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■ MUKU-DATA 茶神代欅 看板材、共木で各室表札 いづれも縦使い
何点か看板材をピックアップして写真を送って欲しいと連絡をいただく。
こちらの知っている情報として
高級和食店、派手な色の木というよりはトーンの落ち着いた色合い、雰囲気のある木
といった程度
お店の名前からして神代栗や神代楢のように黒い木も良かったのかと思うが
割れのないちょうどいい適材がなかった。
先ずは見ないと進まないと思い3~4枚写真を送付
サイズは看板は 800×265×30mm 1枚
各室表札は 150×75×24mm 10枚
いづれも全て共木で作れそうな大きさのある板
使う材が決まる途中で、看板に彫られる文字やマーク、その色などが配置された図案が届いたが
なるほどねぇ~ と思った。
特に問題はなさそうだが、初めっからその図案と配置が決まった物があれば
提案するほうとしてはし易い。
看板材に限らず、時々サイズのみの問合せをいただくが
探して提案させていただく側からすればその材がどうでどのように使われるかの
「用途」は重要な情報となる。
材種、サイズ、大きさ、用途、どんな雰囲気の建物か等
情報があればあるほど、絞り込みし易くなるのかと思う。
今回はの看板は色が薄めの茶神代欅
粗木を削るとまた色合いは削る前と少々異なってくる。
黒過ぎず、でもただの欅の色とは違う。
お店は高級な和食店、目粗な木ではなんだかそぐわない。
比較的、目細である程度は樹齢のある木
そして玉杢も少々出ている材
こちらも例えばびっしりと玉杢が詰まっていた材だと、少し嫌味に見えるように思う。
バランス、加減は難しいが、これはあくまでも個人的な意見である。
先ずは店名の文字を引立たせ、よく見りゃ地味な下地の木の看板素材も
なかなか渋めの良い材が使われているね・・ が狙ったところかと。
それぞれのお店に合った看板、材種
おもちゃ屋さんの看板に例えば屋久杉となると???ってなる。
おもちゃ屋さんだったら何がいいかなぁ・・もう少し軽めの明るい木
逆に高級和食店にモンキーポッドも同じ
それぞれに合った材種、品格などあるのかと思う。
ここのお店は庶民の私が行けるような場所ではないのだが
店先の看板は見れるだろうから機会があれば出来上がった看板はみたいと思う。
まぁ何かの雑誌か写真で見れるかとは思うけど。。













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■ MUKU-DATA 茶神代欅 看板材として
先日お店のオーナーさんと建設屋さんがカウンターを見に来られた際に
何かイイ感じの看板にできる木はないだろうか?と倉庫内を探し始めた。
ピックアップされた材を比較検討する為に並べてみた。
高級過ぎてもやろうとしているお店のイメージと合わないし、
キレイ過ぎるのも違うらしい。
知らない街の繁華街へ行き、何となく立ち寄るお店は
無意識にお店の入り口に置かれた看板を見て店内をイメージして
入るかどうか判断しているのかと思う。
看板に誘われ入口を開け、いらっしゃいませ~
内部は想像通り、料理もお酒もそこそこで店主の人柄もいい。。。
看板にはお店の想いや店主のお人柄まで
そのお店のいろんなことが詰まっている事も多い。
これイイ感じだなぁと選ばれたのは茶神代欅
看板用もしくは土間に置く敷台用にいいかなぁ・・と想定して
もっと枯らした方が雰囲気が出そうだから屋外に2年ほど放置(熟成)させていた材
屋外に置いていた事でシルバーグレーに経年変化したもので
きっとこれが神代欅か普通の欅かはグレーの色からは分からない。
この材の材面を帯鋸で軽く擦り落として
神代欅だと分かるように肉を出す。
少しグレー色も残しつつ、帯鋸目の痕もついて更に良い感じなったかと思う。
こういった材は図面上では表し辛いかと思う。
現物を見て、その木の塊が纏う雰囲気、周囲に放つオーラみたいなものを
感じるかどうか・・・
それぞれの人の感覚的、直感的なことなのかと思う。


