MUKU-DATA  巾ハギ(4枚ハギ、5枚ハギ)2400x700x30mm 脚:スチール角パイプ40x40mm
          材種:ブラックチェリー、ホワイトアッシュ
昨日、某建設会社様へ会議用テーブルと応接室の一枚板を届けてきました。
その室内で使われる多くのものが既製品の工業製品の中で、
真新しい木で作られたものが入り込むと、
何か特別なものが侵入してきた感を感じます。
いままでになかった全く異質なもの
はじめまして、よろしくお願いしまぁ~す的な軽快感も感じます。
1セットだけだったら木も、もうちょっと恥ずかしそうにしていたのかな?
新人だけど、物怖じせず、かといって背伸びせず、そのままの風体
木は人に近いなぁ・・と感じます。
今はまだ真新しく傷もありませんが、
ここでこれから何年と会議され使われていく中で自然な感じで馴染んでくるものかと思います。
木って、その場その場に順応していくというか・・
仕事で疲れたら休憩、お昼休みの食事、
手から伝わる質感はきっと人にもいい影響を与えてくれるかと思います。
木って良いんだなぁ・・・って少しでも感じていただければと思います。
こちらは先日ブログに書いた、大きなウォルナット一枚板です。
大きいから製作、運搬とあれこれと大変だったのですが、
何が一番心配だったかというと、搬入時の人力での二階上げ。
弊社からは3名、ここの社員の方にもお手伝いいただき、計6名で、
よっこらしょよっこらしょと少しづつ階段を2~3段づつ上げては休み、搬入しました。
階段巾は1300mm弱でしたので、板巾は広いところで1700mm弱あったので
板を立てての搬入でした。
搬入後、状態を確認するのに座らせていただきました。
木津課長です。
須佐部長です。
(一部取付け作業がありましたので須佐大工さんにも応援してもらいました)
私自身も実際に座らせていただきました。
確認の為?もありますが、こんな応接室のテーブルに座ってみたいという気持ちもありまして・・・
(勝手に座ってすみません、社長様。。。)
なんて言いますかぁ・・
応接室に木のテーブルといいますと、例えば欅の玉杢であったり、花梨の瘤杢であったり、、
いわゆる「ザ・銘木」というイメージが何となくあるのですが・・
当初、ここの一枚板の候補としてこのウォルナットとは別に
ギラギラと全面に杢の入った大きな栃一枚板もあったのですが、、
支店長さんと相談した結果、こちらになった経緯です。
ギラギラしたイメージよりも
こっちの自然な風合いで木そのもののキャラのたくさん詰まったウォルナットの方が
合っているように感じました。
どうなるかなぁ・・・
大き過ぎないかなぁ・・
あれこれ想像していましたが、意外とすんなり普通に納まった感じです。
ここを訪れたお客さんにまずはビックリしていただき、
わぁ~ 木だぁ・・ からの商談、
上手くいこと間違いなし!です。
こういった一枚板を使ってみる会社って
何か企業理念、姿勢のようなものが、見えてくるようにも思いました。
木が繋げてくれる人とのご縁に感謝です。

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