■ MUKU-DATA  左:栓、右:板屋楓 天然乾燥材 プレナー加工済み


左:栓(セン)       3000 570-850-920 t58mm
右:板屋楓(イタヤカエデ) 2500 840-700-760 t80mm


約5年ほど前に弊社に来た2枚で、乾燥過程でだいぶ反りが大きくなってしまったので
どうしようかなぁ・・と手をつけずにおいた2枚

細かく部材用として割ってしまうのも何だか勿体ないし
反った部分を製材機で修正挽きして、その後プレナー加工をした。

いづれの板も樹皮部分が残っている。
栓は入り組んで取れ難いし、楓は来た当初樹皮を外そうとしたがなかなか取れず
そのまま乾燥させることにした。
5年経った今でも、楓の樹皮はガッチリとくっついている。
虫がいる気配はないがもしかしたら剥がしてみると虫がいるのかもしれない。

栓の木は枝分かれの部分の樹皮が少し残っているし
楓も凸凹した丸太だったんでしょう。。 部分的に窪んだ部分に樹皮が残る。
反対面はほぼほぼ平らなので
通常は平ら面を使い、森を感じたい時は樹皮面を向けるってのもありかもしれない。

長さは3mと2.5mとあるので長めに使える場所なら2.2m、2.3mと通常より長めに使うと
更に木の良さを感じる事ができ費用対効果は高い。

1.6m、1.8mと通常サイズ使いでいいのならば
長さを好きな場所でカットして残り材は共木のソファテーブルやサイドテーブルにしてもいいし
自分ならカネ折でL型にしてそのまま木目が通った板脚として
もう一方は鉄脚など使って仕上げてみたいと思う。

銘木に裏表なしという言葉が盆栽にはあるけど
一枚板や木材としての銘木業界では、欠点と言われる部分を全て人が取り除き
良い部分のみを材として仕上げているので
欠点無しの銘木となる。それはそれで素晴らしいものだし、それなりの金額なるのも頷ける。

長い年月、誰しも見せたくない傷はあるものだ。
それを隠さずにそのまま堂々とした裏表の姿に
どこか惹かれるかもしれない。

細切れにせずにこのままの姿で仕上げ良かったと思う。