帯鋸で製材後









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■ MUKU-DATA 木曾檜 芯去り 3m 123mm角より部材取り
「桧」木が会うで「木会」
桧という言葉には力があり、多くの人は「桧」と聞くと
少し別格な位置にあるイメージを持っているのかもしれない。
一般材では杉が主流の新潟では、桧となるとやはりどこか特別感はある。
そんな位置づけの桧だが、
同じ桧でも「木曾」の冠が付くとははぁぁぁ・・と
この紋所のように平伏してしまう感がある特別なものとなる。
秋田杉で言えば官木(かんぼく)と呼ばれる天杉のような・・
同じ杉や桧でも別物、別格の扱いである。
新木場の木材問屋さんは尾州檜、尾州、尾州という方が多い印象だが・・
この木曾檜の芯去りの3mの柱材が縁あって数十本弊社にある。
仏壇、仏像関係、宮大工さんなどの人たちが部材取りとして
1本、2本と少量ではあるが小さな需要はある。
1年半前に引っ越し、表札を何にしようかとずっと考えている方が
何周もして、最終的に桧で表札を彫ってもらう事にしたので
桧の柾目材をお願いされた。
そーか、そーか、最終的には桧の柾に到達したのですね、
だったら極上の木曾檜の柾で部材取りさせていただこうと
3mの4寸角を必要な厚みに挽き割った。
細かく積んだ目、高貴な香り、
自ら木取りしながら手押し鉋を掛け、
本当は仕上げは手鉋だと艶も違うのだろうが私自身は大工ではないので
最後はサンダーで軽く擦って面取り鉋で糸面取りをした。
表札なので部材は短くていいので大きな節のある柱を潰したが
樹齢300年ほどの木曾檜を触っていると(触らせていただいているといった感じ)
襟を正すような気持ちになってくる。
200年、300年と生きてきた木、生物学上は死んでいても
年輪の断片、生きてきた証を垣間見、触れる事で
人智を超えたものを感じずにはいられない。







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MUKU-DATA 杉板に屋外用水性ペンキ DIY
先週の祝日と日曜日は木材倉庫の駐車場案内看板を作成した。
の看板をホームセンター等で購入すれば
それで済む話なんだけど
何だかあじけないので作ったら?の意見でその気になってやってみた。
先日杉の端材で作った整理棚もそうだが
この年になってDIY(=おじさんの頃は「日曜大工」と言っていた)を
やるとは思っていなかったが
何かを考えて物として出来上がる、完成させるDIYでの充足感は
何だか癖になりそうだ。
調子にのって今後作り過ぎに注意しなきゃ だな。。。

浮造りのかかった杉板(腰板)に塗料で塗りつぶす木目の感じは何だか新鮮

カレンダーの山セ文字をカッターで切り抜いてステンシルプレート代わりに
やってみるも・・・

うわぁぁぁ
あちゃ~
何事も経験、紙が薄いと滲んでしまうーーーーー
修正修正



だれも気にはしないと思うが、この板の入り込んだこの部分の木目に
拘っている。
この部分は塗らずに書かずに見えた状態にしておこうと。。
小さ過ぎる拘り



わぁ~い 完成だぁ~
表の駐車場は狭いので、いっぱいの時、運転が苦手の方は
奥の駐車場をご利用くださいませ。
裏からの入り口も作らなきゃなんだけど天然乾燥中の材が多くあるので
もう少し先の話になりそうです。
お隣さんが畑をやっているので
畑の中は入らないように気を付けてくださいね。


追記:2025 3/26
の看板は杭木に打ち付け、地面に打ち込む予定だったが
転圧された砂利で中へ打ち込むことができず
芯部分が朽ちて半割になった欅の丸太に取付けて置く形に変更した。
材木屋ぽくてこれもありか・・

