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■ MUKU-DATA 原清さんのお盆 原清漆芸展
数年前に木工芸を含む美術品全般に好きなお客様から
原清さんのことを教えてもらい、栗の小さめ(25cmほど)のお盆を一枚購入して
木材倉庫で普段使いしている。
4年使ったけど、全然傷むことなく少しエイジングされていい風味に変化し始めてきたところ。
4年に一度ギャラリー栗本さんで、原清さんの個展が開かれるそうで
もう少し大きめなお盆はないかなぁ・・とお邪魔してきた。
ちょうどいい大きさのものがあったあった!
欅の柾目で彫られた立上りに細工されたお盆。
手仕事の痕の残る栗の小皿も丈夫そう。
早速お客さんからいただいたクッキーをのせて皆さんに茶菓子の皿として使った。
栃の縮み杢の箱もズッシリとして、杢も通って良い感じだった。
手彫りする。深さがあると労力がいるよね・・
なんでこんなに分厚くして彫るんだろう・・
創り出された器たちの100年、200年先を見据えているのかもしれないなぁ・・
超絶技巧、細密で繊細なものにも心惹かれるんだけど
かたや、丈夫なもの、普段使いできて生活の中で普通に使えるもの、長く大切に使えるもの
捨てずに次の代へと受け継がれていくもの
そっちの方にも惹かれる自分がいる。
木工をやっている方々は数多くいるとは思うが自分は誰がだれで、この人はどうこうで
今の流行りはこういった形やテイストのものだとか
そういった事は全然分からないし追っかけてもいない。
あ、これいいなぁ・・って響くもの、必要なもの、使えるものを買っている。
木の家、一枚板テーブル、木製品、
長くずっと使って、補修しながらでも100年、200年と使えればと思う。
100年後の顔を見てみたい。
帰りにお客様宅で原さんコレクションを見せていただいた。(普段使いしているらしい)






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■ MUKU-DATA 木製カップ ネム(漆、ウレタン)栗(漆)、栃(鉄媒染、ウレタン)
昨日の日曜日は久々に予定もなくゆっくりと過ごすことができた。
奥会津の三島で工人まつり(クラフトフェアー)をやっているようだったので行ってきた。
途中野生人K氏から電話があったので迎えに行って乗せていった。
クラフトフェア―とかいうものは行った事がないと言っていたので
何でも自分で作ったり直したりするDIY好きな彼にとっても何らかの刺激になったのではと思う。
到着したのが14:30過ぎで残り30分しかなかったので
全てじっくりと見れなかったが、物作りをしている人たちは面白い人たちが多いなぁ・・と思う。
自分ならこんなの絶対に思いつかないなぁ・・っていう発想のものもあるし
作った人の人柄が作品にもろ反映されているのはやはり見ていて楽しい。
ちょうど暑くなってきたのでお客さんに冷たいものをお出しする際のカップ類が少なかったので
何かよさそうな陶磁器があったら数点購入しようかなぁと思っていたけど
木彫りで漆を塗った木のカップがあって
なかなかイイ感じだったので3点いただいてきた。
少しブルー掛かった漆のカップに目がいって
それを数個買おうと思ったけど、
黒い漆で内側が生地色のネムノキも木と漆のコントラストがキレイだし、
冴えないような渋めの色の栃は鉄媒染したものらしい。
鉄媒染も前々から栗や楢などタンニンが多くある材種で黒染めしてみたいと思っていたので
栃の鉄染めってこんな色になるんだねぇ~って選択した。
自分の好きなものだけというよりは、木材倉庫に来ていただく皆さんに
色々な木や木製品、それらの仕上げに触れて欲しいという気持ちで選んだ。
もちろん良いなぁって思う事が基準ではあるんだけど。。
木のカップは大まかな形作りは旋盤を使い
表面の模様は手彫りでやっていると言っていた。
木のコップは何点があるが、使い込んでいったらどうなっていくか?ってのを
何年も愛用しているものがないので、これからの育ちは楽しみかなぁ・・
今朝その作家さんのインスタを見たらフォロワーさんが4万人弱もいる人だったから
人気のある作家さんなんでしょうね。
存じ上げておらずにすみません。
でもあえて自分の中では作家さんの名前とかブランドとか覚えようとしていないのかもしれない。
見て、いいなぁ・・
そして使っても尚いい!
そしたらまた自然と欲しくなるんだろうと思う。
作った本人と少しお話したけど、やっぱりお人柄は作った物に表れるものだなぁ・・と思った。









