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浮造り - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Mon, 06 Jul 2026 23:50:06 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 浮造り - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 木目のリズム https://shibataya-mokuzaisouko.jp/muku-naisouzai/42525/ Mon, 06 Jul 2026 23:50:04 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42525 ■ MUKU-DATA  杉 腰板 t12 600~700 910mm   巾900mm 高さ2400mmの部分に何か木を張り変わった表情にしたいんだけど・・数か月前に工務店さんから相談されて羽目板とか材種は変わっても羽…

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■ MUKU-DATA  杉 腰板 t12 600~700 910mm  


巾900mm 高さ2400mmの部分に何か木を張り変わった表情にしたいんだけど・・
数か月前に工務店さんから相談されて
羽目板とか材種は変わっても羽目は羽目だから、和テイストみたいだし
浮造りのかかった腰板を張りますか!?って事になった。

この部分を間接照明で照らすらしいから浮造り部分の陰影も出来て奥行き感も出るだろうし
ある程度樹齢のいった杉の木なので、求めている表情に近いのかもしれない。

ちょうど共木の4枚があったので、
玄関側を元にして室内へ伸びるように配置するか?
左右元裏ランダムにするか?

配達へ行ったら大工さんがどうやって張るのがいいかなぁと納まりを相談されたが
過去の例にいけば、裏面ボンドを塗りフィニッシュネイルで留めるとことで
特に問題は起きたことはないのだが・・
(樹齢のいった目細の木は収縮が少ない)
大工さんは相ジャクリして、ボンド留めだと板が割れるといけないので
逃げが効くようにボンドは使わずに左右見切りで押えるのはどうかなぁ・・?と
言っていた。

下請けで入っている大工さんだったが、面倒がらずにどう納めるのがいいかを
考えているようで、、
大工さんと一括りでは括れないちゃんと考えている大工さんもいることが救われる。



先週土曜日に工務店さんと木材倉庫へ来られたお客様
あまり木に関しては詳しい事は知らなかったとは思うのだが
何となく本物の木をトイレカウンターや玄関式台に使いたいようで、、、
一周、倉庫内の木を見ていただき
スポルテッドの縞模様に反応されているようだった。
スポルテッド模様がある材を並べて見ていただいていると
あきらかに、その線の見え方で選んでいらっしゃった。

線、木目もそうだし杢もそうだし、スポルテッド模様もそう
自然が創り出して描いてある線、輪郭、、
それがどこか琴線にふれ共振する。

自身はジャンルを問わず音楽鑑賞、鑑賞なんてもんじゃなくて流している程度が多いし好きだけど
ジャンルを超えて同じような部分に惹かれている事が多いと自己分析している。
木も全く同じで、その木だけが持っている木目にはリズムのようなものが流れていて
材種を問わずにそこに流れているリズム(木目)で
材を選んでいるようにも思う。

この杉の腰板にもある一定のリズムが流れている。



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42525
神代杉 抜け節 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/use/41723/ Thu, 19 Feb 2026 23:17:15 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41723 ■ MUKU-DATA  神代杉 腰板 t12mm 薄く挽いた節のある板をそのまま生き節として材にするには難易度は高め薄く挽けば挽くほど節も抜け易くなる。 弊社が毎日製材する赤身の12mm~18mmの外壁用の下見板も丸太…

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■ MUKU-DATA  神代杉 腰板 t12mm

薄く挽いた節のある板をそのまま生き節として材にするには難易度は高め
薄く挽けば挽くほど節も抜け易くなる。

弊社が毎日製材する赤身の12mm~18mmの外壁用の下見板も
丸太の選木は厳しくしているが、どうしても乾燥過程で節が抜けていくものがある。
外壁としてはアウト・・
薄い板の生き節は難しい。。