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■ MUKU-DATA 井波別院瑞泉寺 ( 2024 9/22 )
利賀山房の内部が見れなかった事で満たされない気持ちを補充する為
瑞泉寺へ向かう。
ここはもう何度も訪れているが、いつ来ても木彫刻群に圧倒される。
瑞泉寺山門へと続く八日町通りには彫刻の街にふさわしく
凝った看板のお店も多く、木彫の工房も何軒かあり作業をしている。
看板をみているだけでワクワクしてくる。
栃の木のだねぇ・・ こんな使い方も素敵だなぁ・・
欅だ!木味も良いし良材だなぁ・・しかも彫りが凄っ
そのゴールに瑞泉寺のこれでもか!ってほどの
彫刻が施された山門、本堂、太子堂など、たたみかけてくる。
新潟にも越後のミケランジェロなんて言われてる石川雲蝶の彫刻も残っているが
ここの彫刻群がそれとは趣が違う。
利賀村、脇谷のトチノキ、杉瘤、八日町通り、瑞泉寺、、
多くの「木」に触れ、心も満たされ、のろのろと新潟へ戻る。
水と匠 井波別院瑞泉寺








■ MUKU-DATA 会水庵
建築とそこで使われている材木、材種、納まり、使われ方、見え方・・
を見るのはライフワークの一つ。
そこに書かれた文字がいくら良くても扁額に使われている材とバランスが良くないと
一気に冷めてしまう。
花器などを敷く敷板も同じように思う事が多々ある。
書や陶磁器の事は詳しくはないが、木の事はある程度知っている。
たまたま見かけた茶室、会水庵、
扁額で使われている材種は良く分からなかったが(古い松材か・・?)
矢羽根模様に斫られ木地と緑青色の文字の色とバランスがいいなぁ・・と
眺めていた。
木地があり、書く人がいて、彫る人がいる。




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■ MUKU-DATA 花梨 看板用 920×320×47mm
色が濃く深く、ちょっと高級店なので木目の良いもので・・
のご要望で
この花梨を含め、インドローズ、黒檀、ゼブラウッド柾、ボコーテの
先ずは5点をご提案
縦使い、・・
情報はこの程度だったので提案後にこの花梨を選んでいただいたのですが
何屋さんでどういった書体の何色の文字が入るのか?
屋外、屋内、・・と何もわからないまま、想像も出来ずに
指定されたサイズで加工した。
情報が少ないというのは不安だし、想像が働かない。。
詳細を聞けば良かったんだけど
機会を逃してしまった。
お客様がこれで良いと言っているのでいいのだろうけど
もっと良いご提案ができたかもしれない・・と思うのが心残りでもある。
花梨は削ると本来の色の赤が鮮やかになり
また時間の経過と共に深い色へと徐々に変化していくが
この花梨、削ってもあまり色の変化はなかった。
提案時の写真と削った後での色合いが違うというのは木材では良くある事
お客様が深みのある色を想像していたのに削って朱色が強い感じだと
イメージしていたものと違う可能性があるのでその点だけが気がかりだった。
この花梨の特徴は色が濃く深いこと、黒い筋模様が左右に入っていること、
そして大きめの玉杢が出ていること
ここあたりがこの花梨の特徴かと思う。
フロント先で皆さんを迎える看板として
長く活躍して欲しい。











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■ MUKU-DATA 龍安寺 扁額 材種は多分に神代杉
龍安寺といえば「石庭」(方丈庭園)が見どころで何度か訪れていたが
この正月休みに京都へ行った際に、また寄ってきた。
ん?この扁額の材、目の細かな神代杉ではなかろうか・・?と
気付いた。
職業柄、建築で使われる材木、長く使われる事でどう変化していくか(経年変化)など
自然と目線はそこへいく。
石庭もなんだか良いが勅使門周りのアプローチや屋根の形には何度見ても惚れ惚れさせられる。














