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和室造作材 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Fri, 06 Feb 2026 00:13:22 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 和室造作材 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 無鄰菴 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tradition/41608/ Fri, 06 Feb 2026 00:13:21 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41608 ■ MUKU-DATA  無鄰菴(むりんあん) 洋館  (2026 1/ 4 ) 敷地全体の構成を山縣有朋自身が行ない、作庭は七代目小川治兵衛庭もよかったけど、職業上どうしても建物とそこで使われる木、そしてそれを作った大…

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■ MUKU-DATA  無鄰菴(むりんあん) 洋館  (2026 1/ 4 )


敷地全体の構成を山縣有朋自身が行ない、作庭は七代目小川治兵衛
庭もよかったけど、職業上どうしても建物とそこで使われる木、
そしてそれを作った大工さんをはじめとした職人さんたちの技術へ目が向かう。

燕庵を模して造られた茶室もよかったが、和の要素が加わった洋館の造作には
気持ちがあがる。









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41608
楢虫食いの茶筅筒 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tree/41285/ Fri, 26 Dec 2025 00:23:05 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41285 ■ MUKU-DATA 楢虫食い茶筅筒  敷板:神代杉(鳥海山)柾目  テーブル:神代栃 約ひと月ほど前だったかなぁ・・愛知県から木工をされている方が木材倉庫に寄っていただき神代木等を購入いただいた際に、屋外に投げてある…

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■ MUKU-DATA 楢虫食い茶筅筒  敷板:神代杉(鳥海山)柾目  テーブル:神代栃


約ひと月ほど前だったかなぁ・・
愛知県から木工をされている方が木材倉庫に寄っていただき
神代木等を購入いただいた際に、屋外に投げてある(捨てている訳ではなく何かに使おうと置いているのだが)
楢の虫食いの欠片に反応して、この材料父が喜ぶかと思いますと話していたので
折角遠くから来ていただいているし、どう使われるのかも気になったので持って帰ってもらった。

父が喜ぶと思うので・・・
お父さんも同じ木工家として活躍されているのだが
自分自身も家業を受け継いだ身ではあるが、「父が喜ぶと思うから」なんて考えたこともなかったかもしれない。
なんて親孝行なんだろうって感心する。

数日後、早速お酒と共に箱に入った茶筅筒が送られてきて箱を開けて感動して
直ぐにお父様へお礼の電話をいれた。

子供の頃にハサミで何か切る時、なかなか切ることができずにヤキモキしている横で
父に「バカとハサミは使いよう」と言われて
子供ながらに切れない事とバカと言われているようで余計にイライラしたような記憶がある。
切れない?ハサミも使い方次第では良く切ることができる
あんたの使い方に問題ありという事なのだろうけど・・


虫に喰われた材を構造材、家の躯体に使ったら大問題となるのだが
造作材へ向けると、へぇ~って感心されたり感動を呼ぶ。
特に真行草でいうところの草の崩した数寄屋には時々虫食い板が使われているのを目にする。

黒柿の虫食いの欄間、栗の木虫食いの幕板、
過去一感動したのは数寄屋建築部材を得意とする銘木匠から見せてもらった
栗の虫食いの炉縁である。

虫食いの穴の大きさ、4角の炉縁に見える穴の空き方のバランス
併せて極上黒柿孔雀杢の炉縁も見せてもらったけど
どちらかを選ぶのならば迷わず虫食いの栗のほうだ。

もう少しこの虫食い材を深掘りすると、虫の食われ方、バランス、穴の大きさや空き方
この虫の食われ方いいねぇ~ とか
割れた板の割れ方、全体と割れのバランスこっちの方が割れた感じがいいよねぇ・・とか
スポルテッド、黒柿、ダオ、バストゥーンなども
一枚板の中での縞模様の入り方と全体のバランス
好みの差もあるけどその辺がポイントになってくるのかと思う。