穴の空いてしまった抜け節の板は行き場をなくしてしまうが・・
抜け節だけの板をストックして何か作れないだろうか・・とも思ったりする。
均一に機会で開けた穴とは違った、自然の枝の抜けた穴
照明器具なんかはどうだろう・・?
森の中で抜け節だけの板で四方を囲ったら、どんな光の入り方になるんだろうか?
暗所には光の枝ができるのかもしれない。。

何度も書いているが節の周辺には面白い木目が表れる。
不可のかかった周辺には必ず変化している。
木は正直だ。
裏と表が表裏一体となり、それがその木のそのままの姿となる。
ほんと人間と同じだと思う。


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41723
デッドストック材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/muku-naisouzai/41444/ Wed, 21 Jan 2026 23:37:23 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41444 ■ MUKU-DATA  杉 t12mm  先代の頃から長~く倉庫に眠っている材デッドストックというよりも、、、 上の写真の杉で言えば、一部虫穴はあるし大きな節の部分は割れや欠けもある。どう使おうかと使いようが難しかった…

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■ MUKU-DATA  杉 t12mm 


先代の頃から長~く倉庫に眠っている材
デッドストックというよりも、、、 上の写真の杉で言えば、一部虫穴はあるし大きな節の部分は割れや欠けもある。
どう使おうかと使いようが難しかったのでそのまま何十年と放置されてきた板かと思う。
大きな杉の木だったことが想像できる。
決して銘木とは言えないが、一部光沢もあり柾目が揺れる面白い材かと思う。
虫食い部分と節の部分を取り除き600mm角、もしくは450mm角に欠点を取り除けば
それなりに使える材だったのだろうが、、、如何せん枚数が数枚程度しかないので建築用としては
向ける場所がなかったのかと思われる。

折角だから、木材倉庫のパーテーションの壁面の一部に張ろうと思う。
昔からやっている材木屋には大概、このように使えそうで使えないデッドストック材が
少しは眠っていることが多いかと思う。






こちらの杉板(腰板用、天井板用)も水害時に木口より水を吸って染みがついているので
販売できない材
そして、木目や色、木味など特に芸もなく・・・
どう張ったらいいかなぁと検討中
張ってから、あり得ない色を塗るとか・・
まぁいづれにしても、自社の建物に使用する時は
不良在庫などを実験的に、こう張ったらどう見えるだろう?皆さんの反応は?
といままでやってきた。
ダメだと思われている材が意外に良く見えたりして
工務店さんにこういった材は他にないかと聞かれる事もあるが・・
どの過程でも皆さん良材と言われる材の生産を目指し努力しているので
なかなか異端で不良な材など、探しても出てこないのだけど。。。

これらはダサく見える可能性大だが
着色して変化させるか・・
仮に失敗しても、そういった事はお客様のところではやってはいけないという事がわかるし
御来店いただく工務店さんなどにもダメなサンプルとして見ていただけるので
それでいいのかと思っている。
(ダサいのは嫌だけどね・・)




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41444
DIYで駐車場案内看板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/notice/38706/ Mon, 24 Mar 2025 23:33:46 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38706 🅿 MUKU-DATA  杉板に屋外用水性ペンキ DIY 先週の祝日と日曜日は木材倉庫の駐車場案内看板を作成した。🅿の看板をホームセンター等で購入すればそれで済む話なんだけど何だかあじけないので作ったら?の意見でその気に…

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🅿 MUKU-DATA  杉板に屋外用水性ペンキ DIY

先週の祝日と日曜日は木材倉庫の駐車場案内看板を作成した。
🅿の看板をホームセンター等で購入すれば
それで済む話なんだけど
何だかあじけないので作ったら?の意見でその気になってやってみた。

先日杉の端材で作った整理棚もそうだが
この年になってDIY(=おじさんの頃は「日曜大工」と言っていた)を
やるとは思っていなかったが
何かを考えて物として出来上がる、完成させるDIYでの充足感は
何だか癖になりそうだ。

