MUKU-DATA  月桂樹 庭木
この冬の大雪と風で、実家の庭木が倒れ、父に時間を見て起こしてくれと言われていた。
毎日一枚板をはじめ色んな材を触ってはいるが、
立木、庭木となると全くと言っていいほどそれが何の木なのかわからない。
作業をしていると近所のおじさんが、お、月桂樹だね・・と声をかけてきた。
倒れた月桂樹は片側は根元から裂け、もう一方はまだ根をはっている。
人力では無理だったので
ユニックで吊って倒れないように控えを2本添えて、
新たに根がはるまで、隣の槐にロープで縛りつけておいた。
果たしてこのやり方でいいのかどうか・・・?
しかし、ここの裏口は懐かしい。
子供の頃、友人たちと遊ぶために親の目を盗んで、この裏口から出入りした場所
自由への出口?だった。
倒れた月桂樹の直ぐ脇に槐の木が植えられているが、
槐は「魔除け」的な意味合いもあるから、
ここに槐を植えてあるのは、
もしかして親はこの裏口から遊んでいたことを知っていたのかもしれないなぁ・・
なんて思ったりもした。
当然、こられの木も、私の事を見ていたことだろう。

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