■ MUKU-DATA 百日紅(サルスベリ)一枚板 天然乾燥材 プレナー加工済み
左から
百日紅① 1620(1880) 530-450-480 t50mm
百日紅② 1500(1780) 620-550-640 t48mm
百日紅③ 1620(1880) 680-600-580 t48mm
サルスベリと言えば、床柱、化粧柱、落し掛けなどの変木類(良母(リョウボ)とは別材種のようですが)
今の季節、ピンク色の花を咲かせている。
実家の庭の中での木で比較的大きめだったのがサルスベリで
夏休み、窓を全開にして簾を垂らし畳間で昼寝していた頃のことを
あの百日紅の花の色と共に淡い記憶が蘇ってくる。
しばらく前に、面白い木があったので取って置いたよと県外の業者さんから連絡をいただき
要らなかった戻してもらって構わないからと。(その辺は信頼関係ができていて
弊社好みの木を何となく分かってもらっている)
えっ?サルスベリでそんな大きな木ってあるの??
埃の被った大きなこれらの板を見て、、ホントかねぇ・・って半信半疑
なぜなら、変木のサルスベリ等は見たことはあるのだが
丸太を挽いた材面、材質は過去に見たことがないので比較できるものがない。。
昔は初めて目にする木でも、買う際にこの木は○○だよって買うと
比較するもの、経験値がなくても素直にこの木は○○って販売する際に伝えていたのだが
何回か間違っていたことがあり、今はそれらの材種に関しては半信半疑で
自分で確かめないと納得できずにいる。
こんな大きなサルスベリってあるのかなぁ・・?とSNSに投稿したら
その手の材に詳しい人たちから、それ間違いなく本物です。
知り合いの木工家がもっと大きなサルスベリの木を机にしていた等、教えていただく。
今朝、樹木と木材の図鑑を見ていたら、
ミソハギ科(サルスベリ属) ミソハギって何ぞや??
丈夫さや粘り強さが生かされて伊勢玩具(三重県)の独楽やけん玉の材としても
使われているらしい。
また今朝丁度、新聞にサルスベリの事が書かれてあった。
ヒャクジツコウ、くすぐりの木、こちょこちょの木とも呼ばれているらしい。
プレナー前はかなり反りも大きく、この巾のままものになるかなぁ・・
半分に割って部材にする? いやいやそれはダメ
何とかこの巾のままプレナーを掛けてもらうように依頼
木裏面の一部はまだ削れていない両端が残っているが
これ以上平らにすると薄くなってしまうので、ここで止めておいた。
触った感じは材も硬めで滑らかでなかなかこれは材質的には良い木だなぁ・・と感じる
経験値からの直感か・・
渋めの畳間なんかに使われていると、、やるな、お主と唸らせそう。。
デスク、文机なんかにもいいかもしれない。

















■ MUKU-DATA 杉 腰板 杢目 厚12mm
杢(モク)というと
栃だったり、欅だったり、クラロウォールナット、メイプル、花梨とか求められる事が多いが
杉でも部位によっては多彩な顔を見せる魅力的な杢が多い。
丁物であれば、杉の床柱の前杢
天井板の総杢、床天用、他には「腰板」として市場へ並ぶL900mm程度の板などが
杉の中でも杢物が使われる事が多い。
杉もその多彩な表情には魅了される。
用途として製材されるので「腰板」とは言っているが
大工さんが和風玄関の腰壁部分に張ったり、建具屋さんは帯戸の上下板に使われたりする。
用途で呼び名が付けられて括られているから
腰板に・・・と考えがちだが、使い方は自由かと思う。
なんに使ってもいいし、細かく切ってパズルにしてもいい。
木の成長と共に刻まれる年輪、厳しい自然の中で長く生きてきた木のその断片の杢目は
まさに自然が創ってくれたアート作品のようにも思えてくる。
これ一枚をフレームに入れて飾っても絵になって見える。
作家はこの杉自身と自然環境、長い年月ということなるのかと思う。
絵のタイトルは?
私はネーミングセンスがないので思いつかないが・・・


















