■ MUKU-DATA 杉 AD(自然乾燥)造作材 製材
写真は杉の造作材、厚みはよくある30mm、35mm、45mm等ではなく
65mmだったり、80mmだったり・・
製材所を営んでいる方であれば
例えば4m 300×70mmとか、2.5m 170×90mmとか
杉の造作材である程度乾燥して節の無いものを作るのは
生材であったら可能であろうが、ある程度乾燥していて
造作材として使っても支障ないものとなると材の手配は難しいと感じるだろう。
予め、厚盤として製材したものを
いつ?どんなサイズか分からない要望に対して事前に備えて乾燥させておかなければ
こういった材の要望が来た際に対応はできない。
問屋さんたちに聞くと杉の特注サイズの造作材が挽ける工場は
全国的にも殆どなくなったらしい。
桧材に関してはまだ何社かあるらしいが・・
杉の特寸となると頼むところが皆無な状態とのこと。
いつ、どんな寸法のものが出るか分かならいものを
いつまでもストックしておけないし、挙句に単価は安いとなれば
そりゃ、やってられないとなるだろう。
たまたま弊社に厚盤のストック材が少量あったので
今回はご要望にお応えできたのだが・・
昨日、製材時に出てくる端木端(チップ用)を持って行ったら
そのチップ工場は今日で会社をたたむらしい。
えぇぇーーーーっ だ。
製材時の木端を今後どこが引き取ってくれるのか
新たに探さなければならない。
数年前に、帯鋸の目立てを急に止められた際も
新たに目立てしてくれる工場を探すのに一苦労した。
零細製材工場を取り巻く環境は常にそんな状態で
みなさんギリギリの環境で何とか成り立っている。
そういった細かな造作材や要望に応える事ができなくなり
そういった材の供給ができなくなったとしても
既製品の木材を使いながら別な方法で納まりを考え作ることは可能かとは思う。
どこも一様に画一的な造作になっていくのだろうけど。。
世の中は必要がなくなったものは自然と淘汰されていく。
仮に必要だったとしても需要が少なければ継続することはできなくなる。
需要が少なくなったとしても本当に必要なものは
もしかして少しは残るかもしれない。
もし、地域の小さな製材所がなくなったとしたら・・・?
後継ぎの問題、技術の継承、弊社も今後の課題は山積みの中
日々の業務に追われ対策できずに過ぎていく。
小さな製材工場だけど、製材業はずっと続けたいとは思っているのだが・・
どなたか製材をやってみたいと思う人はいないだろうか?
丸太を製材機に載せて、必要な部材へ割っていく。
量産工場での機械の補助的要因ではなく
目利き、技術が製材された材に反映される製材。
ただ単に挽けばいい訳ではなく
それぞれの現場で使われる為に必要な木の特性と使われ方を理解して
それに見合う材を作っていく必要がある。
建築材であれば建築の事、
家具材であれば家具の事、
ある程度はその木材がどんな使われ方をするのかを理解していないと
適材は製材できない。
製材できるって事は、木に関して実は多くの知識と経験が備わり
成り立っている。
木に関して本当の意味でのプロフェッショナルと言える。
いよいよやりたい人が表れないようであれば
自分がやるかとも考えている。
じーさん(初代創業者) 今の状況どう思う?
(天国のじーさんに時々聞いてみる)





■ MUKU-DATA 杉 造作材 天然乾燥材
半年から1年ほど立て掛け天然乾燥させた杉の節のない役物(上小節~無節)を
巾、厚みを揃えて再製材して直ぐに使えるよう整えています。
40cmほどの径の丸太から製材したものですので
150mm巾程度までは主には白、巾が大きくなるにつれて赤身部分が増してきます。
建築当初、造作の色を揃えたい気持ちは分かりますが
杉の赤白も10年もすれば赤と白の境界も分かり辛くなり全体に色がぼやけて
調和が取れてきます。
年月と共に経年変化して時が経てば経つほど木の良さ、本物の良さを実感できるかと思います。
外から入ってくる陽射しを吸収し適度に和らげてくれて
質感は御存知の通り、人に優しいです。
35年間、毎日、木材を見て触っていますが、
その気持ちは変わらず、歳と共にいまだに木に対して新たな発見があります。
どうか室内の中に本物の木を使っていただければと・・・
人は少しは優しくなれるのでなかろうか・・とも思います。







