MUKU-DATA  インドローズ輪切り  

「紫檀(シタン)」と表記されてあったが
インドローズに見える。もしかして・・・ 

そして床柱を細かく割って挽き直した紫色っぽい木たち
「ローズシタン」と表記されていたが、ローズシタンという材種はなく
インドローズの床柱を昔は銘木屋はローズ紫檀となどと呼び販売していた。
紫檀が床柱としては最高峰だったので〇〇紫檀と名付けて販売したのだろうが
これは色合いからインドローズではない。

これらの詳細の画像の写真を木に詳しい人に送って聞いてみたら
輪切りはインドローズ、
細かく挽き割った材は「・・・・」マダガスカルローズにも見えるし
ワンチャン古い時代のブラジリアンローズにみえなくもない。。
という返答だった。
ブラジリアンローズウッドと言っていた挽き材を過去に一度見たことがあるが
それが本当にブラジリアンローズだったのであるならば
それに近い色合いに見えるのだが、如何せんその物を良く知っていないので
判断がつかない。(現物を見た回数と経験値が足りない)
香りは何となく甘い香りがしなくもないが・・わからない。

しかし、何故だろう・・ 普段あまり目にすることのないこれらの材たち
ローズウッド系はどこか感情が揺さぶられる。
長く紫檀やローズが一部の人たちに支持され続けてきたということは
人の琴線に触れる何かがきっと宿っているのだろう。。

輪切りはそのまま置台や部屋のオブジェだけでも良さそうだし、
紫色の部材は何か木工品を作る際に一部この色の材をどこかに仕込んでみたい。