虫が喰っているからダメ、捨て
割れているから、ハイ評価無し、
無傷無欠点に木取りされた「ザ・銘木」もそれはそれで溜息が出るほど
素晴らしいものあるのだが
虫食いだって、割れだって、視点を変えれば良材とは別な力を発揮する事ができる。
良材にはない凄み、素敵さを演出できる材なのである。

切れないと思われているハサミは使いよう・・
実は使う側がバカなだけなのかもしれない。


材を粗末にせずに愛する者だからこそ作れる茶筅筒かと思う。
いいものをいただいた。








これだよ、
これに反応してくれたのは過去一人二人程度
実はこの強烈な楢の虫食い板、大きな材で数枚在庫しているのです。







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41285
神代栗 虫食いが栗の木らしい https://shibataya-mokuzaisouko.jp/jindaiboku/41109/ Tue, 09 Dec 2025 23:31:37 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41109 ■ MUKU-DATA 神代栗 短材、端材  再製材 12/8  何度かここに書いているが2021年7月に丸太から製材した神代栗天然乾燥養生期間に暴れるだけ暴れ捩れてしまった厚盤もしかして捩れが大きいと修正挽きが出来なく…

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■ MUKU-DATA 神代栗 短材、端材  再製材 12/8 

何度かここに書いているが2021年7月に丸太から製材した神代栗
天然乾燥養生期間に暴れるだけ暴れ捩れてしまった厚盤
もしかして捩れが大きいと修正挽きが出来なくなるかもと厚いもので120mmに挽いていたのだが
想像を超えた暴れようだった。
また製材時には分かり辛かったが多くのピンホールがあることも分かった。

倉庫奥から出して数週間、どうやって料理しようかと眺めていたが
長さ3.5mほどの材の末の巾の少ない部分1mをカットしてその短材を再製材する事にした。
大きな材は高周波プレスしようと思っている。

何度か神代巾広は高周波プレスしているが、実際に割れの部分が広がってしまうが
ある程度平らになってそのままランニングプレナー加工して仕上げる事ができる。
高周波プレスで割れが大きくなることで反りを戻す力がなくなるのかと思う。(癖が取れる)

1mほどに切った短材を再製材した。
反りが大きいのでそれぞれの板からは、欲を出さずに1本もしくは一枚だけ狙って製材
久々に神代栗の製材をしたけどやっぱりいいよね、神代の製材は。。
少し色抜けしてまた直ぐに色が入っていく。

一般材であえば、廃棄する端材の端々まで取っておいた。
なぜって、例えば20cm角にも満たない薄い9mm程度の板だって
グレーのような黒字に、部分的にい色抜けして栗特有のピンホールが入っていて
こんな小さな切れ端板なのに、いい味出している。

早速、この薄い端材板の上に、白い磁器、先日貰った茶筅筒など置いてみたけど
それらを引き立てる敷板としての黒子役には最適な素材だなぁと感じた。

だから殆どの端材は残しておいた。歩留り95%みたいな感じで。

丁物は小さな床の間の床框や落し掛けなんかにいいかもだし
薄めの端材は幕板に使ったら渋いなぁと思う。
先ほど書いた、陶磁器を置いたり花器の花台や敷板なんかにも名脇役としてそこに置かれたものを
引き立ててくれるだろうし
器作りの素材なんかにもいいかもしれない。。 
70mm~90mmの少し厚めの3尺ほどの盤は、土間の敷台(沓脱石的なもの)にも使えるし
例えば畳間の一部に置いたら置き床のように何かを飾る床の間的なものとしていいだろう。

考えだしたら、どんどんあれにもいいかもと創造を刺激してくれる。
割れや無数のピンホールが少し気がかりだったけど
再製材したら、全然それらが気になるどころか
栗らしくて味があって、キレイ過ぎる材より良く見えてきたりするから不思議

いろいろと使えそうな素材かと思う。




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41109
変な柿の木の丸太を製材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/41050/ Wed, 03 Dec 2025 23:53:50 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41050 ■ MUKU-DATA  柿の木 11/4製材 約1年間、土場に置いていた凸凹した白い柿の木と、黒い部分が大きく欠けていた丸太マグロを先ず大まかに解体するのが料理人であるならば丸太を製材解体するのは製材師、製材所の仕事と…