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■ MUKU-DATA 新発田屋 本社製材工場 10/10(木) 朝
今朝の工場の様子です。
急に涼しくなって夜は少し肌寒いほどでした。
10月中旬ですからねぇ・・
数軒の工務店さんから注文いただいた造作材を作っています。
量は多くはありませんが、それぞれの物件に必要な無垢材です。
これが日常の弊社の仕事です。
今はどちらかというと特殊な造作材を挽いている事が多いです。
構造材は人工乾燥が必須ですので(それに必要な設備もないので)
大手メーカーよりアッセンブルされプレカット工場へ直送しています。
(今は全国の殆どの材木店はそのような流れになっています)
杉丸太から赤身の外壁材(下見板)を挽いて側の部分で
上小節~無節の造作材を取り、暗所に立て掛け天然乾燥しています。
桧の丸太も良いものがあれば少しですが、板挽きして同じように
天然乾燥を行っています。
この建築の造作材と木材倉庫にある特殊な一枚板類販売を主な仕事として
日常行っています。
毎日毎日、同じような事をやっているようですが
それぞれに異なる特別なサイズですし、同じ材種であっても
木は個体差があり、全てが違っています。
今朝、新聞を見ていたら
『知之者不如好之者、好之者不如楽之者』
(これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)
孔子の論語だそうです。
四文字熟語とか諺とか論語も大の苦手で座右の銘ももちろんなく・・
全く覚える気持ちにならないのですが(小さな頃の学習の影響かと)
無駄のない真意をつく言葉だなぁと思いました。
知識があってもそれを好きな人にはかなわないし
好きという事は共通でも、それを楽しんでいる人には及ばない。。
好きな事を楽しんでやるって事が最強!
昨夜も若い人と話す(逆に遊んでもらっている)機会があったのですが
心の底からドキドキワクワクすること、やりたいね、やろうよ!って。
いつもと変わらない日常かもしれないけど
心の持ちようでエキサイティングな一日を過ごすことができるのかと思う。
全ては自分次第だよね。。
50半ばを過ぎて、最近そんな事ばっかり思って
やりたかった事を少しづつ実行している。












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■ MUKU-DATA 杉 造作材 新発田屋 製材工場
大工さんが削って仕上げる前段階で、工場で杉の造作材を作っている風景です。
なんて事はない普段から行っている日常業務の一コマなのですが
作り方、作る過程がキレイだなぁと思って写真に納めました。
各部屋の部材ごとに色合わせ、木目合わせを行っている事が
この作業風景で見えてきます。
また、仕事の効率も考えて整理整頓しながら行っているのも感じますし
そこから性格も見えてきます。(手前味噌で恐縮ですが。。)
常々本人が口にしていますが、
自社で製材して出すものには絶対に返品のないように。。
仕事に対しての誇りとプライドを感じます。
製材していると、まぁこれ位はしょうがないかなぁ・・木だし・・
って思う事は沢山あります。
許容範囲は人それぞれですがそれが狭く高いのかと思います。
出来上がったものが間違いなくキレイでしっかりと考えられてある。
というのは、それを作る過程を見ても
同じように思考整理されて美しく映る。
材木屋に限った事ではなく、色んな業種で同じ場面があるのでしょうね。






