MUKU-DATA  杉 特一 赤身仕分け 4000 180x18mm  外壁用

オールドグロスのウェスタンレッドシダーは見るからに
腐食に強そうで耐久性に優れているだろうなぁ・・と思いますが、
日本の杉材も赤身部分は耐久性に優れています。
かつては杉の赤芯など土台にも多く使われていました。
ある程度の樹齢があること、また赤身勝ちであることで、
白太の杉とはあきらかに耐久性は異なります。
(外に板の切れ端を投げて観察するとわかりますよ)
無塗装の場合はどの外壁材でも風雨に曝されれば
数年でシルバーグレーに変色してしまいますので、
杉の赤であろうが赤白であろうが、Wレッドシダーでも、米ヒバでも
経年で見た目は同じような感じにみえるかもしれませんが、
長い年月を考慮するとやはり耐久性のあるにこしたことはありません。
節の少ない役物の杉でしたら、大概は白太が多いものが多いでしょうから
その場合は塗装した方がよろしいかと思います。
定期的にメンテナンスを施せば木の外壁でも長く使えることが可能です。
木は基本的には雨で濡れても直ぐに乾くような場所、施工がされてあれば
何十年も持つ素材です。
杉の赤身勝ちの外壁用の板を製材しています。
節の少ない白太部分は造作材用、赤身の部分は外壁用に仕分けしながらの製材です。
挽き終えたら、桟積みして庇の下で天然乾燥させます。
厚みは18mm程度ですので春には乾いているかと思います。

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