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■ MUKU-DATA  柿の木 11/4製材

約1年間、土場に置いていた凸凹した白い柿の木と、黒い部分が大きく欠けていた丸太
マグロを先ず大まかに解体するのが料理人であるならば
丸太を製材解体するのは製材師、製材所の仕事となる。

この変な柿の木の丸太、どうしようかと・・・
昨年12月に来てからずっと土場に置いて時々見てはいい案も思いつかず・・
また冬がきて雪の下になる前に、とりあえず製材しながら考えるかって事にした。

当初は凸凹した丸太はL420mm程度にカットして丸太スツール用の材にもいいかもなぁ
とも思っていたけど
しかし元も裏も黒もちょいで、黒柿と言って世に出すのははばかれる。。

元付近に40cmほどの白柿の瘤がくっ付いているようなので先ずは瘤取り
いんじゃないの?白柿の瘤、粒々細っ!
 (因みにある方の目に留まり11/25 白瘤SOLD OUT、あぁ・・捨てたもんじゃない
しかも木を良く知る人の目に留まった事は、やっぱり白でもこういうの好きな人いるんだなぁ・・
ここに黒も混じっていたら最高だったんだろうけど・・
割れ止め塗って倉庫に置いて数日後に持って行っていただいたので
これからどうなるのか観察出来ず仕舞いだったが
きっと数年後に何かの形になって目に触れる機会がくるのかと思う)

他は、材面見ながら厚めの板挽き
黒はあるけど、まぁ形を含めての全体的な感じで、面白いっていえば面白い
反らずに乾けばどこかに使えるだろう。
今回は桟入れして平積みせずに割れ止めを塗った後に倉庫に木裏で立て掛けて乾燥させる事にした。
どうせ平積みしても暴れる木は暴れて捩れるか、重しが重ければ割れるかだし
もしかして柿の木って立てて乾かすと反らないかも??
なんてことはないのだろうけど、あれこれと実験している。

2本目の芯から半分以上欠けた柿
コイツは黒だった芯部分が取れた木肌の感じがいいので
その部分を何かに使いたいと先ずはそこの部材取り

写真にはないけど渋めの和室、床の間、飾り棚なんかの落し掛けにしたら
けっこうイケるのではなかろうか?って部材が取れた。
他所様の製材所であれば、捨てているかもしれないけど
個人的にはあまり目にする事のない材がとれたので結構満足してるし
実際に、そういった想定した箇所に取付けてどう見えるのか?
試してみたくなる。

どなたかやってくれないだろうか??
こういった変な木たちを上手く取り入れながら
モデルハウス、ルームを作ってみたいが、残念ながらいまのところ余裕がない。
変な木を使って、建築したい方、企業様がいたら是非、声をかけて欲しい。
お店でもいいかなぁ・・
どっちかというと和テイストの方が、面白いものができそうな木がする。
ん?、気がする。


こういった木々たち、ジャンル分けするなら、変木?
真面目に取り組んでこられた変木生産者には失礼か・・
下手、下手物、やっぱり根っ子屋=猫屋
迷木、謎木

どうしたらいいかなぁ・・この木?って用途に迷っている材木たちを倉庫に置くことで
新たなジャンルの人たちやそういったものを好む人たちが倉庫に訪れてくれて
その発想、使い方などなるほどねって気づかされる事も多々ある。

やっぱり木が人を呼んでくれるんだなぁと実感するし、毎日木に助けてもらっている。




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41050
和テイストの材木 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-room/40440/ Sun, 21 Sep 2025 22:49:22 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=40440 ■ MUKU-DATA  手前から栗の古材、杉斫り、桧錆丸太2本、神代杉端材 ちょっとした和の雰囲気を出すのに、これらの素材を検討栗の古材に削られた跡は、何のためのものなのか?分からない跡もある。栗材に入る無数のピンホー…