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■ MUKU-DATA タモ集成材 t20mm 再割りして造作材へ
写真のようにブロック状に木材が積層され
長さ4.2m 巾500/600mm 厚20/25/30/35mmとして作られた板を
私たちの業界では、集成材、フリー板、積層材などと言っている。
巾ハギ材は長さ方向の繋ぎ材がなく巾方向だけを繋げたもの
集成材フリー板での材種は、主にはメルクシパイン(その他パイン系)、
ゴム、タモ、杉などが多いが
最近アカシアなども目にする。
スポット品としては過去にウォールナット、チーク、欅なども見たことがある。
比較的安めで使い勝手がいい事から(フリー板という名が付けられたように)
業界に使われ始めてから、長く支持されている木質系素材の一つかと思う。
工務店さんからタモ集成造作材の依頼を受け、加工を行った。
窓枠や棚板など先ず必要となる部材を木取りするのに
厚み20mmで500mm巾、600mm巾を用意する。
このフリー板からなるべく無駄のなく歩留まりが上がるように必要部材を木取りをする。
仕上がった集成材とはいうものの、
細かな無垢材の集合体なので、多少の反りは出ているので
反りを製材機で修正して、仕上げサイズの6~10mm増しで製材
長さも指定サイズにカットする。
ブログの写真はここまでの木取りを終えた段階で
その後、プレナー掛けを行ない、サンダー仕上げをして
必要に応じて面取り加工を行う。
(フリー板の時は完全には表面は仕上がっていないのでサンダーをかけた方が良い)
完全に仕上げた状態なので、配送時や現場保管時に傷つくといけないので
段ボールで梱包して、出荷となる。
ここ5~6年、こちらの方で最後まで加工して現場では大工さんが
取付けだけ行える状態で出荷して欲しいという要望が増えてきた。
以前は材木屋の仕事は、木取り製材までで、最終加工は大工さんが
作業場で材の癖を見ながら仕上げるというのが一般的だったのだが
職人不足や現場での作業効率を早める為、
また作業場や万能機等をもっていない大工さんが増えた事で
こうした業況になっているかと思う。
集成材とはいいつつも木は癖があるし
実際に現場で取り付けるのは大工さんなので大工さんが加工できるのであれば
それに越したことはない。
材木屋が造作材加工を行う際は、ある程度の建築知識と
現場でどのように大工さんが取付けるのかという勝手を知っていないと
こういった造作材の加工は難しいし、
仮に知識がなかったとしたら、加工指示書は詳細の指示が必要になってくる。
弊社は無垢材、一枚板のイメージがあるかもしれないが
工務店さんの作る現場への資材供給も行わせていただいているので
意外とこういった集成フリー板の納品も多い。
集成材で言えば、階段材などは頻繁にこのブロック状になった積層材を
納品させていただいている。
時々このブログでも書いているが集成フリー板は
便利で使い勝手のいい素材かと思うし、否定はしていない。
集成材を使いつつ、要の部分に一枚板など使分けていくと
強弱が出て、全て無垢材オンリーよりも更に本物の一枚板が映えて見える事もある。
要は使い方、設計者の限られた予算内での予算配分と強弱、材の配置など
そういった部分も大きいのかと思う。
材木屋はこうやって裏方で1棟1棟、更に良くなるように・・・と
思いながら作業を行っている。
まぁ、材木屋に限らず、大工、左官、建具屋、屋根屋に板金屋、設備屋その他
住まいの現場に携わる職人さんたちも同じ想いで手を動かしているかと思う。








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■ MUKU-DATA 杉 枠材 t30mm 無節、上小節 AD材
先日書いた杉の造作材が溜まってきた件、
早速、ある程度まとめて出荷する事にした。
ある意味、処分である。
杉は赤身の外壁をメインに製材するので丸太の側の節の少ない白太部分が溜まってくる。
最近、杉の造作材が思うように出ていかないのでどんどん溜まってきていて
元々コンパクトな製材工場なので置き場もなくなってきた。
いままでは杉の造作材は邸別での注文で長さ、巾、厚みはまちまち
なので弊社の側取りした枠材は160mmもあれば170mmもある。
注文に応じて155mm 165mmと巾決めして長さをカットして出荷していた。
しかし、まとめて一括販売となると
150mmは150mm、180mmは180mm、4m材
サイズをキッチリと揃えなくてはいけない。
節、面、オーバーサイズ、カスリ、赤身部分が黒いもの、木目の通り・・・
仕分け作業は当然厳しくなる。
4m 150×30mm 1mmでも寸足らずならアウト、
少し面が付けばアウト
色が悪いとアウト
木目が真ん中に通っていないとアウト
製品とは、そういうものである。
文句のつけようのない、つっこみどころのない、均一な90点以上が
製品として流通して、返品なくストレスなくスムーズに流れていく。
売る方も中間業者もそっちの方がいちいち説明しなくてもいいから簡単だしね
(歩留り下がるし、資源の無駄ではあるんだけど、、そういうもんだよね)
170mm、もしくは200mmの面付きは面を落し150mmと180mmへ
仕分け作業をしながら両側を再製材してから出荷した。
尚且つ、一応厳しい目で仕分けしたつもりだが
先方の目で見てダメなものがあれば返品してねとも付け加えておいた。
製材後、立て掛けある程度まで天然乾燥した後に、桟入れして寝かせる。
品質の管理は製材工場の中では良い方かと思う。
当たり前だ、うちらはその道うん十年のプロの材木屋である。
AIではなく、経験値による材木屋の目と手に拠るものである。
しかし大型工場でほぼ自動機械によって量産される節のあるものからないものまで
混ぜこぜになった間柱のなどの下地材と
同じかそれ以下の単価という悲しい現実がある。
これじゃぁ若い製材所の目利きも育たないし、小さな製材所が
次の世代へと繋がる意味もなくなるのは当然だなぁ・・とも思う。
何の材料にするか?
何を挽くか?
に未来を見出していくしかないのかな・・(小手先の事ではなくて)
ガンバレ全国の弱小零細製材工場!!






