にとっては居心地のいい場所。
これは木工に限らず、鉄、鍛冶屋、など
どこも工場内は特別な空気が流れている。
親の代を引き継ぎ一人で作業を行っているらしいが、
作るものが違うと、使う機械も違って
これは何だろう?どうやって使うんだろう?と興味津々
また特別な木を使い万力を作るので工場に転がる端材も
シャムや花梨瘤、イブキと普段見ない材が転がっていて気分があがる。
効率よく作れるように長年培われてきた技術がそこにある。
丸棒を作る為に工夫して作られた特注の刃物や治具
実演もしていただいた。 なるほどぉ~
この機械はこうやって使いこれを作る為なのかぁ・・
出来上がりを想像して木取りから始める。
完成した際に白太部分がバランス良く入っていた方が良く見えて人気があるらしい。
シャム柿でも白太はダメという材もあれば、白太があった方がいいという所もある。
面白いなぁ・・って思う。
木取りして粗削りしてある程度の形を作り、作業がし易いように作られた治具や
サンダーで仕上げていく。
全て手と機械を使うが、最後の細かな仕上げは手のみで行うらしい。
塗装を終え完成となるのかと思うが全行程をここの工場で全て行っているらしい。
出来上がった万力は、直角、曲面と多くの木工技術が集約されている。
これで数万円程度って、世の中どうかしてると思う。
参考に「ヘラブナ 万力」と検索してみて欲しい。
同じような木製のもので1万円以下のものも出てくる。
海外の模造品らしいが、こんなニッチなものでさえ価格競争になっている。
因みに見た目は同じだが、木が乾燥していないので
使っているとガタガタするものが多いという。
また木取りも考えられていないものが多いので似て非なるものになっている。
特注でこの竿にあった万力の製作依頼が何件かきているようだった。
口数は少なく、作っているものの話になると色々と説明していただける。
あぁ・・仕事に誇りをもっている職人さんなんだなぁと・・
作っているものと世の中と価格のズレに心が痛くなってくる。
後継ぎも弟子もいないという。
残念で勿体ないなぁと思う。。。
自分はヘラブナ釣りはやらないけど、弟子入りしたくなってくる。
関連記事:ヘラブナ釣り道具 万力











■ MUKU-DATA 瑞峯院 独座庭
孤篷庵へは行った事がなかったので向かうも、やはり非公開
多くの塔頭は特別公開期間以外は非公開となっているが、
西の端まで行った事で今宮門前通りに面した高桐院脇の瓦土塀を見れたのはよかった。 大徳寺境内図
いづれも何度か見てはいるが大仙院と瑞峯院を拝観してきた。
瑞峯院は玄関を入ってすぐの廊下板にブビンガ巾広一枚板が3枚使われていて
はじめてみた時はびっくりした。
寺院にブビンガかぁ・・なかなか・・ それもありかぁ・・
重森三玲(独座庭、閑眠庭)の作庭した庭が有名なようだが
どうしてもそこで使われる材へ目がいってしまうのは職業柄しょうがない。
以前は特別に平成待庵など見せていただいた事があるが
方丈の天井の巾の違った柾目板も、これはこれでいいものだなぁと
新たな気づきがあった。
長く大切に使い込まれてきた木材は、やはり美しい。





















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■ MUKU-DATA 花梨一枚板 天然乾燥材 プレナー加工済み
花梨3枚を削り倉庫に立て掛けた。
なかなかそれぞれに個性的な板かと思う。
左右2枚は古い時代のもの、真ん中は埋れ木だったような話をしていたが
本当なのかどうか・・?
少し色が暗めになっているけど、神代花梨なんてそもそもあるのかどうか?
ただ単に、数年屋外で投げてあった程度のものなのかもしれない。
花梨 左: 2730 800-600-710 t34mm SOLD OUT