調子にのって今後作り過ぎに注意しなきゃ だな。。。




浮造りのかかった杉板(腰板)に塗料で塗りつぶす木目の感じは何だか新鮮

カレンダーの山セ文字をカッターで切り抜いてステンシルプレート代わりに
やってみるも・・・


うわぁぁぁ💦💦  あちゃ~😵
何事も経験、紙が薄いと滲んでしまうーーーーー
修正修正💦




だれも気にはしないと思うが、この板の入り込んだこの部分の木目に
拘っている。
この部分は塗らずに書かずに見えた状態にしておこうと。。
小さ過ぎる拘り💦



わぁ~い 完成だぁ~
表の駐車場は狭いので、いっぱいの時、運転が苦手の方は
奥の駐車場をご利用くださいませ。
裏からの入り口も作らなきゃなんだけど天然乾燥中の材が多くあるので
もう少し先の話になりそうです。
お隣さんが畑をやっているので
畑の中は入らないように気を付けてくださいね。





追記:2025 3/26

🅿の看板は杭木に打ち付け、地面に打ち込む予定だったが
転圧された砂利で中へ打ち込むことができず
芯部分が朽ちて半割になった欅の丸太に取付けて置く形に変更した。
材木屋ぽくてこれもありか・・

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38706
瑞峯院 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-room/38070/ Mon, 06 Jan 2025 23:45:08 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38070 ■ MUKU-DATA  瑞峯院 独座庭 孤篷庵へは行った事がなかったので向かうも、やはり非公開多くの塔頭は特別公開期間以外は非公開となっているが、西の端まで行った事で今宮門前通りに面した高桐院脇の瓦土塀を見れたのはよか…

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■ MUKU-DATA  瑞峯院 独座庭

孤篷庵へは行った事がなかったので向かうも、やはり非公開
多くの塔頭は特別公開期間以外は非公開となっているが、
西の端まで行った事で今宮門前通りに面した高桐院脇の瓦土塀を見れたのはよかった。  大徳寺境内図

いづれも何度か見てはいるが大仙院と瑞峯院を拝観してきた。
瑞峯院は玄関を入ってすぐの廊下板にブビンガ巾広一枚板が3枚使われていて
はじめてみた時はびっくりした。
寺院にブビンガかぁ・・なかなか・・ それもありかぁ・・
重森三玲(独座庭、閑眠庭)の作庭した庭が有名なようだが
どうしてもそこで使われる材へ目がいってしまうのは職業柄しょうがない。

以前は特別に平成待庵など見せていただいた事がある
方丈の天井の巾の違った柾目板も、これはこれでいいものだなぁと
新たな気づきがあった。
長く大切に使い込まれてきた木材は、やはり美しい。










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38070
謹賀新年 2025年 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/notice/38001/ Wed, 01 Jan 2025 06:27:28 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38001 新年あけましておめでとうございます。 今年も皆様にとって良い一年でありますように・・・  本年も宜しくお願いいたします。 令和7年(2025年)  元旦

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新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとって良い一年でありますように・・・ 


本年も宜しくお願いいたします。


令和7年(2025年)  元旦







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38001
既存を活かし、和風に戻す https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-remodeling/36038/ Mon, 03 Jun 2024 23:48:26 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36038 ■ MUKU-DATA  床:桧 節あり108x15mm 新潟市秋葉区T様 1月の地震で建物が少し傾き、床の傾斜を緩和する工事を行った。基礎から直すには予算がかかり過ぎるので既存のフローリングの上に段差調整しながら下地を…

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 MUKU-DATA  床:桧 節あり108x15mm 新潟市秋葉区T様

1月の地震で建物が少し傾き、床の傾斜を緩和する工事を行った。
基礎から直すには予算がかかり過ぎるので
既存のフローリングの上に段差調整しながら下地を整えてから
新たに縁甲板を張る作業となった。
真壁造りの和室は敷居が廊下面より50mm程度高くなっている事が多いので
この段差を利用して出来る範囲で下地調整を行い仕上げ床を張った。

