MUKU-DATA  木材倉庫新発田屋にて 写真は神代欅7m材  


一枚板を扱うものの悩み?としては、
一枚板は重く大きいのでその保管場所と保管方法かと思う。
材を持っていても直ぐに出せるような余裕のある大きな倉庫であれば
この問題も解消できるが、
如何せん弊社の倉庫は小さいので奥にある材を出すのに一苦労となる。
簡単に出せるだけの量にすれば、材種やサイズはかなり限定されたものになるし、
天然乾燥期間もある程度必要なので、現在の倉庫が最低限必要な大きさで
工夫しながら使っているつもりではあるのだが・・
まぁ、別な見方をすればいくら大きな倉庫でも、材は次第に増えていき、
また出し難くいっぱいになってしまう・・ような気もする。

小さな倉庫で扱い辛いのが長尺材で、
いつ出して仕上げてみようか・・と月日は経ってしまうが、
何かの機会で出さなくてはいけない際は、その周辺の長尺材や
今度はあの木を仕上げてみよう。。って考えていた木などは
その際に一緒に整理仕分けをして、
まだ乾きの甘いものから奥へ片付けるようにしている。

昨日はほぼ木津と一日中、作業を行っていたが、
立て掛けの必要なものは倉庫内へ立て掛け・・
この材は本社に製材へ回した方がいいものは本社へと
重い材たちと格闘していたので今朝は全身あちこちが痛いし、
最近特に力が無くなってきたなぁ・・って感じる。

昨日の立て掛け作業で辛かったのは、
4.6m、巾600mmの花梨、厚みはないが人力では無理だった。
他はイタウバ3m 700mm巾、厚み70mm程度のもの、
これは二人掛かりでもビクともしなかったが、
ヤル気、人間本気になると瞬発的な底力は出るもので、一気にせーのっ!って
立て掛ける事ができた。
これ、90mm厚の巾広で長さ3mのウェンジ並の重さだねって感じだった。
(今度は何かの機会に寝かせるのが怖い・・)

そんなこんなで整理しながら神代欅長尺、杉の長尺、ボセ4m材など手前に出して
直ぐに仕込めるようにしておいた。

年々歳だけは取っていくが、この作業、ワシいつまで出来るんだろうか・・
あちこちの痛みを感じながら今これを書いていた。