グニャグニャした杢もあるし、
白太と赤のコントラストも面白いし
板の対角線上に空いてある四角い穴は丸太を引っ張り搬出する際に開けられた穴
象を使って引っぱり出したとか言われたりしているが
見たことがないので本当かどうかわからない。
トラクターだったりして。。
カリンの産地はインドシナ半島(タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアなど)で
このロープなどを通す為の穴は、花梨以外ではチークなどにも時々見られる。
仕上げる際はこの部分を切り落とさず、残して仕上げても面白いかと思う。
片側1カ所の穴は何度か見たことがあったが
対角線上に2つ開けられているのは初めて見たような気がする。
レジンとも相性がいいように見えるがどうだろう?
花梨 真ん中: 3300 540 ~ 730 t53mm





さきほども少し触れたが、埋れ木だった花梨の丸太を挽いたものと
聞いている。って事は神代花梨?
ほんまかいな?
色は少しくすんでいて暗めだけど樹皮部分を見る限り
埋れていたとしても大したことのない期間なのかと思う。
本当に長く埋もれていたら一体どんな色合いになっていたのでだろう・・・
花梨も長い年月と共に色合いは深みを増していく。
はじめは赤すぎる色合いも徐々に落ち着きのある渋い色へと変化していく。
その点、この花梨ははじめから落ち着きのある色をしているので
違和感なく直ぐに使えそうな一枚かと思う。
花梨 右: 2700 550-740-500 t45mm SOLD OUT I 様








たまご型の楕円の耳付き板
時々このように4方に辺材の耳が残ってある板をみる事がある。
丸太が背中側に少し出っ張っているのでしょうね。
天然で周囲を囲まれた板なので折角なら両端をカットせずに
そのまま耳を残して使うといいかもしれません。
紅白のコントラストも良いし、玉杢も出ています。

遠目でパッと見ると紅白の錦鯉みたいにみえるんですけど・・
花梨は花梨でもなかなか個性的な3枚かと思います。








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■ MUKU-DATA 新発田屋木材倉庫
だいぶ前、と言ってもこの業界へ入って間もなくなので20年、25年前から
顔は知ってるし、何かの機会で雑談程度はした事はあったが
仕事としての接点がなかった設計事務所さんが昨日木材倉庫へ材を探しに
来ていただいた。
作る側の工務店さんも一緒に来られ、
選定した材が取付けの際に問題ないかどうかと見てもらう事も兼ねているらしい。
工務店さんも昔からその設計事務所の仕事をしている事は知っていたので
阿吽の呼吸で良いチームワークを感じた。
開口一番、これ花梨だよね、良いねぇ~
特にこの部分良いよねぇ~ って
ダメージが同居した傷んだ部分を撫でながら話していた。
もちろん、私自身も同じ気持ちで
その傷んでいる部分がこの花梨の特徴で、この一枚全体をつくる大切な個性だと思っていたので、凄く嬉しいのは嬉しいんだけど
心ん中の本質を見透かされているようで、何だか恥ずかしくて素直に喜べなかった。。。
(特に構えていたわけではないけど、ゴングと同時に即、ボディーにカウンターパンチをくらったような感じかなぁ・・)
ストレートな感覚、気持ちは、スーッと心の奥に入ってくる。
建築の事、庭の事、作る際の職人さんたちに対しての想い、木の事などなど
ずっと話していて、肝心な木材を見ていただくのは10分程度の時間しかなく
また、再度、材木を見に来る事になった。
殆どの話がリラックスして素直に頷ける事ばかりで良い時間でした。

磨きのない素地の良母(リョウボ)の曲がりあるものが良いとの事


舟の櫂(カイ)、
古材の櫂を棚に置いているのだけど、これに反応いただいたのは
木材倉庫をオープンして初めてのような気がする。
ある部材に使えるのでは?と見立てていた。



舟繋がりで、舵の古材も見て貰った。
袖壁の見切り材に使うといいと師匠から聞いていた事をお話した。

枌板(ヘギイタ)の話からネズコ(黒部)の天井

天井繋がりで、神代杉(鳥海山)柾目 天井板
これはなかなか出てこないものかと思う。
3坪だけ出ていたので、買っておいたもの。
ここぞという場所に是非使っていただき、長く後世へと残していって欲しい。



