■ MUKU-DATA  ブナ一枚板 低温乾燥材(現状含水率20%ちょい) 未加工材



山中をドライブしているとブナが多く生えている場所に時々出くわす。
橅(ブナ)木偏に無し 木+無 でブナ
分の合わない木など諸説あるようだが、新潟県内では「スノービーチ」と言って
目にする機会が増えてきているようだ。

馴染みのあるブナの木だが少し調べていたら
森と水の郷あきた 樹木シリーズ⑰ ブナ に
ブナ材にまつわる多くの事が書かれている。

ブナといえば建築資材の中では乱尺の床材位の活用で
他の材としてあまり使われる事がないように思うが
山形県の山寺で知られる立石寺の根本中堂では建物の6割程度がブナ材で作られているらしい。
確か1~2回、山寺には行った事があったが
またの機会には、使われているブナ材を意識して見てこようと思う。




左から
ブナ① 2000 270-330-360 t47mm
ブナ② 2000 400-410-480 t55mm
ブナ③ 2100 380-350-420 t55mm
※低温乾燥機で2週間ほど入れたらしいが、現状含水率は20%強 
 もう少し乾燥期間が必要です。






こちらもブナ材で板目を外して片耳残し
板挽きした際に板目が割れていたのか、反りが大きく出てしまったのか?
何かあってのこの木取りなのであろう。
こちらも低温乾燥機には入れたらしいが、数日程度との事で
含水率は40%強
急激に材面が乾き、材面が部分的に縮んだ跡が残っている。
一部少しだけだがスポルテッド模様もある。
片耳の残しのこれ位のサイズだと、棚板等にいいのかもしれないが
含水率40%超えでは、しばらく使えそうもない。

サイズ 2200 巾300mm前後 t45mm  6枚