駐車場までの帰り道中、一緒にいったKさんが居ない・・・
ん??
蜂に刺されてうずくまってるか??
「お~~~~い、ここだよ~~」って
あんた

杉の木に巻き付いてる蔦を見たら、登りたくなったと言ってたけど・・
野生の血が騒ぐんだね・・

■ MUKU-DATA 組み木 左:欅材 右:橅材 T大工 作
フリーオープン土曜日(10:30~18:00)の木材倉庫には木を使って何かを作るいろんな人が
訪れていただいているが
そんな中、先週土曜日も組み木細工を趣味で続けている76才の大工さんがいらっしゃり
上の写真の組み木を見せていただいた。
右の棒状の組み合わせた木製立体パズルのようなものは
過去にどこかで触れた事があったかと思うが
左の欅を組合せて作った12面体寄木組木は、はじめて手にした。
大工さんの目的は昔の床柱等の端材の材種を知りたくて
何本か端材を持ってきたのだが、残念ながら半分程度しか材種同定できなかった。
見たことあるよなぁ・・この木、、 でも名前が出て来ず
折角きていただいたのに、すみませんって感じで。。。
それはそうと、この右側の12面体の組み木
3分割できるというが、どうやってもばらせない。
力を入れれば入れるほどに、、、分解できない。
説明書もあるのだが、通常の凝り固まった頭で外そうとしても外せない。。
75才まで現場で大工仕事していて最近引退
30才の頃から仕事を終えてから晩酌しながら
この組み木作りを趣味としてやっているらしい。
きっかけは子供の頃に触れた組み木だったらしい。
ほんと好きで毎晩毎晩、どう作ろうかと考えているんだなぁと伝わってくる。
組み木と言えば、からくり箱や
過去には火鉢の留めの部分の継手で捻じり組み継ぎや水組みなどと言われる
複雑な継手を見て一体どうなってるんだぁ・・と
モヤモヤした事があったが・・
先ず、何故にこのような継手を作るに至ったのか?
何の為の継手だったのか?
これらを作ってきた先日たちの技術には驚かされる。
材木屋になりたての頃に、名人と言われた今は亡き大工さんがいたが
何となくその大工さんと雰囲気が似ていて同じような匂いがした。
口数は少なく、眼光鋭く、作るを一筋、迷わぬ好奇心、
まさにまた「木材倉庫に天才現る」でインスパイアされた。
しかもこんな近くに天才大工さんが居たなんて・・・
もっと早くに出会いたかったが、今がそのタイミングだったんだろうか・・
無名な天才は身近なところにいるもんだなぁと思う。
久々にこれは作ってみたいし、次へ受け継いでいきたいと思い
教えてくださいとお願いしたが
無口な大工さんはうんともすんとも言わなかった。。
勝手に弟子入りを了承いただいたと思っている。
















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■ MUKU-DATA 栃 ブックマッチ セラウッド塗装
栃の一枚板を2枚ブックマッチで使い長さ2.8m 巾900mm程度のテーブル
仕上げ加工を終えたので塗装する為に、今度は塗装屋さんへ配達する。
今回はセラウッド塗装
今回お客様が選ばれた栃は1枚が3.6mで巾600~700mmほどのものを2枚使って
ブックで(ブックマッチと言っても板の間は敢えて少しだけ隙間をあけて
脚の上で固定する)
この大きさから木取りするには十分過ぎる大きさだったのですが
樹芯が少し朽ちかけた部分がいいとの事で
お客様の要望から、この部分を残すことになった。
お客様はまだ若い方だけど、こういった部分が木らしくて
どこか刺さるらしい。
感覚的に木を見る感性は素敵だと思うし、
材木の価値観も昔とは違い多様化された。
キレイな木は当然いいのはいい。
でもプロの木に対しての今までの評価とは別に
カッコイイ、カワイイ、みたいな直感、木を物理的な物としてでなく
もう少し自分に近いもの、共に暮らすものとして考えた時には
感性的な見方になるのかもしれないし、
毎日使う、触れるとなると大切な感覚かとも思う。
カッコイイ木、カワイイ木って、んじゃどんな木??
ってなるとそれは人それぞれで好みも違うし
在庫するそこの材木屋のセンスも異なってくる事が
材木を画一的なものから面白い材木屋、製材所へと変えてくれるのかと思う。
塗装屋のWさん、本業は塗装でも木を使ったモノづくりも好きなので
木工機械も徐々に増えていき、しかも使う機械にも拘りを感じる。
時間をかけて木と向きあい、丁寧にウッドレジンの家具等を製作している。
どんどん製作してバンバンと宣伝してといった事はせず
ひたすら妥協せずにカッコイイと思うモノをコツコツと作っている。
現在製作中のウッドレジン作品が何点かあった。
雨の日、冬場、塗装業の合間、休日と作り続けていて
工場を見る限り、塗装屋というよりは木工所
どちらが本業なのか分からない状態に見える。
クラロの樹皮部分を使ってL型部分の接合にレジンを使ったテーブルの脚を製作していた。
テーブルの脚としては決して安くはないが(レジンの脚として考えたら安い)
そのアイディアや見た目など
この脚の上だったら、どんな一枚板を置こうか!って想像を膨らませてくれる。
ものづくり出来る人っていいなぁ・・と思う。
アイディアを形する、羨ましく思うし、
自分だってと少し悔しい気持ちにもなる。