名栗の柱や棒、
この細い栗材、どこかに使いたいなぁ・・・
取って付けたようではなく、何気なくサラリと・・・
個性のある材でそれを使う事で室内が良くなるのではあれば・・
常に設計変更をしているらしい。
この事は常々私自身も感じている事ではあるが、
自然素材を取り入れる際(木でも石でも)
固まりかけている図面に柔軟さを残しておかないと上手くいかない事が多い。
その図面に書かれてある、そのサイズと材種を絶対に探す。。。となると
どういう事が起きるかというと
使うサイズより大きな材木を手当てして、そこから必要サイズを切り出していく作業になってしまう。
結果、自然素材感は損なわれ、尚且つコストも高くついてしまう。
自然木、自然な形の木や石を上手く使っている設計士さんは
皆さん図面に余白、変更できる柔軟さを残している。
かりに絶対にその寸法で指定材種で図面通りには出来上がっても
その室内が住む人にとって果たして本当に居心地いい空間かどうか・・・?
人が暮らす家を人が相談しながら作っている事なので
家の心地良さは作る過程での人対人対人の関係で結果に大きく作用する。
人に対する柔軟さ、自然素材に対しての柔軟さ、
そういった事がトータルで上手く進むことで、
そこで住む人にとっての最高な心地いい室内が出来上がっていくのかと思う。
達成する為に努力を惜しんではいけないと思う。


これが開口一番、ボディーを食らった花梨
一部ダメージがありスカスカになっている。
全部がキレイだったらそれはそれでいいのかもしれないが
一部の傷んだ部分がある事がこの花梨の板全体を見た時の
個性となっているのかと思う。
ここいいねぇって声を出して言われたのは初めてのような気がして
嬉しかった。
もう一つ、この花梨の特徴を付け加えるとすると
右上の穴、これは花梨やチークに見られる穴なのだが
山から木を伐り里へ降ろす際に、これらの丸太を像に引っ張ってもらい
搬出したと聞いたことがある。
何だかそんな話を聞くとその過酷な作業風景がこの一枚から思い起こされ
花梨やチーク材にあるこの像で引っ張る為の穴が貴重なものに思えてくる。


全ての欠点を取り除き、木取りされた材木も必要な箇所は沢山ある。
格式ある室内に、例えば抜け節が1つあったとしたら
それを見た時に???何故と頭を悩ませてしまう。。。
適材適所、部屋にはそれぞれに格があり作る際にある程度のルールしきたりもある。(真・行・草)
自然素材、個性ある材は草、かと思うし
今の住宅は行・草が多いのではなかろうか。。
草の中での草の真、草の行、草の草があると思うが
やはり「草」の材は面白いものが多い。
曲りのある材、細い材、一部朽ちかけた材、
材木をそこへおいた際の、空間との関係性
そういった事を凄く考えている人たちだったし、
もう生まれ持っての天性のような気もした。
木材を一本立てた時の見え方、空間との関係、
室内から庇を過ぎて屋外へ
屋外との関係、庭、そこに植えられた樹木、置かれた石
建築は奥が深いなぁ・・とため息が出てくるし、
まぁそこで使われる一本、一枚に対しても
木材自体の個体そのものは当然ながら、それを置いた際の空間との関係を
掘り下げないといけないなぁ・・と感じた。
それは何気なく毎日やっている事ではあるんだけど(材木屋としての癖)
より具体的に意識してやることでその材木の個体と空間の関係を
もっと良く見せる事ができるのかと思う。
(何を言っているか良く分からない内容になっているのかと思うけど
ここに書きながら思考をまとめているのでお許しを
3坪の中での見え方、10坪中での見え方、窓の位置、その先の屋外との関係性
そういったより具体的な想定をして、そこへ木を置いてみる事
空間トレーニング的な事)