既存で張られていた床材は過去にこういった和風廊下に多用された
突板柾目のフローリング
突板を張った合板部分が経年劣化で剥離して
歩行の際にふにゃふにゃする箇所が生じてくる。
これは地震とは関係なくてそろそろ合板の寿命、張替え時のサインでもある。
一部既存床を剥がして下地に問題ない事を確認後、増し張りを行う。
今度は合板の剥離がないように無垢のフローリングをお勧めした。

既存の玄関屋根は入母屋セイガイ造り、玄関の天井は突板ではあるが
格天井が貼られてあるのでその佇まいから本来は松等の無垢の縁甲板が
望ましいのだろうが、なかなか手頃な縁甲板も少ないことから
桧の節あり、半艶のウレタン塗装品を使う事になった。
無塗装の方が一層全体の雰囲気に馴染むのかとは思うが
メンテナンス等を考えるとウレタン塗装の方が手間いらず
ご年配の方は特にウレタン塗装を選ばれる事も多い。
廊下の張替えでは時々使っている桧のウレタン塗装済みフローリングでもある。

和室真壁から大壁へ、また畳間をフローリングへの張替えは
よくあるリフォーム工事のパターンではあるが
ここでは一度リフォームされて大壁風になっていた玄関廻りを
既存の佇まいから再度、腰板など使い、玄関廻りの全体の雰囲気に合うように
真壁へ戻すリフォームとした。

この壁面に腰板を使うだけで、随分と和風の風格が出てくるものだと
改めて素材の持っているイメージや力を感じた。

リフォーム工事中に気になっていた青いタイル
当時の建物で、玄関式台の下の立上り部分にポイントして青のタイルを入れるって、なかなか目にしないよなぁ・・
玄関袖壁の一部にも差し色として同じ青のタイルが使われている。
これ作った人、ちょっとした遊び心があったんだろうなぁ・・
キレイな青だなぁ・・と思って聞いてみたら
ご主人の先代がタイル職人だったそうで。。

なるほどなぁ・・・





before




after

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36038
神代杉 腰板 何故に▰▰▰? https://shibataya-mokuzaisouko.jp/jindaiboku/35850/ Wed, 15 May 2024 23:17:00 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=35850 ▰ MUKU-DATA  神代杉 腰板 t12mm  約、平行四辺形に作られた神代杉の腰板その台形のフレームに囲われた木目を見ると右上に動きのある杢がありその他部分はほぼ流れるような柾目となっている。 例えば、腰板に使う…

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 MUKU-DATA  神代杉 腰板 t12mm 

約、平行四辺形に作られた神代杉の腰板
その台形のフレームに囲われた木目を見ると右上に動きのある杢があり
その他部分はほぼ流れるような柾目となっている。

例えば、腰板に使う為に直角で縦部分を平行にカットするとなると
右上の杢のある部分が半分以上切り落とさなければいけない事になる。
この板の要の部分でもある右上の杢目。

丸太の都合上、どこをどう見せるのか?製材する際に随分と悩んだ事だろう。。
平行四辺形で使えば、何とかこの部分の杢は活かすことが可能となるのだが・・
果たして、、
腰板を平行四辺形で貼ってもいいのだろうか?
良い悪いは基本的にはないのかと思うが、かつて腰板で斜めに貼ったところを
見たことはない。
床板であれば台形を使いながら無駄なく張られてある広縁は
どこかで見たような記憶がある。

右上の杢宇宙からの流れるような柾目
自然が作った曲線を一枚のフレームの中でアンバランスに落しこまれてある。
一般的であるなら柾目なら真っ直ぐに端正に上下通った柾目
杢ならば全体のバランスを見てフレームの中心にくるように木取りする事だろう。。
これは素材的に製材時にどうしようもなく苦肉の策で製材されたものと
思われるが、そのアンバランスさ、微妙な違和感はどこか心地良さを感じてしまう。
それはまず見ない木取り製材の為なのか・・・ 
好きなタイプの全体のバランスでもある。