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ちょっとした和の雰囲気を出すのに、これらの素材を検討
栗の古材に削られた跡は、何のためのものなのか?分からない跡もある。
栗材に入る無数のピンホールが一層と古さを感じさせてくれる。

杉の丸太に斫られた跡は、機械斫りかどうかは不明
丸太にひと手間加える事で、磨き丸太とは別物になる。

桧の錆丸太、これは初めは偶然に出来たものなのか?
黴を付着させて作る錆丸太、そんな文化は他国にあるのだろうか・・

こういった天然木に自然にできた模様や跡を活かす文化がある日本は
繊細だと思う。

目立たずにサラリと室内のどこかに使えたら・・と思う。


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40440
木曾檜(尾州檜)の板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-wood/38409/ Tue, 18 Feb 2025 23:40:01 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38409 ■ MUKU-DATA  木曾檜・尾州檜  天然乾燥材 SIZE 左から・ 1180 340 47mm・ 1380 470 40mm・ 1950 370~450 38mm・ 2100 390~420 36mm あ、桧だね…

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 MUKU-DATA  木曾檜・尾州檜  天然乾燥材

SIZE 左から
・ 1180 340 47mm
・ 1380 470 40mm
・ 1950 370~450 38mm
・ 2100 390~420 36mm

あ、桧だねぇ・・ 「尾州の桧だよ」
尾州の桧は木曾檜のこと。
新潟では桧材の造作は馴染みは薄く、昔から真壁造作は杉材
私が30年ほど前に、家業に入った頃は、杉と言えば秋田杉
秋田杉の中でも天杉と言われる目の細かな材が最上級の柱と言われていた。
いわゆる国有林の官木(かんぼく)のこと。
その少し前に、ナイスという木材市場が隣町に出来た事で
吉野方面の杉材も簡単に入手できるようになっていった。
吉野杉は秋田と違い木に油分があって良いよね・・と大工からの需要も多く
秋田杉と並び、吉野の赤を好む大工さんも多かった。
当時、真壁造りの和室の柱では
吉野の赤の芯去り材、4.0寸、4.5寸など競って使われていた。
当時大工売りで1本平均 12万前後だったかと思う。
吉野の赤の柱を使ったら、鴨居、長押も同じく吉野の赤
敷居も赤身の同じような色の材が好まれ、
当時は南洋桜といわれたニャトー材など
その後は安定供給の米松目細のピーラー材などが長く続いた。
その後10年ほど経ち(約20年ほど前)ナイスの市場内で
芯持ち背割れのある吉野や和歌山方面の桧の柱材が
杉に混じってちょくちょく目にするようになった。(全体の2割弱)
桧も良いものだなぁ・・とは思ってはいたのだが・・

その後真壁造りの柱や造作材は絶滅危惧材のように激減してしまったのだが
長くこの業界に身を置いていると
やはり秋田の天杉は触る機会は少なかったが良いものだったなぁと思うし、
そうそう、当時は東北方面の問屋さんも数軒あったので
青森ヒバの芯去り材の柱類もある程度の量は置いてあった。

青森ヒバも、目が積んでいて桧とは少し違った色合いは
なるほど、これは良い木だなぁと思っていた。
天杉の柱は殆ど販売実績はないが、青森ヒバは何度か大工さんに使っていただいた。
今となってはそれらはどれも良材で良い木だったと思う。

日本三大美林(青森ヒバ、秋田杉、木曾檜)の中で一番目にし手にする機会のなかったのが木曾檜である。
上記の板類は決して極上とは言えないが、あきらかに一般的な桧とは年輪の細かさが違う。
触って持った感じもどこか違う。

桧ありますけど、「尾州の桧ね、木曾檜」の『木曾檜』という言葉
秋田の「天杉(官木)」と同じく
印籠語としての威力がある木だなぁと思う。



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38409
瑞峯院 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-room/38070/ Mon, 06 Jan 2025 23:45:08 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38070 ■ MUKU-DATA  瑞峯院 独座庭 孤篷庵へは行った事がなかったので向かうも、やはり非公開多くの塔頭は特別公開期間以外は非公開となっているが、西の端まで行った事で今宮門前通りに面した高桐院脇の瓦土塀を見れたのはよか…