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■ MUKU-DATA 奥:ゼブラウッド 手前:ウォールナット
工務店さんから持込みされた角材などを製材した。
何をどう割るか(挽くか)は事前に木口面に書かれてあったので
これはどう挽こうか・・・?と悩む事もなく製材できた。
先代の方も木が好きだったらしく一位の床柱や花梨の瘤、栃瘤輪切りなど
いろんな材種を挽かせてもらった。
パープルハート

この木も硬いよねぇ・・
挽き粉まで紫色に。。
パドックなんかは粉で周辺は真っ赤になってしまうがパープルは紫でミステリアス


ブビンガ

槐(エンジュ)

これも昔の床柱だったのかな
表は虫穴はないようだけど、挽くと中に少し虫の這った痕が出てきた。
槐あるあるである。

一位(イチイ)

立派な一位の床柱
一位も中はほぼ傷んでいる事が多い。
挽くと割れや腐れなど出てきたが、それが一位と言えば一位
目は細かく良材。小さな部材として何かに活用できそう。。



花梨(カリン)? 材種?

杢の一番美味しそうな部分を大面として製材
材種不明

凄く目細で・・何だろうこの木?
香りはしなかった。。。 この木味、どこかで見たような記憶があるが・・
何だっけ?
素性も良く目も細かくて良い木だなぁ・・と
触ったり、嗅いだり、、

エビアラ

これ何だっけ? レッドゼブラって言われている材・・
そうそうエビアラだぁ!
弊社では過去に取扱った事はないんだけども
へぇ~こんな木かぁ・・と思いながら触っていた。
そういえば、何となく匂いもゼブラウッドと似ていたような・・


ゼブラウッド

柾目挽きでの指示
巾ハギ材にするのかなぁ・・
柾目がくねくねと泳いで好きなタイプの柾目
巾ハギするとこんな感じ
縞模様もクッキリとしていいゼブラ!

ウォールナット

こちらも柾挽きの指示
ウォールナットで2間(ニケン=3.65m)で節無しって
ハードル高いんですよぉ~
平割材のバンドル買いしても大体どこかに欠点あって
2間通して使うのがかなり難しい。
自分的には2間のチークより、ウォールナットやオークの方がハードルは高い。
こっちの柾目も並べると良い感じ

栃一部瘤 輪切り

輪切りの製材はできない材も多いし製材機に安全に取り付けるのが大変なので
賃挽きではあまりやっていないのだけど・・
ゴロンって転んだら、帯鋸がぶっ飛んでしまうし・・ね。。
でも輪切りの芯が腐れ穴の開いた材
使い方によっては面白い素材になるのかと思う。
ありそうでない素材かな・・



花梨瘤

昔あった座卓や衝立の花梨の瘤
ウレタン塗装の厚塗りで耳擦りは帯鋸が逃げてしまうので
少しだけ実を残して製材するも、補修のパテなどで直ぐに帯鋸が切れなくなるので
これは一枚のみで止めさせていただいた。
別な方法でウレタンを落すのがいいのかと思う。


やっぱ、パープルハートの紫色があると一気にトロピカル風味が出てきますよね。
楽しかった!
ありがとうございます。
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■ MUKU-DATA ブルトラB5001(1975~1979年式) 新潟市 T様
先の震災(能登半島地震)で、真壁造りの塗り壁や床の傾きの補修工事を
行っているお宅のT様
ぜんぜんその補修工事と関係ない話なのですが、、、
ここの旦那さんが色んな事に興味がある方で
昨日も現場写真を撮ったり大工さんと納まりの打合せをしていたのだが
「オレのマシーン見ていってくれ」と
自宅から少し離れた畑をやっている場所に連れていってもらい
「凄いろ!」とエンジンをかけて走る姿を見せてくれた。
農機具マニアではないが、まぁ・・確かに凄いと言えば凄い。
打合せの度に、打合せよりも、その他の事の方が多いような気がするけど
自分もそういった事は嫌いではないので何でも話を聞いたり見たりと
楽しませてもらっている。
ここの場所からの桜はキレイなんだ、とか
この付近は小さな川がうねりながら流れていて遠くに山、そして町の灯かりも少しだけ見える。。こんな場所に秘密基地を作りたい。。とか
まだ知り合って数か月だが腹を抱えて何かと笑わせてもらっている。
仕事してんのか遊びにいってるのか・・みたいな感じで。。。
年はいくつ離れているんだろう・・
69っていってたから14先輩かぁ・・
時々オモロイおっさん、いるんだよねぇ・・・
木材倉庫へ来るおじさんたちの中にも、えぇーーっ!??みたいな方が何人かいる。
自分もいつの間にか年を取ってしまって最近は若い人たちから多くの刺激もいただいているけど・・
おっさんたちからも、歳を重ねた分の経験値から教わることも多い。
ブルトラを保管している畑は造園屋さんの庭木等の保管場所にもなっているらしく
何?この大きなカリンの木、、、
この欅の株立ち大きくなり過ぎて庭木にはちょっと大きすぎかなぁ・・みたいな
1つのリフォーム工事なんだけど
全てが大きく繋がっているように思えてきたりするのです。












