MUKU-DATA  栃の断片 3個

10月末の記念市で買っておいた大きな栃の破片、塊を引取りの行ってきた。
旧朝日村から出てきた栃との事で、樹齢はどれくらいだろう・・?
150年?200年? 定かではないがそこから放たれるオーラのようなものには
凄まじい力が感じられる。
幹の身のある部分は県外の市場関係者さんが購入し、
その周辺の根?洞(ウロ)となっていたであろう樹皮など
幹と共に並べられていたその栃の断片3個とも貰っておいた。

内側の朽ちかけの黒くなっているのは多分スポルテッド化された部分かと思われる。
細かな材を製材しても面白い材が取れるのかもしれないが、
猫屋新発田屋的にはこの自然のままの姿でどこかに使って欲しいと願う。

苔が付着して、山の土も一緒に入り込んでいる。
まだよくは見ていないが、この木には色んな虫類、菌類が共生しているのだろう。
何なんだろう・・?このオーラは・・・
何かこの形を活かしつつ、何かにして、どこかに使ってみたい。
置いてみたい。。という衝動に駆られてくる。
置いた時、どう見えるのだろうか?

木材倉庫の部屋の中には、何度かこのような大きな自然木のままの断片や、
壊れた帯鋸製材機など中へ入れようと試みたが、
大き過ぎて入らない、、、重すぎて入らない、、と断念してきた。

今回のこの断片のどれかも室内へ入れてみようかと企んでいる。
こういった物が室内に置かれた時に、どう見えるのか?
人はどう感じるんだろう・・・?
好奇心がいつもそうさせようとする。