MUKU-DATA  鳥海山 蓮神代杉 3m 未加工


左が3m、右が3.3m 右の板はシャッターより30cm手前に立ててあるので
随分と左右の板の大きさが違うように見えますね。。

3~4年ほど前、区画整理等によって出てきた鳥海山の埋れ木たちは
当時は秋田の市場で良く目にしていましたが
(一時は 全体の2割ほど市場が黒い材に染まっていた)
もう丸太を製材し尽くしたのか、最近はめっきりと出材もなくなり
通常の市場の様子になっています。
神代木なんて、そうポンポンと出てくるものではなく
見なくなるとあの時あれも買っておけば良かったなぁ・・と惜しい気持ちも沸いてきます。

先月、久々に少量が並んでいたのでお願いしていた2枚が届きました。
蓮の神代杉は2m材は数枚在庫はありますが3m材は初めてです。
ハス状になっている木ですので評価は分かれるかとは思いますが
鳥海だし、まぁ神代だし、、 まぁそれなりに雰囲気もある巾広だし、、
といった感じでしょうか。。

火山噴火により山体崩壊した麓付近や、河川敷周辺、
過去には田圃から神代木が出てきて
その田圃を買上げ、掘って神代木を採取したという人もいましたし
海外では沼底の沈んだオーク材(bog oak)を引上げて製品にしている人たちもいます。
材はどれも傷んでいる事が多いのですが伐採した木の活用とは違った意味合いが
出てきますよね。
地中の埋れ木を探し出しカメラがあるのなら(今の時代、そういったものはありそうですが)
ドローンに装備して上空から探して、掘りだしてみたい気持ちになってきます。

温泉の源泉掘削やヴィンテージジーンズハンターのような・・
夢とロマンを感じたりします。
きっと多くの木々たちが云千年も地下に埋もれているのでしょうね。。




左 D2432  鳥海山神代杉 3000 770 ~ 930 t75mm  未加工材







右 D2432  鳥海山神代杉 3300 830 ~ 890 t90mm  未加工材