MUKU-DATA  チーク材 厚35mm / 45mm  2m~4m 板目柾目込

造作材の中でもチーク材は高価な部類に入るかと思う。
オークやチェリーなどと比較しても㎥単価は桁が違う
ウォールナットよりも高価な材となっている。

大量の需要はないにしろ(予算的なもの)チーク材が長く評価されてきたのは
この材を触れて取り扱っているとその良さが自然と感じられる。
決して派手な材ではないが、触れていると油分の多い事を感じる。
水に強い、水回りに良いというのは頷ける。
また比較的寸法安定性もあるように思う。

全ての箇所に使うのはコスト的に無理があるのかもしれないが、
適材適所、強弱をつけながら、要となる場所に使用する事でその効果は大かと思う。
住まいの部材のどこかに高価な材が何気なく使われている事、
日常そこで生活する上で目にして触れる事で気持ちも豊かになるように思う。

今回は工務店さんからの依頼で巾ハギのキッチン天板用
板目・柾目込みの中から、
元と末、木目、厚み(挽き終わりに鋸が逃げるのんだろう・・薄くなっている材がある)
自分なりに柄合わせをしながら必要部材の木取りをしていく。
その先は工務店さんがお付き合いしている木工所さんへバトンタッチとなる。
(巾ハギ加工をするのは木工所さんとなる)