MUKU-DATA  八日通り 池田塔 木彫刻工房 

瑞泉寺へ向かう八日通りには彫刻工房をはじめとして色々なお店があるのだが
普段から材木屋として住宅に関わる中で
どういった住まいやそこでの暮らし方が自分らしく気持ち良く生活できるんだろう・・
という事は自然と考えること。
そんな中でここ数年、小さな家、小さなお店、無理のない等身大の普通の生活が
一つのテーマになっている。

卒業して、就職して、結婚して、家を建てて、子供を授かり、一人前に育てていく。。
というのが50代の私らの一般的な考え方だったし、親に願われながら
そういった事を疑わずに過ごしてきたのだけれど
それは戦後からの昭和の理想と一般的な幸せ論で、
そんな追いつけ追い越せ時代はとうの昔に過ぎて終わっているのかもしれない。
家の間取りはLDKに風呂、トイレ、寝室、子供部屋2つ
メーカーに決められた間取りの中で、そこに合せて生活していく事は
まぁ楽っていえば楽かもしれないが(考えなくてもいいので)
本当か? ほんとにそれが一番快適か?って考えると疑問が湧いてくる。

自分の周りには何故か一人暮らしの人が多いし
子供を持たない夫婦も多い。
っていうか、ちゃんと思い浮かべてみると7~8割がそういった人たちばかり。。
それぞれに皆さん人生を楽しみながら大切に生きている。

そんな事を思いながら、どういった間取りの住まいが
快適で自分らしく生活できるんだろうか・・
自分だったらこういった場所や家がいいなぁと想像している中の一つが
小さな家だったり小さな店舗併用住宅であったりがある。

利賀芸術公園にあった小さな宿泊群は、あぁこの大きさで十分十分って思ったし
瑞泉寺へ向かう八日通りの『塔』彫刻工房は
通りからストレスなくお店にいざなわれ、土間スペースをギャラリーとして
自ら製作した作品を展示販売していた。
ギャラリーと工房はFIXで仕切られ、お互いのちょうどいい距離感が保たれていた。
そうそう、この自然な感じ・・

通りには古道具屋さんもあって、お店の雰囲気は良かったが
ガラガラガラと古いガラス戸を開けてそこに立った時の店主との微妙な距離感は
少し息苦しい感じがした。(自分はそういった事が人よりも気になるようだ)
何だろうなぁ・・この差は・・

間取り、お互いのスペース、距離感って大事ですよね。
そういった感覚的な事って人それぞれに違うから
はじめから間取りをガッチリ決めてしまわない方がいいのかもしれないよね。

小さな家や小さなお店
こういった家やお店を普段ぼんやりと想像していたので
とても参考になりました。