MUKU-DATA  栓(セン) 天然乾燥材 万能機仕上げ済 SOLD OUT

完全乾燥材の栓の板です。
同じような大きさと色合いの栓の木ですが、
それぞれに杢目に特徴があり、個性があります。
人と同じです。
杢の表情は姿・顔、好みは十人十色です。
評価も当然分かれますし、用途によっても違ってきます。
同じ大きさですが、それぞれの顔をもった4枚です。
MMNG1804
栓 SN-03  2600 580 t43mm
木目が板の中心に通った端正な佇まい。
上品な印象です。
長さ2.6mは芯々9尺間に少し工夫して何とか納められるサイズです。
栓 SN-04  2450(下から割れがあるので2350mm) 580 t43mm
板目(木目)部分はこの板の中では右側に片寄せしていますが、
材になる前の樹の時は大きな栓だったのでしょうね、右側部分は傷んでいたのでしょう。
柾目部分の多い板ですが、
柾目というと材木屋の評価では真っ直ぐに均等に細かく入ったものが良しというのが
一般的でしょうが、用途にもよりますが個人的にはクネクネした柾目を見ると
自然の流れやリズム、音のようなものを感じる事ができて動きのある柾目は好きです。
カウンターなどに仕込むと見栄えがしますよ、きっと。
栓 SN-05  2600 590 t43mm
多彩な顔(杢)を持った一枚です。
木の価値や評価は、樹齢、サイズ(長さと特に巾)は頷けますが、
プロの間では杢目の評価というものが加わります。
欅であれば玉杢、栃であればキラキラした縮み、メープルはカーリー、
クラロのグシャグシャになったもの、黒柿、シャムの縞模様、等々
それぞれの樹種に常ではなく時々顔を出すものに
人は感動したり魅了されてきました。
少ないレアな物、人とは違ったものといった感じです。
極上の栓とは言えませんが、ここで紹介する4枚の中では評価(単価)が一番高い一枚です。
銘木屋さんも同じ評価でした。
(※注意、しかし木はそこから放たれるものを良いと感じる木が一番その人にとってはいいもので
あることを大切にして欲しいと思います。
材木屋など勝手につけてきた評価ですので、感じ方は人それぞれ、
現に今、腐りかけのスポルテッド材(過去捨てられてきたであろう木)に
高いお金を払うという価値観がありますので)
栓 SN-06  2850 560 t43mm
板目部分は左寄り、柾目部分には浅いですが縮み杢も見られます。
長さが2.8mありますので9尺間に無理なく使えます。
書斎カウンターにもいいですし、ちょっとした和室の床の間の敷き込み板にもいいでしょう。
杉、桧の床材にも合いますし、
ナラ(オーク)や栗の床材にも相性はいいです。
折角、無垢のフローリングを貼ったのなら
一か所でも一枚板を使っただけで随分と上質な空間になるものです。
使い込むほど味わい深く変化していきますし、
何十年と持ちますし、仮に50年後に家が壊れたとしても
木は残っています。削ればまた新品です。
騙されたと思って一か所でも集成から一枚板に変えてみてください。
空間の質が変わることはお約束いたします。

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