MUKU-DATA  旭商事 ショールーム 岐阜市

先週末の岐阜への目的は無垢フローリングを中心に木材製品を専門に輸入している商社さんのリニューアルしたショールーム見学と懇親会
お付き合いのある問屋さんに誘われ、岐阜へお供させていただいたと言った感じ。

無垢フローリング、羽目板類に関しては過去、いろいろとやってきたし、
今も継続中ではあるが、特に新潟では多くの工務店さんが当たり前のように
無垢の床材を使うところが多いように思います。
メーカーは違えど、どこも同じような床材を取扱っているので
例えば、ナラUNI 90mm巾 いくら?、 ウォールナットOPC 120mm巾いくら?
と当然価格競争になってくるわけです。
随分前から、こうなるのは分かっていたので一手間かけたナグリ加工であったり
エージング加工されたものであったり、
施工サイドでは張り方、見せ方、見え方、などで各社それぞれの特徴を出していくのがいいのかなぁ・・とは感じています。
同じ床材であっても壁材との組合せ、色の使い方などで随分違った印象になるのかと思います。

ショールームを見せていただき、色んな仕上げの焼杉を多く使った室内、
材面にスプーンカット、ティアドロップカット、帯鋸目など2次加工された床材等は
室内全てに使わなくても、
例えば玄関式台、玄関ホール、書斎、趣味の部屋等一部に使う事で
効果は大きいように思います。

無垢フローリングが当たり前のとなった次には、
やはり、もうひと手間の加工、工夫、センス等が問われてくる。
良いものは長く続く。
要らないものは自然に淘汰されていく。。
室内に木を使う事の意味を更に掘り下げて考えるいい機会をいただきました。




泊まったホテルは柳ケ瀬、
柳ケ瀬といえば美川憲一の「柳ケ瀬ブルース」雨の降る夜は~心も~ぬれる~ 
ホテルで行われた懇親会での席は旭商事さんの社長さんの真横で
今回のショールームの事、無垢フローリング創業の話等
色々とお話をお伺いする事ができました。
20:00からスペシャルゲストが来るとの事で、誰だろう・・?と思っていましたが、「新潟ブルース」から始まり〆は「柳ケ瀬ブルース」
社員さんだそうで、、
19年前に無垢材専門店『SOLiD』の準備をしていた際に
フローリングのサンプル等でお世話になったMさんでした。

社長さんをはじめてとした社員さんたちの温かいお人柄と人情に触れ
商売ってやはり高い安いだけではないよね・・って事も
あらためて思う事ができた一日となりました。