MUKU-DATA  チーク  フリッチ盤 製材  3100 260x33mm 巾ハギ

チークの盤をt33mmに製材しました。
チークは何度か挽いていますので、だんだんとその特性がわかってきました。

鋸を入れると挽き肌は、あれ?というほど色が薄くなり、
表面が空気に触れることでみるみる色が茶系になっていく。
粘りがあり、油分も多く、
アテっほくてもそれなりに曲がらずにある程度安定しています。

ブラックチェリーは経年変化の美しい木ですが、
チークはもっと歳月を要しながら熟成されていくといった感じです。
長く支持される理由が、実際に何度か製材して触っているとよくわかります。

先日、チークの4m以上のフリッチ盤の案内をいただいたのですが、
貴重ですから欲しいのは欲しいのですが、
高すぎてなかなか買えません。

フリッチは製材すると中に割れが出てきたり、節っぽいものが出てきたり
リスクがついてきます。
今回も、t33mmを3枚のみ取ればよかったのですが、
念のため、2本のフリッチを挽きました。

一本は適寸だったのですが、節っぽいものが現れました。
これはこれで、瘤杢のようで表情があっていいかとは思います。

ハギ用は無傷な良材の方にしました。

なかなか難しいんですよ、、、

こういった高価な材を製材するとき、
あちゃ~ っていう予想外の悪い結果っていうのも
もう何度も経験してはいますが、

そのドキドキ感は、何度やってもついてきます。

チーク、
いい木です。

フリッチ盤から適材を選ぶ

側面を平坦にするため、鋸で擦る。
チークの香りは、特別良くもなく悪くもなく、チークの香り

t33mm挽き
油分が多く大鋸屑は付着したまま


外に出して陽にあてると
直ぐに色がついてきます。

是非、使ってみてください。
長く使えば使うほど味わい深く変化してきます。

コメントを残す