🌸 MUKU-DATA  桜  天然乾燥材 新潟県産  1.6m / 2.2m t40~50mm

鑿と金槌を使い、板の耳部分に付いている樹皮を剥ぎ取りました。
この樹皮部分をそのままにしていると虫の被害が進行する可能性が高まります。
桜をはじめ、欅、栗、ウォールナット、樫、栃、・・・
これらは大体固い樹皮の裏側が虫の住処になっています。
欅の白太は価値なし、赤身部分の採寸と昔は言ったものですが、
今は白太部分を残しての耳まで残す一枚板の需要が多いですから、
なるべく辺材の耳部分をキレイに残してあげるにはこの作業は重要です。

もっとも和室部材の床の間、違い棚などは
例えば欅ならやはり赤身厳選の方がいいのでしょう。
辺材を必要としない手の込んだ造作なら後々虫の被害にあわない為にも
赤のみが、より一層いいと言えます。

車で走っていると、
桜の枝先の蕾が少し膨らんできたように見えます。
あさってから3月、
また春がきますね。

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