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■ MUKU-DATA ビーチ、ホワイトオーク 造作材
日常業務の一つに造作材という住まいの中で使う部材を製材している。
部材としてはあまり目立たない部分かとは思うが
脇役、大切な名脇役として住宅の中の要所要所で活躍する部材でもある。
今朝、作られていた部材は、玄関の上り框と枠材
框と言えば15年ほど前までは、玄関の顔で
サイズは主には150×90mm/105mm程度が多かった。
年々細くなり玄関框に関してはフローリングの実を削り、フローリング材だけで
納める現場も時々目にする。
床材としては今もオーク材が主流なので床に合せて框など同じオーク材の要望が多い。
床合せの延長で、階段吹抜け周りの床見切り材などもある。
何度も書いているが、このホワイトオーク材は癖が強くて
細かな材になると製材で挽き割ると弓形に曲がることも多い扱い辛い材種の一つ。
価格は扱い始めた10年ほど前の4倍となり今やウォールナット材と同等
モノによってはそれ以上の高級材へとなってしまった。
楢やホワイトオーク材は、硬さなど確かに床材としては優れていて適材かと思うし
薄めの色合いは部屋をコーディネートする際にはやり易い素材と色かと思う。
SNSなどで室内を見ているとやはりナラやホワイトオーク材などが貼られている室内が目立つが
時々、濃いめのウォールナットやチーク材など見かけると
逆に今は新鮮に見えたりする。
ホワイトオーク材の高騰で、家具業界も建築業界もホワイトからレッドオークへ
かなり移行されたが(=価格的にホワイトオークは使えない)
やはり色合いが違うので見た感じはホワイトとは違って見える。
家具メーカーで材種:オークのみの記載は近年レッドオークの事も多いので
その点は良く確認するなどした方がいいかと思う。
着色するのであれば、レッドオークでも許容できるのかと思う。
長尺材の在庫が少なくなってきたので昨日、明細を取り寄せ発注したが
ホワイトオークとしては過去最高金額での㎥単価となってしまって
昔の単価を知る者としては正直辛い。。。(Wオークでこんな金額すんの!?的な)
ビーチ材は2年前から扱っているが、
主には家具材などの需要が多いが建築部材としても使っていただいている。
問題は3m以上、建築で使われる2間、3.65m材がない事。
これはなかなか建築では普及し辛い要因でもある。
価格はここのところの為替の関係で1~2年前の2~3割高といったところだが
オーク材に比べれば、まだまだ安い。
メーカーには3.65m、4m材を作って欲しいと思うのだが。。。
こう輸入材が高くなると、国産広葉樹で何か適材はないものか?と
探してはいるが、
国産広葉樹といえば、主には家具材が多いので2.2m材など短材が多く
やはり建築資材としては不向きである。
建築の中では造作でもどうしても繋げたくない箇所、
1本で通した方が後々支障が少なく使えそうな箇所が多くあるので
造作材となると真っ直ぐ、高く上へと伸びる針葉樹の方が適材となってくる。
新潟では無垢フローリングを貼られる現場を多く目にするし
当たり前のように使われているが
脇役としての造作に目をやると、塩ビシートであったり
集成材であったりと工業製品が使われている事がまだ多い。
木が経年変化して深みを増したものへと変わると同時に
脇役である造作材も同じように変化していってもらいたいと思う。
コスト、手間、工期、・・・・
作る側の計画・提案に拠るところが大きい部材が造作材とも言える。
10年後、20年後、家は経年劣化するのではなく
全体として変化、深化してそこに暮らす人たちの独自な空間になって欲しいと願う。









