■ MUKU-DATA 新潟市西区 T様邸 設計:タムラ設計 施工:そりっど
この部分の杉板の見えがかり部分は150mm。180mmを30mm重ねて張ってあります。
杉の上小節~無節板の既成サイズは、180mmと225mmが主です。
ですが、180mm板ですとどうしても杉の白太部分の多い白勝ちとなります。(ここでは何故かは省略)
225mm板ですと赤味が半分位入った板が多くなります。
杉は、赤味と白太では耐用年数がまったく違いますので塗料で保護するにせよ
できる事なら外部では赤味勝ちを使用されたほうが尚一層よろしいかと思います。
ここの板はどうしたかというと
225mm板を180mmに落として更に赤勝ちの板を納めさせていただきました。
(何故そのまま225mm巾で使わないかは意匠的理由による)
少しもったいないようにも思うかもしれませんが、大丈夫。残りは四分一に利用です。
単価はその挽き落とした45mm分は高くなりますが、その耐久性や様々な心配に比べれば
その価値は数十倍にもあがりますから大した事ではないかと思います。