MUKU-DATA  秋田県銘木センター 銘青会まつり特市

秋田の銘木市場へ行ってきました。
数年ぶりだったような気がします。
24日がメインの競りですので、前日に行って下見
数年前に比べて出材量が少ない印象はありましたが
銘青会の大きめの特別市ですので
普段よりは材も全然多いしお客さんも多いとの事です。
(競りの途中は写真は撮れなかったのですが、全国から材木屋、銘木屋が
来られていました)
並べられている材を見ると
秋田と言えば杉一色なイメージなのですが
杉は杉でも随分と個性的なキャラのあるものが多いなぁ・・と感じました。
キャラクターである節や形は、やはり見ていて楽しいですよね!
気持ちが上がります。
神代木も出ていましたよ。
鳥海山の神代ではないようですが、、真っ黒な神代栗も丁物で何点かありました。
一部の人たちには人気のようですが、売りを考えると高過ぎて手が出ません。
神代で言えば、神代欅の巾広(多分、新潟県産)
色が薄めの神代ニレ、神代杉の腰板少々(これは鳥海山のものかと原木の根元付近の丸太かと思いますが、まだ持っていたのですね)
あとは最近広葉樹もちらほらと出ていますね。
市場に並べられた個性的な材木を見ていると
能代の製材所の皆さんが何を挽いてどういった材を並べようか・・と
色々と試行錯誤しながらやっていることを感じます。

今回は下見もじっくり、市当日もほぼズ―――――っと競りに付いていたので
もう夕方になるとヘトヘトですよ。。

市前日の下見を終えた夜は能代の製材所さんに誘っていただき
市に来られた全国の材木関係の人たちと話ができるのは
何よりいい勉強にもなりますし、刺激もいただけます。
気づいてみれば自分よりも年下の人たちが多くなっていて
いつの間に・・・とビックリします。
材木業界では50半ばだとまだまだこれから、なんて大先輩方々からは言われますが
筋金入りの全国で活躍している若い方々とご一緒させてもらうと次世代のパワーを感じます。こういった人たちが次を担っていくんだろうなぁ・・と思いました。




佐渡産の杉があった。渋が強めだけど堂々としてた。

新潟県産の杉だ!何となくちょっと嬉しい。。