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■ MUKU-DATA  瑞峯院 独座庭

孤篷庵へは行った事がなかったので向かうも、やはり非公開
多くの塔頭は特別公開期間以外は非公開となっているが、
西の端まで行った事で今宮門前通りに面した高桐院脇の瓦土塀を見れたのはよかった。  大徳寺境内図

いづれも何度か見てはいるが大仙院と瑞峯院を拝観してきた。
瑞峯院は玄関を入ってすぐの廊下板にブビンガ巾広一枚板が3枚使われていて
はじめてみた時はびっくりした。
寺院にブビンガかぁ・・なかなか・・ それもありかぁ・・
重森三玲(独座庭、閑眠庭)の作庭した庭が有名なようだが
どうしてもそこで使われる材へ目がいってしまうのは職業柄しょうがない。

以前は特別に平成待庵など見せていただいた事がある
方丈の天井の巾の違った柾目板も、これはこれでいいものだなぁと
新たな気づきがあった。
長く大切に使い込まれてきた木材は、やはり美しい。










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38070
新潟 杉と男は育たない? https://shibataya-mokuzaisouko.jp/lumbering/37907/ Thu, 19 Dec 2024 00:55:44 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37907 ■ MUKU-DATA  杉丸太 4m 径40~50cm 毎朝出社して、先ずは土場や工場内を一周する。今、何を挽いているか? 何が不足して何が溜まっているか?一通り自分自身がやってきた事なので仕事の内容、次に何をやろうと…

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 MUKU-DATA  杉丸太 4m 径40~50cm

毎朝出社して、先ずは土場や工場内を一周する。
今、何を挽いているか? 何が不足して何が溜まっているか?
一通り自分自身がやってきた事なので
仕事の内容、次に何をやろうとしているか、そして社員の性格まで見えてくる。

先日の定例市で仕入れた杉の丸太を昨日、何台か引き取ってきたようで
土場には杉丸太が多めに積んである。
25年ほど前はこれらの大きめの丸太は結構な単価で
上小節以上の役物を挽くのに必要分をその都度手配していたが
今はこれら大径木丸太はその当時と比べるとかなり安く入手できる。
(この辺は林業自体が補助金などで賄われているのか?何故にこんな単価なのか
詳しく調べる必要があるのだが)


※大径木(たいけいぼく)とは
 日本農林規格(JAS)末口の直径が30cm以上の丸太を大径木と定義
小径木は14cm未満、中径木14~30cm未満
中径の丸太は、中目(なかめ)とか中目丸太と我々は言っている。
30cm以上がJASでは大径木と定義されているようだが、
感覚的には大径木というと60cm以上の丸太辺りからといった感じ
30cm、36cmはどちらかというと中目丸太という感覚でいる。
米松丸太をやっていた時には30cm未満の尺下(しゃくしも)と30cmを越える尺上(しゃっかみ)では単価が違っていたので
トレーラー一台分に2割程度、尺上を入れておいてなどと発注していた。
こういった丸太の多くは横架材である構造材として使われるので
量的には30cm以下の中目丸太の需要が多いが(桁材と尺下の梁材)
近年、尺上材を量産できる製材機があると何かの記事で読んだことがある。
杉丸太を芯から2丁取りすると、どうしても左右に反りが生じてしまうので
必ず直材にする為に修正挽きを行う必要が出てくる。
芯持ち材を挽くよりも手間と時間が倍必要になってくるが
近年大径木の活用が方々で言われているので、そういった量産型の芯去り用構造材の
製材機も開発されているのだろう。

