
■ MUKU-DATA 左:モビンギ、 右:マンゴー4枚
モビンギとマンゴーを削りました。
違った材種のようですが、右4枚はマンゴーです。
白太に赤身の茶の縞模様が出てマンゴーと分かりますが
白太だけ見たら、ん?何の木?って感じです。
このような木目は、例えば黒檀なんかもそうですし(黒い色以外の白は
なんて事のないラワンのように無表情)
柿の木なんかも白い柿だと、へぇ~ ってな具合です。
でも白いマンゴーですが、物によっては少しキラキラとなっているものもあります。
白い木って限られていますから、使い方次第かと思います。
では、左から
モビンギ 2150 500-450-540 t56mm 天然乾燥材 プレナー済み







モビンギは過去に一枚扱った事があるが、やはり今回のモビンギも前回同様に
通常目にするシャンパンゴールドのキラキラしたものが多いモビンギとは違い
縞模様が強く出ている一枚
左から2番目
マンゴー白太 2480 300-430-340 t55mm 天然乾燥材 プレナー済み







マンゴーの白太部分だが、樹皮と木目に表情があるかと思う。
白いけど木目の流れを感じる事ができる。
左から3番目
マンゴー 2400 680-620-700 t58mm 天然乾燥材 プレナー済み








この赤身部分の縞模様が入っているのが、マンゴー
丸太から製材した事はないが、1本の丸太から赤身部分の縞模様は
約半分程度しか取れないのではないかなぁ・・と
他社製材の様子を見ていて思う。
白と茶の縞模様のコントラストが強くて面白い木ですよね。
右から2枚目
マンゴー白太 2480 620-670-630 t57mm 天然乾燥材 プレナー済み







天然乾燥時に屋外にて乾かしたか?もしくは庇はあっても雨があたり易い場所の保管であったか?
木裏部分は全体に小ヒビが入り桟の痕の部分が一部朽ちている。
ここに掲載していないもので木表部分を含めダメージが多かった共木もあったが
こういった材は、古材風に着色してエイジング加工や塗装を行うと
雰囲気のある古材風に見せる事ができるかと思っている。
ピンホール、スティッカーマーク、ヒビ、割れ、
白い木というのが着色加工もし易いだろう。。
右
マンゴー 木裏縞模様 2480 800-810-800 t55mm 天然乾燥材 プレナー済







木表に少しだけ赤身が見え、木裏にするとマンゴーらしく縞模様が入っている。
一枚板は木裏使いもOKなので気分に応じてリバーシブルで楽しんでもいいかもしれない。
重いけどね。。。
右から3番目のマンゴーは別な丸太からの木なんだけど
その他のマンゴーは全て共木で1本の丸太から製材されたもの。
同じマンゴーでも白太と赤身では全然様子が違う事がわかるかと思う。
人間も一緒ですよね、深掘りしてお付き合いすると
違った顔が見えてくる。
深い部分の傷も知って、知らなきゃ良かった・・・ってもあったりね。。
でもやっぱり知っていた方がいいかもしれないし・・
そんな感じで見ていると木って、面白いですよね。
赤身の巾広の共木のマンゴーは紹介しきれなかったので
また今後の機会にでも・・