腰板を直角で平行で貼らなきゃいけないというルールもない事だし
右上の杢を活かして使ってあげようかと思う。
それを見た人は何故に平行四辺形で貼ったのか?
それは、この右上の杢目を活かす為だから・・と気づいていただければ
更にそこで使われた意味合いは高まることだろう。



赤は直角を出して平行にカットする場合
(右上の肝心な杢部分をカットしなきゃいけなくなる)
白は平行四辺形で腰板や床を貼った場合のイメージ




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35850
杉 腰板  https://shibataya-mokuzaisouko.jp/muku-naisouzai/35790/ Sat, 11 May 2024 03:14:31 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=35790 ■ MUKU-DATA  秋田杉 赤 腰板 910×460 t7mm 浮造りのかかってある二分三(ニブサン=2分3厘=7mm程度)以前、秋田の銘木市場で昔の良材で杢の良いものが出ていたので買っておいたものです。3尺の1.…

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 MUKU-DATA  秋田杉 赤 腰板 910×460 t7mm

浮造りのかかってある二分三(ニブサン=2分3厘=7mm程度)
以前、秋田の銘木市場で昔の良材で杢の良いものが出ていたので
買っておいたものです。
3尺の1.6尺あるので腰板でもいいですし、3尺間の天井などに向けてもいいかと思います。
現在リフォーム中の現場で
真壁造りの純和風住宅、玄関は格天井、12尺間口の玄関を入り
正面の向かって左が6尺廊下で奥まで続き、右半分は長押の回っている壁面となっている。
その玄関の正面右側に見える壁に腰板を使う事にした。
現状1回リフォームされた際にその壁と更に右奥に6尺の壁があるが
大壁クロスになっている。
1月の地震で壁が押されてクロスに亀裂が入り壁が出っ張ってしまっているので
その部分の壁の補修となる。

玄関を入って正面に直ぐ見える6尺部分は
A(共木2枚)Aと似たようなA’(共木2枚)を交互に並べ4枚使用
玄関から見えないその壁に続く奥の壁6尺はB(共木4枚)使用する事に。
いづれも真壁に戻すので、内法寸方は5尺6寸
巾1.6尺の板巾を1.4尺で落して4枚で5尺6寸の1組となる。
赤の線は、どこで切り落とすかを検討
やみくもにただ単に長さや巾を切り落としてしまっては
アンバランスになってしまう事もある。

本来こういった現場での造作は大工さんのセンス、好みに拠るところが多いが
今回は仕事を受けている責任もありますし
張り方で見え方も決まるので良く見えるように検討して
この位置でのカットを大工さんにお願いした。

AとA’は似たような木目で杢の動きのあるもの
一般的には和風住宅では動きのある木目の方が好まれる事が多いし分かり易い。
Bは玄関を離れて洗面、トイレ付近の続きの腰板として
木目の動きの少ないものを敢えて選択した。

12尺と通して張る腰板ではあるが
玄関側(強)と洗面トイレ側(弱)を意図的に強弱をつけて使う事にした。
A・A’とBでは A・A’の方が3割ほど枚単価は高くなる。
態勢に影響がない程度の金額ではあるが全部同じような木目を通すより
玄関側に動きのある杢の腰板を使った方が「玄関」と「手洗い」部分が
違うという事の見え方や効果もあるのではなかろうか・・

予算はいくらでもいいので、全て最上級の上杢の共木で
と依頼されたとしても
果たして張りあがり、見え方は、どちらが良く見えるのか?
全てに良いものを使ったからといって、決して良く見える訳ではない事は
和風に限らず、今どきの家でもそうだろうし
家以外の事でも同じことが言えるのは皆さんご経験された事があるかと思う。

なんといっても、
あまりみんなの目に留まらないような材木を安く仕入れ
アイディアとセンスでどこにもないような物が出来上がり
全体がとってもイイ感じに仕上がった時の喜びはひとしおかと思う。
費用対効果最高!!出来上がり抜群!!
普請道楽って言葉が昔はあったが
きっとこういった感動経験から普請好きになっていくのかもしれないなぁ・・・