話が逸れてしまったが、
今朝、土場に積まれてある丸太を見ていると何故か気持ちが揚がってくる。
素性の良さそうな丸太が多くあるのできっと嬉しくなってくるのだろう。
他県の製材業者さんなど来られると、良い丸太が多いですねと
時々言われる。
うちらの方の杉は目が粗くて・・とか、色が悪くて・・とか・・

新潟では「杉と男は育たない」と昔から言われてきた言葉だが、
確かに男子はそうかもしれないが(女性がしっかりとしている印象)
新潟県内でも、昔から村上の最北端の山北地区の丸太は
目詰まりもよく木味がいいと定評があり、ある意味ブランドになっていた。
土壌や気候も多少は関係するのだろうけど
きめ細かな手入れも良かったのではなかろうかと思う。

新潟は女性は勿論のこと、
杉も良材が多いし、最近は男子も良い男が増えてきたねって
言われるようにならなきゃですね。

だれの言葉かわかならいのだけど
「花よりも花を咲かせる土になれ」
座右の銘など普段ほとんど意識なく持っていなのですが、これ好きな言葉なんです。
黒衣の材木屋にはしっくりとくるんですよね。


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黒柿 丁物 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/37499/ Wed, 13 Nov 2024 00:07:26 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37499 ■ MUKU-DATA  黒柿丁物 その他 新発田屋木材倉庫 写真真ん中に2丁立て掛けてある黒柿仕入れは2013年10月あれからもう11年も過ぎてしまった。2016年頃からこちらの木材倉庫へ材の移動をはじめたので移動する…

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■ MUKU-DATA  黒柿丁物 その他 新発田屋木材倉庫


写真真ん中に2丁立て掛けてある黒柿
仕入れは2013年10月
あれからもう11年も過ぎてしまった。
2016年頃からこちらの木材倉庫へ材の移動をはじめたので
移動する際に、全面割れ止めを塗られ包まれていたボンドを
自動鉋掛けして素地にして、更に保管しておいたもの。
一応は芯去り材ではあるが、丸太はそう大きくはなかったんだろう。。
木裏は一部樹芯部分が絡んであってその部分には割れが出ている。

もうそろそろ材も動かないし陽の目を見た方がいいだろうと
表側に出して立て掛けた。
これも決して極上の黒柿には程遠いが、
まぁ、『黒柿』と言わせていただいてもいいだろう。
一部縮み杢が入っている。
柿の木は時々、縮みのある杢を目にする。
縮み杢といえば栃、柿はやっぱり孔雀杢になるのだろうか・・・

サイズは
・ 2730 150×108mm
・ 2730 155×105mm

何へ向けるのがこの黒柿が活かしきれるだろうか?
小さめの床柱?
サイズからして1間半の床框?

黒柿もそうだが、黒檀、シャム柿、紫檀類と
床柱等に仕上げる際は割れの部分を補修して分かり辛くしているものが多い。
ほぼ補修がされてあるのではなかろうか・・
上手に補修するのも技術の一つかと思う。
なかなか現代では床柱の需要は少なく、特に唐木類の床柱となると
極端に需要がなく、
昔から言われる三大床柱の紫檀・黒檀・鉄刀木の原木入荷も皆無?(なのかも)
上手に補修する技術者も高齢となって受け継がれずに補修技術なくなっていく事は
残念なことかと思う。
時代は割れや捩れ、虫穴など自然なそのままのものが受け入れられるような
多様な価値観と需要に変わったとはいえ、
茶室や草の草の設えではない唐木類の床柱を使う真の場所での
バキバキは、さすがにアウトかと思う。



木表





側面1






木裏






側面2







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良いものを適正価格で手に入れて長く使う。 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/36943/ Thu, 12 Sep 2024 00:33:20 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36943 ■ MUKU-DATA  ナイス新潟市場内  先日、真壁風和室の造作材の手配をするのに日頃からお世話になっているナイス新潟市場内のミヤックスさんへ杉の割角柱を選んできた。105mm角の芯去り柱、真壁和室が当たり前だった頃…