■ MUKU-DATA 茶神代欅 看板材 L1300mm SOLD OUT 東京都 C様
この材が弊社へ来て初めて目にした時に
看板材もしくは土間に置く式台(置台)に良いのではなかろうか・・と思っていた。
捩れた神代欅を挽き直し木裏面は厚みが違う。
木表も傷んだ帯鋸でガリガリと擦っていったんだろう。
強めに帯鋸目の縦線が残っている。
部分的に小ヒビもあり、節部分は欠け、一部穴も開いている。
小ヒビや穴は知らない文字や記号に見えたりする。
自然が作った文字や記号、解読したくなるが意味はあるのかどうなのか・・?
こういった文字や記号みたいなものを一人勝手に「木材語」と思って眺めている。
木工部材の部材取りとしては痛みも多い木ので向かないかと思うが
一枚として眺めていると随分の雰囲気と味のある板だと思っていた。
昨年末、お店の看板用に荒々しい凸凹している濃い色の木ないですかねぇ?と
リクエストが来た。
更に聞くと和テイスト、文字は彫って文字に白を塗るという。
真っ先に思い浮かんだものがこの帯鋸目の残っている茶神代欅だった。
他に数枚と一緒に写真を送り、こちらを選択していただいた。
材をみた時に、何に向けるか?
これは常に考えている。
何度も話しているが、材としては建築関係の部材への思考が多い。
建築系の材木屋としての癖、思考が染み付いているからなのだが
もっと色んな視点を持っていれば、更に用途は広がると
常にトレーニング(空想)している。
この帯鋸目の看板、良くなりそうでしょ!?
1点物なので、もう同じものはないが、
どこをどう切ってどっちで使うか、木のキャラのどこを活かすか?で
すごく雰囲気のある材になっていくのかと思う。
何度かラインでの写真のやりとりが続く
(捩れて挽き直し木裏の厚みも違うので写真は多分この神代で50枚以上は送った。ラインを使い始めて約1年経ったが写真でのやりとりはスムーズになり
短時間でできるようになってストレスは軽減している)









英語も中国語はできないし、日本語さえ使い方を間違ったりしているが
最近は木に書かれた(節、穴、ヒビ、虫痕など)文字や記号みたいな「木材語」の解読を勉強中・・??
木材語辞典をいづれ出版しようと思っている?? (ウソ)
下記は文字は
うんうん、うん、あぁ・・・ うん、なるほどねぇ・・


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■ MUKU-DATA チーク 1100 ×500×150mm 看板材として SOLDOUT
看板材として使いたいんだけどとラフスケッチと共に大体の寸法が送られてきた。
H1800mm×巾500mm程度・・・・
ラフなスケッチは凄く分かり易く、こうしたいという雰囲気が現れていた。
なるほどねぇ・・ その感じ、いいよねぇ・・
何点か条件にあったもの(サイズや色)をピックアップして送付しつつ、
そのスケッチからすると身長は足りないけど、このチークだよねぇ・・と
サイズは足りないけど、どうでしょう?と写真を送付。
そう、そしてこれが選ばれた。
これが選ばれた事で少し看板の設計プランも変更されたのかと推測する。
感覚的に、直感で木を選んでいただいている事が良くわかる。
サイズありきではなく、素材として先ず木ありき。
サイズに落しこもうとすると、、
どうしても図面が先行することが多いので
サイズにあったものを選択せざるを得ない事が多いのがこの業界の現状。
それが木の良さを半減させる。
イケてる看板になるかと思うし、
そういう人がやっているお店って見せかけだけでない本質的なお店で
そこで働くスタッフさんたちは個性が輝いている素敵な人たち

なんだろうなぁ・・と思う。
行きべき所へいくもんだなぁ・・と
この黒チークを部材取りせずこのままにしておいて良かったと思った。





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