■ MUKU-DATA  黒柿 ブックマッチ用 2枚1組

左から
① L= 950mm t36mm  
小テーブル用として
粒々した模様やら、一部孔雀模様だったりとなかなか見ていた面白い
小さくても2枚ハギ合わせる事でサイドテーブルであったり
座卓であったり・・ いろんなものが作れそうな材かと思います。



② L=1550mm t36mm
これぞ、極上孔雀杢はないにせよ、「ザ・墨流し!」的な杢
この2枚と右側の2枚は共木なのですが
この組合せが一番カッコイイかな・・
これらの黒柿はずっと本社の事務所脇の部屋においてあった板で
仕事終わりに音楽を流し酒をいただきながら何に向けようかと
日々眺めていた材たちです。
この墨汁が流れたような杢目は1枚で使うよりも2枚のブックで
使った方が一層と怪しさが増して良くなりそうです。
黒の杢目の中に少しブルーな色が入っているんですよね。。。
こんなブックマッチが何気に置いてあったらバクバクしそうです。



右側の2枚が
③ L1580mm t36mm
ブック仕様の組合せとしては木目のバランスがいまいちですので
これはバラで販売してもいいのかなぁ・・とも考えています。
反対面の方がいいのかもしれません。
共木の②の組合せに比べると劣ってしまいますよね・・・
材は傷んでいますが、少し縮み杢っぽいものも入っています。
そうは言ってもやっぱりどこか妖しい気配は漂っています。
レジンなど使って思いっきり遊ぶ、振り切って使ってみるのもありですかね・・




黒柿ってなんでこんなに妖しい感じなんでしょうね・・・
その墨流しや縞模様が一部の人の心に刺さるのは世界共通のようです。
この業界に身を置いて少し材木の事を知ってから
柿の木、黒柿はずっと好きな木の一つなのですが・・
如何せん、良いものは高い・・ 
黒柿の良材が出ている市場の競りとか見たらきっと皆さんビックリされるかと思うのですが・・
あとは、製材後の手入れが大変
まあ乾燥過程で暴れるわ、重しを載せておけば割れるわ、
虫なんて入ったら食い尽くされてしまうくらいに虫にとっては美味しいんでしょうね。
水中乾燥やら皆さん色んな乾燥方法や乾燥技術を耳にしますが
これだという本当の事は皆さん極秘で独自に扱っているのかもしれません。
私自身もこれぞという答えは今現在も持っておりません。

そんなこんなで黒柿を積極的に扱う事は、
気持ちの中で長い間、封印していたのですが
もうそろそろ年も年ですし、
ここのところ柿の木との縁も何故か良くありますし、、
ま、好きな木にチャレンジさせていただいているといった感じです。
製材から皮むき、割れ止め、天然乾燥、等を繰り返し
毎回、何らかの火傷を繰り返していますが
今度はこうしよう、あーしようと、毎回試行錯誤して
いつかは光明が見えてくるのかもしれません。