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■ MUKU-DATA ランディングネット グリップ材:キルトメイプル
うわぁ~ あのキルトメイプルがこんなカッコよくなったんだぁ~・・・
手前のグリップ部分の材が弊社木材倉庫にあったキルトメイプル材だったもの。
血管みたいな浮き出た杢目を中心のグリップとして
フレーム部分の黒は黒檀、キラキラしている部分は神代タモ、
そしてそれらをカーリーメイプルの同色でサンドイッチしている。
網の色は黒
色のバランス、配色は、自分好みのド壺
釣りはしないけど、この材の配色の良さに一目惚れして欲しくなってしまう。
ハワイアンコア、花梨の瘤の粒々、磨きをかける前のフレーム材に使われていた
インドローズの瘤、、、
久々に木の宝石たち、原石(原木)を見せていただき気分が高揚した。
子供の頃から魚釣りをして、若い頃、ランディングネットが高価で買えずに
自ら見よう見まねで作り始めたらしい。
最初は杢のない普通の木から始めたと言っていた。
作るうちにきっとどんどん木の沼にハマっていったんだろう・・?
定年退職後は細々とランディングネットを製作して
みなさんとフィッシングライフを楽しみたいみたいな事を話していた。
今でも趣味で製作したものは周りの皆さんに分けて欲しいとお願いされ
直ぐに出ていってしまうといっていた。
釣りが好き、お金がないから自ら作る。
元来持っているセンスと経験値からの審美眼で出来上がるものが美しい。
最高級材だけを取り合わせたとしても決して良いものができるとは
限らないですよね。。
時々目にするパーツパーツは最高級でも全体としては何だか冴えないってもの。。
全体の調和、工夫、センス、経験値、・・
最近、良いブーツが一足欲しいなぁ・・と思っている。
ブーツの知識はほぼゼロ
昨年あんまり考えなしで安めのものを購入したら半年ほどで
靴底が剥がれてしまった。
少し無理してもいいから、丈夫なもの、自分の足にフィットするもの
長く使う事で味わいが出てくるもの、
1足あればいいと思っているし、もう死ぬまで使いたいと考えている。
どこの誰に相談したらいいのだろうか・・?
自分好みのものを素人の私に親切に相談にのってくれるお店、店主さんは
どこぞにいるのだろう。。。
そんな事を今、自分がやっている木を売る事と、家を作るという仕事に置き換えつつ
定年退職後は好きなランディングネットを製作しながら暮らしたいという
話しがとても自然に感じられた。
釣り人の気持ちも十分に分かっているし、お金のない若者たちが背伸びしたい気持ちも通って来た道
趣味で始めた製作はプロ級、
最高じゃないですかぁ・・ 憧れでもなんでもない生業、自然の流れだと思う。
そんな人からお勧めの一本を作ってもらえたら有難いし嬉しいよね。
好きこそものの上手なれ
広告媒体に流される事なく、冷静に見つめながら本物を手にしたい。






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