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■ MUKU-DATA 茶道具 結界 材:水車板 煤竹 黒柿
先日、材を整理していたら水車古材の側板(輪板)を使い
縁は煤竹と板を受ける下の受け材に黒柿を使ってある結界が出てきたので
引っぱり出して眺めていた。
両端の脚も煤竹でできてあり、片付ける際に取外しができるような細工が施されてあった。
かつて数寄屋建築材を扱っていた銘木匠がオーダーして作られたものなので
ご本人にこの結界の事を電話して聞いてみたら
現物を見てないので記憶は曖昧だったが(師匠、ラインが出来るようになってください)
風炉先や結界、炉縁などは茶道工芸をやっていた風里谷藤五さんという方に
製作をお願いしていたのできっとその方に作ってもらったものかと思うと話していた。
過去に何枚か水車板や舟板は販売させていいただいているが
実際にそれらを使って自ら何かを作ってもらう経験をやった事がない。
舟板や水車板などの枯れた古材を見ていると、
ほぼその存在自体で完成されたものを感じる。
例えば敷板の花台として使うのではあれば舟板でも水車板でも
花器とそこに活けた花を引立たせるのに十分な名脇役としての役割を果たすだろう。
またそれらは室内に置いてあるだけで絵になって見えてくる。
では実際に自ら水車側板を使い写真と同じ結界を作ろうしたとしても
きっと同じようなものができる自信がない。
結界のメインの材である水車板の木取りが絶妙かと思う。
水車や舟板を内装材として使ったお店へ連れていってもらった事があるが
素材自体が全体で見て浮かずに違和感なく室内へ溶け込ませる事は
とても難しい素材なのだろうと感じたし
経験と場数を踏まないとそれらの素材を調和させるのは
難易度の高い素材のようにも思える。
この結界は見ればみるほど、
水車板のいい部分を木取りして煤竹のフレーム内に落しこんでいるなぁ・・と思う。
側板にあいたホゾ穴のリズム感、長く使われ浮造りされた凹凸、材の色あい、
両端の削った部分の絶妙さ、そして節までもが絵になって
物語と風景が見えてくるような感じになってくる。
一枚の板からどの部分を使ってどう見せるか?
貴重な材を生かすも殺すも木取りする人の目、センスにかかっているんだなぁと
あらためて肝に銘じる。



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■ MUKU-DATA HUMP オリジナルチェアー 材:オーク
約2年前、HUMPさんに家具を作ってもらうので
そちらへ天板を入れてほしいということからのご縁で、
すんなりと納品できればそれはそれでよかったんでしょうけど
こちらのミスで、何度かやりとりを重ねる事になり
お客様にも製作者のHUMPさんにもご迷惑をかけてしてしまうことになって・・
そんな事があって、HUMPさんのHPを良く見たり
やりとりする中でそのお人柄など見えてきて
このペーパーコード編みのシンプルな椅子2脚が
ご面倒をおかけしたら申し訳ないという気持ちとは別で
これ良い椅子だなぁ・・木材倉庫へ置いてみたいなぁ・・という
気持ちから2脚、お時間ある時に作っていただければ
いつでも良いですよって頼んでおいたものが出来上がり引取ってきた。
材はオーク材
アメリカではなくヨーロッパのオークらしい。
産地に拠ってオークも材質が違うようで
目詰まりの良いものを選んで作っているとの事。
詳しい事はわからないがペーパーコードの編み方も裏面は工夫して
緩み難く編んでいると説明していた。
写真は、背景に木が沢山あるのでシンプルなラインが分かり難いが
私みたいなファットな身体でも座り心地は良い。
細く作られているけど、とても丈夫な感じがします。
作家さんや小さな木工所で作られている椅子を買うのは初めてだけど
椅子って手がかかるんだろうから1脚作っても合わないですよね・・
何脚かまとまったら同じ椅子をまとめて作ると話していました。
あの人が作ったんだぁ・・って顔が見えるってのも
良いですよね。。
その他の材としてはウォールナットとチェリーがあったのですが、
オーク材を選んだのは経年変化でペーパーコードとの
相性が良くみえるんじゃないかなぁ・・って
10年、20年先を想像したから。。
HUMP ORIGINS Chair