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良い木って何だろう・・・? 杉柾を見ながら思うこと https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/34614/ Fri, 02 Feb 2024 23:49:32 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34614 ■ MUKU-DATA  杉 柾目 浮造り仕上げ 1000×460 t12mm  もしも、自分が家を建てるのであればこの材はこういったところに使ってみたいなぁ・・って毎日材木を触りながら想像している。 見た目、質感、雰囲…

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 MUKU-DATA  杉 柾目 浮造り仕上げ 1000×460 t12mm 

もしも、自分が家を建てるのであれば
この材はこういったところに使ってみたいなぁ・・って
毎日材木を触りながら想像している。

見た目、質感、雰囲気、サイズ、色、形、価格、見せ方、使い方、納まり、
組合せ、材質、癖、状態、・・・・・・
木は何十通りも検討箇所がある。
欠点を探し出したらキリがない。。考え出したらキリがない。。
終わりの見えない素材が材木の魅力の一つとも言える。
正解はない。

写真の杉柾の浮造り板は、腰板として作られたもの。
柾目の浮造りの腰板自体そう多くは目にしないけど・・
(きっと大きな杉丸太を挽いてみたら板目部分に何らかの欠点があり
板目部分が使えなかったので両サイドの柾も腰板に仕立てたのかもしれない。。
否、板目部分は2尺巾で木取りして両サイドの柾目もついでに浮造りをかけたか・・)

柾目と言えば元から末まで真っ直ぐに線の通ったものが一般的には良しとされる。
(根元部分を外した2の玉からの柾取りとなる)
この板は根元付近の根曲がり部分の柾から立上り曲線を描いている。
しかも点々と葉節が入っている。
「ハイ、柾板です」と言ってもプロの目には見向きもされないだろう。。
材木屋のこうでなきゃいけない、柾目はこうでなきゃ柾と言わないという
今まで積み上げられてきたプロの視点かと思う。

よくぞ、こんな柾目で浮造りをかけていただきましたと
数年前に市場で買っていたもの。
プロから見たらあり得んでしょ?この曲りの柾・・
もう決して市場でこういった物が出る事はないのかもしれないし・・
否、次世代の傾いた若者が挽く製材所が残る事ができるのであれば
こういったおかしな材が市場に並んで違った意味で華やかになる事も
あるのかもしれない。。( 望んでいるのだが・・・ )
(望む・・自分でやればいいのか・・・ 迷木市場を・・
珍木、迷木市場があったら面白いだろうなぁ・・
少しは日本の林業に貢献できるかもしれない・・
そんな事より、何より楽しいよね! アイディア満載、木の可能性はどんどん想像を超えていく・・
求む:全国の珍木、迷木好き  だな)

この板は腰板用として作られたが和室畳の前室の板の間の床として使用する事になっている。
畳1帖分なので共木の板を4枚並べて貼る。
白太の見え方も面白くなるだろう。。
どのように並べるかで見え方も随分と印象は違ってくる。
あとは施主さん、建築家さん、現場監督さんで相談して
リビングから障子を開けて畳間へ入る前の前室の板の間の床の木取りを
していただければと思う。

良材の価値観って何なんでしょうね・・・?

この板、年輪の色のグラデーションも面白いよね。。
その年に何か気候変動など環境の変化があったのかなぁ・・?
根曲がりの曲線も良いよね・・躍動感を感じる。
杉の大木が大地にしっかりと踏ん張って生きてきた断片を垣間見、立っていた時の事を想像できる。
葉節も何だかいい。隠さずに素顔、
欠点を隠すともっともっと上塗りしなきゃいけないよね。。剥がれて見えた時は
残念な気持ちになってしまう。
いいんだよね、そのままで。そのまま葉節があることがあなた自身の本来の顔
愛おしくさえ思えてくる。

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