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■ MUKU-DATA 杉 上小・無地 30/36/40mm 4m 天然乾燥材
杉の側取りした節の少ない上小節~無節の造作材が溜まってきました。
赤身の外壁材を製材している為、ある程度の大きさの丸太を挽きますので
赤身を外した部分の源平(=赤白)と白の部分の節の少ない板が
どうしても出てきます。
その部分は通常は室内で使う枠材や格子材などの造作材として使えるものですが
粗木から加工するひと手間が必要になる為に
最近では室内の造作材は集成材などが使われる事が多いようです。
現場での職人不足と工期がない事などもきっと関係しているのでしょう。。
さて、溜まりに溜まった源平や白木の造作ですが、
何かいい活用方法はないでしょうか?
丸太から製材していきますので
必要な厚みの板には挽ける訳で、今までは造作材として需要が見込める
20mm/25mm/30mm/35mm/40mm その他厚物に
仕上がられるように5mm増しに製材して立て掛けして天然乾燥
物件ごとに必要なサイズで再割して大工さんの元へバトンタッチしていた訳ですが、
例えば12mmの白木厳選の羽目板用原板であれば18mm程度に製材すれば良いでしょうし、
家具用として、必要であればそのサイズに製材して天乾する事も可能です。
尤も、木の家での造作材も無垢の木で作れる事が一番いいのでしょうけど・・
杉は御承知の通り柔らかい木ですが、その質感は優しい気持ちにさせてくれます。
岐阜の市場なんか行くと、広葉樹倉庫と杉中心の針葉樹倉庫があるのですが
競りの際の様子も広葉樹倉庫ではガツガツイケイケなんだけど
針葉樹倉庫ではふんわりやんわりした感じで明らかに場の違いを感じます。
杉ってそんな優しく包み込む効果があるんですよね。
まさに杉並木の林道を走っている時に感じるあの静かな感覚です。
丸太の断面を見ていただくとわかるかと思いますが
板挽きした際の辺材付近は白、中間は赤白(源平)、芯に近くなると赤
同じ1本の丸太から色の違ったものが出来てきます。
造作材をある程度、白でまとめる事も可能です。(巾が広くなるとどうしても赤身が入りますが)
そこに柾目、板目、追い柾目、など木目なども併せて使い分けると
とっても面白い空間ができるのかもしれません。
あとは思う事は樹齢
例えば 300x300x30mmの同じ大きさの板で
樹齢30~40年と杉と、樹齢80年の杉では全然見え方が違うんです。
凄いなぁ・・木って!って皆さんが感動したり崇高なものに見えたりする木は
大概は100年、200年と高樹齢の木に反応されている事が多いです。
このこと、前々から試して見たかったんですけど
例えば保育園なんかの部屋で親御さんと同じような30年程度の杉を張った部屋
おじちゃんおばあちゃんみたいな80年生を張った部屋
そして人の寿命を越える200年、300年という杉を張った部屋
子供たちはどんな行動を起こしそこでどんな感じで過ごすのだろう・・?
って。。
これはきっと皆さんが想像するような結果になるのではなかろうか・・
って私自身も思っているのです。
子供は素直、杉の木も素直で正直・・
杉一つとってもあらゆる角度からみると使い方で広がっていく訳で
そこが自然素材ならではの良さ、効果、力、だと思うんです。
適材適所、下地材になって隠れて縁の下の力持ちになるのも悪くないけど
造作材に適しているこれらの杉たち、何とか皆さんの知恵で活用いただければ
もっと林業、製材業、建築業を含めてみんなが良くなると思うんだけどなぁ・・・
どうですかねぇ・・ お願いと希望かな・・




















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■ MUKU-DATA アサメラ 2.5m 395mm 厚32mm
現状、片面のみプレナー掛けしているアサメラの天然乾燥材となります。
木裏面を削ると仕上がりは30mm弱
ある程度巾があって厚みの薄い無垢材は少ないので
建築の中での部材としては使える部分は多いのかと思います。
例えば、飾り棚の棚板として、テレビボードとして、
対面キッチンのカウンター材、
玄関廻りのカウンター材として、
2枚接げば2.5mのテーブルにも使えます。
チークに似た色も主張し過ぎずにどんな床材や壁の色にも
違和感なくすんなりと納まりそうです。
一枚使うだけでも費用対効果抜群ですので
是非、本物に木、木材を使っていただければと思います。





■ MUKU-DATA W.D.Wさんの階段廻り
あの神代欅の反りと厚みを調整する際に再度製材した端木端(はじこば)は
ここに使われたんですねぇ!
自然に縮んでいった凹凸が良い感じでした。
樟の耳を落した辺材は階段笠木に使われていました。
楓の耳付きは階段手摺に。。。
天然木のままの形を活かしてそのまま使っているのが新鮮に見えます。
意図的に天然の形を作るのはとても難しい事だというのは
日頃、製材された直角になっいる材を、天然木風に加工して欲しいの依頼で
それっぽく見えるように加工するのですが
天然木の微妙な曲線や荒々しさなど再現する事が難しいのは身に染みています。
一般的な住宅建築では先ずあり得ない加工しないラフさが
より印象的な見え方になっているのでしょうね。
時に大胆に、加工しない、バサッとざっくり使う
なかなか出来そうでできないですよね。
倉庫やガレージ、作業場だからやれることかもしれませんが
住宅の中にあったら、どう見えるのかなぁ・・と気になります。