■ MUKU-DATA 約40cm
数年前、、3~4年前だったと思うが、巾広で短材(500×800mm程度)の
黒檀とインドローズの同じ大きさの板2枚を立掛けておいたら
ご購入いただき、何に使うのか気になったので聞いてみると
好きな作家さんにお盆を彫って貰うと言われていた。
黒檀かぁ・・ 硬いよねぇ・・
ローズは彫るのはどうなんだろう?重いよねぇ・・
刳り物にはこれらの材ってどうなんだろう・・・?
作家さん、嫌がるのかなぁ・・?
なんてお話していた記憶がある。
先週末、先ずは黒檀のお盆が出来上がったので見てくださいよ~って電話をもらい
事務所へ黒檀のお盆を持ってきてくれた。
全て手彫りだと聞いている。
この黒檀をこうやって彫るのはきっと何日かかるだろうから・・
手間代としてはいくら位かなぁ・・と考えてしまうのは
商人の悲しい性か・・
かかった費用は云十万ほどですかねぇ?
と聞いてみると思ったほどでもない。
黒檀の板からこの形に刳り貫き完成するまでに使った時間からすれば
安過ぎるのではないかと思う。
しかし、今日日、お盆にそれだけのお金を払える人はどれ位いるであろうか?
とも思う。
これは間違いなく100年、200年、
落して壊さない限り、何百年も使えるものかとも思う。
超絶技巧な繊細な細工も好きではあるが、
やはり自分は使えるもの、丈夫なもの、次の世代からまた次へと
長く強く使えるものに最近、惹かれている。
年を取ったせいかもしれない。。。
この作家さんの手彫りの風合いは私も好きで
何点か持っているし使っている。
木製品は使い込むほどに時代がのって味わいが増し、自分用の物へと深化する。
一度お会いして少しお話したが
作るものとお人柄がマッチしている。
作品にはやはり人柄が出てくるものかと思う。
山の奥の工房で大きなムカデ共に静かに暮らしているとかどうとか・・
いつか栗の板で、30cm~40cm位の普段使いできるお盆を彫っていただきたと
思っている。。



こちらの黒いお盆は栗を鉄媒染で黒く染めたもの
(漆塗りのこれより大きなお盆は木材倉庫で普段使いしている)
ぐい吞みは根来塗り、もっと使う事で重ねた漆の黒が出てくるだろう。


■ MUKU-DATA 神代浅田 SOLD OUT
神代浅田らしいです。
数年前に鳥海山の神代木の丸太の中に混じって材種不明のものがあったのですが
調べてもらったら神代浅田だった事がありました。
山の麓や河川敷など自然災害等で地中に埋もれている埋れ木は
掘ればあちこちから出てくるのでしょうね。
地形的にある程度は推測可能ですよね。
埋れ木はその色合いや稀少性から現代はちょっとしたトレンドになっているような気もしますが、
埋れた木を使う文化って面白いですよね。
仙台にも確か「仙台埋れ木」で作る伝統工芸?ジャンルがあったかと思います。
それだけ木は大切にされてきたんでしょうし
なんたって太古のロマンがありますよね。
色も面白いですしね。。
採取して使えるまでの工程も時代と逆行して原始的ですし。。
長く埋もれていればどんな木でも神代化しているのでしょうから
山の谷など走っているとワクワクしますよね。
皆さんは何神代木が欲しいですか?








