■ MUKU-DATA ボセ(アフリカンチェリー) 仕上げ寸法 1850x810x60mm SOLD OUT
ボセのご注文をいただきました。
今回は耳落とし。
ここのところ耳付き板を頼まれる事が多かったのですが、
ちょっと前は耳を落とした直角板の方が多かったような気がします。
この直角の板は、耳付きとは違いシャープな感じが出ます。
長方形に縁取られた枠内に広がる杢は、
耳付き以上にその木の大きさ、立木の時の姿を想像させてくれます。
窓で切り取られた庭や山の風景といいますか、
絵画的といいましょうか・・・
耳付きが合う室内と耳無し直角が合う空間があるのかと思います。
いずれも自然の作り出したこの杢目の造形美をどう据え置くか・・
無垢材の楽しみの一つですよね。
ボセは当店SOLiDの打合せテーブルに使っていて
それはラフに仕上げて塗装もしていないのですが、
今回キッチリと仕上げさせていただき、
その淡い色合い、杢の面白さなど少しこの木の特徴を掴む事ができました。
反りを直し、サンダー仕上げ後の再度♯600番で補修。
荒木の時点で良く見えなかったが青が薄っすら全体に入り込んでいた。
桟木で室内保管を3年していたのですが、もしかして青が入りやすいのかな・・
塗装前の木裏の表情
これはもしかして・・・っていう良い杢の予感・・
今回のワックスはクライデツァイト社のラッペンワックスを使用
木裏、 やっぱり! えへへ
この板、どうやら、というか絶対に木裏使いでの表情の方が良さそうです。
夕方、地域の用でちょいと離れて、
帰社後に、また