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 MUKU-DATA  ナイス新潟市場内 

先日、真壁風和室の造作材の手配をするのに日頃からお世話になっている
ナイス新潟市場内のミヤックスさんへ杉の割角柱を選んできた。
105mm角の芯去り柱、
真壁和室が当たり前だった頃、3.5寸(105)よりは主には4寸(120mm)もしくは
4.5寸(135mm)柱を使い2間続きの和室の材料を頻繁に納めていた頃が懐かしい。
私のくらいの年代(50歳代)が、それらの材を多く扱った最後の世代かと思う。

3.5寸の在庫が弊社になかったので市場にある多くの中から
適材を選定する。
2面(L)無節(左右)、3面(コ)無節の大面柾目は基本的には4面無節
色、木目、柾目、目合いに佇まい。。。
育ちの良い木は、ぱっと見佇まいが他とは違う。
よくもまぁ、こんな時代にまだこんな沢山の105の割角柱をストックしているものだと感心するも、
最盛期の半分にも満たない量だという。
そうかもしれないなぁ・・ あの頃は造作(鴨居、長押)も赤白~赤まで
豊富にストックされていた。
数ある中から必要な分だけを選べるのはとてもありがたい事。

芯去り柱の割角に関しては、もうここのところずっとこの〇西印の
メーカーのものから選んでいる。
ぱっと見で良い素材(丸太)から製材している事がわかるし、
仮に他メーカーで㎥50,000円違っていて、本いくら違うんだろう・・?
(0.0331×50,000円= 1,655円/本)
10本程度使っても 16,550円高いだけ。。
全体の云千万の建築費にどれだけ影響する金額だろう。。。
安かろう悪かろう。。 安いってのは何かしらの理由があるし
髙い?ってのもそれなりの理由はある。
AはAで販売する。BをBで買うというよりはCをBで買わされている事の方が意外と多いのは材木業界に限った事ではないだろう。
結果はAメーカーよりもBメーカーの方が利益を上げている事が多いのではなかろうか・・?
正直者はバカを見る。。 そんな風潮は未だに続くが
AはA、AをBの値段で買えればその時は得だが、その裏には何か
事情があって嫌な思いをしている人がいるのかもしれないし
仮にAをBで買えたとしてそれは長続きはしないこと。
その先の今後の結果は見えている。

ついでに杉や桧のフローリング類も見てきた。
やはり少し高いものは木味や佇まいが違っている。
厳選した素材から真面目に製造しているメーカーはぱっと見で
良いものだと感じる。
他メーカーと比べ1割高くてもせいぜい坪1000~1500円高い程度
仮に1500円高いとして30坪で 合計45,000円割高
どうだろう?これって。。。
60年生の木と80年生の木、目詰まりも明らかに違っている。
樹齢のいった木の方が年輪が良く締まって目細で収縮巾も低く耐久性もあるだろう。
しかしきっと1割安を選択するところは多いのが実情かと思う。
木をある程度知っている材木屋なら材質の違いは分かっているはずだが
その先の工務店さんからの少しでも安く少しでも利益確保しなければいけないという
実情(建築は受注先行で後で利益確保という現実=利益薄)
に応えている為かと思う。
大手ハウスメーカーは軒並み注文住宅7割から注文3割、建売(企画)7割に舵を切った。
国内市場が先細る中で新たな市場を求めアメリカでM&Aを行い利益を確保している。
建売(企画)7割というのも悪くないと思う。
昔の建売というと粗悪品なイメージ(土地に上物を付けて売れば更に売上があがり利幅も増える)があるが
今の建売(企画住宅)は違うと思う。皆さん必死だ。
「うちの売りはこれです!」とこの品質とこの住宅でこの価格ですって
堂々と示すことが大切なような気がする。
そのうち、職人さんがいなくなって、お金があっても家は建てられないって
時代がもう直ぐそこまできている事も感じる。
今後の住宅業界がどういった方向へシフトしていくのか
注意深く眺めているし、
全く違った形の住まい方、暮らし方、それに合わせての器(家)の
新たな形が現れてきそうな予感もする。







こちらはフローリング類

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