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■ MUKU-DATA W.D.W 様
何かが作られ生まれてくる製作工場へ足を運ぶのはとてもワクワクする。
特に日常扱っているのが材木なので
木に関係した工場、例えば大工さんの作業場だったり
木工所だったり、ギター工場だったり・・・
作っているもの、出来上がったもの、そしてそこで使われている材木・・
どれも興味深く見させてもらっている。
上の写真はW.D.Wさんの倉庫の脇に何気なく立て掛けられている素材たちだが
(左からクラロ、神代杉の根、神代欅、神代栗輪切り、ポプラの薄挽き、黄肌穴、クラロの引き落とし材・・)
この場面を切り取っても素材を大切にして一つの素材に長く向き合っている事が
なんとなく伝わってくる。
クラロの厚めの樹皮を薄く挽き割って素材としてまとめてあったり
(皮だよ、皮・・)
整理整頓された小さな素材を見ていると捨てるところなんて一つもない
もう何もかも捨てられない・・ように思えてくる。
一つの素材、木の断片に向き合う時間が相当長いんじゃないかなぁ・・
芸が細かいんだなぁ・・
材を見ながらずっと考えているんだろうなぁ・・ って思う。
我々の材木屋の仕事も同じことが言えるのではなかろうか・・?
遊びではないので時間は限られてはいるけど
いかに一本一枚に向き合い想像力を働かせることができるか?
何にどう使うか?
一枚をどう見せるか?
目に見えない使った時間だけれども
その辺の差がきっと販売する材にも乗り移っていくのかと思う。









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■ MUKU-DATA マホガニー5枚ハギ 1500×800(140+190+140+190+140)×35mm
テーブルの天板やカウンター材として使う材で、
長さ方向は一枚物で巾を何枚か繋いでできた一枚を巾ハギと言います。
良く家具屋さんなどに目にするテーブルです。
ウォールナットやオーク、ビーチ材などはあちこちで巾ハギのテーブル天板を目にします。
スタンダードな材種として、比較的入手し易い天板かと思います。
勿論、弊社でもそれらの材木での巾ハギ材は過去に何度か製作し
納品させていただいております。
今回はマホガニー材で依頼を承りました。
マホガニーの巾ハギ材となると、ウォールナット、オーク、ビーチなどと比較すると
極端に目にする機会が少なくなるかと思います。
マホガニー材の流通がそれらと比べ少なくスタンダードな材ではないからが
理由の一つです。
巾ハギ加工を依頼する際の加工費はどの材種でもほぼ同じ金額ですから
であるならば特殊な材を在庫する材木屋へどうせ頼むのであれば
どこにもない巾ハギテーブル材や巾ハギカウンター材を作るのも
特別感があっていいのでは?と思っています。
こんな巾ハギ作ってみたいなぁ・・と考えていたもので
・ゼブラウッド柾目(その素材を販売してしまい現在はなし)
・マコーレの耳白(赤、耳白、赤、耳白と少しづつ入る白太はどう見えるんだろう?と)
・神代欅柾目(これは現在受注を受け製作中)
・茶神代欅板目(これも同じく製作中(2枚ハギで丸テーブル))
・槐(一部白太を入れながら)
・国産材(好きな材種をミックスしながら)
・
という具合に木材の組合せ方で何通りのものバリエーションが生まれ
想像は膨らんでいきます。
極端な話をすれば
・杢目好きならカーリー、キルトでキラキラしたものを作ったり
・ローズ好きであれば色の深いローズの柾目の巾ハギも可能です。
・黒檀、黒柿、シャム柿等も、えーーー!!ってなりそうです。
一枚板とは違って巾ハギ材は薄く仕上げる事も可能ですので
軽やかにスタイリッシュに見せる事もできるかと思います。
その場合はテーブルの脚の存在へも意識が向かいますので
脚のデザインも重要になってくるかと思います。
むしろ、脚が見せ場とも言えるかと思います。
センスのいい木工所さんへ脚材も特注でお願いする。
天板+美脚で一体となって完成になるかと思います。
他に材木屋へ巾ハギを頼むならメリットとしては
特注サイズの好きな大きさの製作が可能という事も一つかと思います。
通常流通する天板は1500~2000mmが主流でしょうが、
例えば2.3mの天板
これは室内に設置した際にかなり特別感を感じるかと思います。
カウンター材として使用する場合はその奥行きも然りです。
個人的には天板はインドローズ柾目で作ってみたいですねぇ・・
その際、脚はどんな感じがいいのかなぁ・・
あれこれ調べたり想像して考えたり・・
特注する際の楽しみの一つかと思います。
特別な巾ハギ材を作りたいと思った際は是非ともお声がけください。
あり得ない組合せ、想像を超えた馬鹿げた組合せほど大歓迎です!







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