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■ MUKU-DATA 木材倉庫パーテーション
ラーチ合板部分の壁にオールドウッドワックス(色:アンティークグレー)を塗ったら
杉板部分が目立たたなくなってしまったので杉にオスモ(ノーマルクリアー)を塗ったんだけど
なんだかギラギラになってしまったなぁ・・
ラーチ合板の袖壁の見切りは桧錆丸太の半割を立て
天井には余っていた杉皮を張り左右の見切りとして神代欅(チェーンソー痕)の粗木で押さえる。
腰板の共木の杉をブックで上下左右ばらして張ってその部分の袖壁の見切りに欅帯鋸目の粗木を立てる。
今はギラギラしているけど、2~3年後には多分落ちついた感じになるかと思う。
お互いの素材(木材同士)を引立たせるのは案外難しいなぁ・・
実験実験、ここは木の倉庫、サンプル、ショールーム





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■ MUKU-DATA 木曾檜・尾州檜 天然乾燥材
SIZE 左から
・ 1180 340 47mm
・ 1380 470 40mm
・ 1950 370~450 38mm
・ 2100 390~420 36mm
あ、桧だねぇ・・ 「尾州の桧だよ」
尾州の桧は木曾檜のこと。
新潟では桧材の造作は馴染みは薄く、昔から真壁造作は杉材
私が30年ほど前に、家業に入った頃は、杉と言えば秋田杉
秋田杉の中でも天杉と言われる目の細かな材が最上級の柱と言われていた。
いわゆる国有林の官木(かんぼく)のこと。
その少し前に、ナイスという木材市場が隣町に出来た事で
吉野方面の杉材も簡単に入手できるようになっていった。
吉野杉は秋田と違い木に油分があって良いよね・・と大工からの需要も多く
秋田杉と並び、吉野の赤を好む大工さんも多かった。
当時、真壁造りの和室の柱では
吉野の赤の芯去り材、4.0寸、4.5寸など競って使われていた。
当時大工売りで1本平均 12万前後だったかと思う。
吉野の赤の柱を使ったら、鴨居、長押も同じく吉野の赤
敷居も赤身の同じような色の材が好まれ、
当時は南洋桜といわれたニャトー材など
その後は安定供給の米松目細のピーラー材などが長く続いた。
その後10年ほど経ち(約20年ほど前)ナイスの市場内で
芯持ち背割れのある吉野や和歌山方面の桧の柱材が
杉に混じってちょくちょく目にするようになった。(全体の2割弱)
桧も良いものだなぁ・・とは思ってはいたのだが・・
その後真壁造りの柱や造作材は絶滅危惧材のように激減してしまったのだが
長くこの業界に身を置いていると
やはり秋田の天杉は触る機会は少なかったが良いものだったなぁと思うし、
そうそう、当時は東北方面の問屋さんも数軒あったので
青森ヒバの芯去り材の柱類もある程度の量は置いてあった。
青森ヒバも、目が積んでいて桧とは少し違った色合いは
なるほど、これは良い木だなぁと思っていた。
天杉の柱は殆ど販売実績はないが、青森ヒバは何度か大工さんに使っていただいた。
今となってはそれらはどれも良材で良い木だったと思う。
日本三大美林(青森ヒバ、秋田杉、木曾檜)の中で一番目にし手にする機会のなかったのが木曾檜である。
上記の板類は決して極上とは言えないが、あきらかに一般的な桧とは年輪の細かさが違う。
触って持った感じもどこか違う。
桧ありますけど、「尾州の桧ね、木曾檜」の『木曾檜』という言葉
秋田の「天杉(官木)」と同じく
印籠語としての威力がある木だなぁと思う。







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■ MUKU-DATA 楓(だと思う、それ系)割れ止め塗布
今年のお盆休み、夏季休業は10日(土)~18日(日)まで9連休
木材倉庫は10日(土)と本日17日(土)は13:00~19:00まで
だったんだけど、
大体、お盆休みなど連休があると、ここ数年はふらっと宛てのない旅へ
出かけていたのだけれど・・
まぁ出かけると言っても古い社寺をみたり、巨樹に会いに行ったり、
道中は木の事を考えている事が多く・・・
古い建物で使われている銘木など見ると得した気分な旅となっていた。
結局は「木」「材木」から逃れなれない、離れられないといったところだった。
今年は、手入れしなきゃいけない一枚板たちが溜まっていたので
思う存分、連日暑さと格闘しながら木の手入れをやっていた。
鬼胡桃(オニグルミ)、桜、楓(カエデ)、朴(ホウ)ノ木・・・など
樹皮を剥がし、木口をカットして、
割れていたりこれから割れそうな部分には鎹(カスガイ)を打ち込み
割れ止めを必要に応じて塗る作業。
ここら辺、割れそうだなぁ・・って思う箇所は特に入念に割れ止めを行う。
木を良く見ていると、大体どこが割れそうか分かってくる。
今日はここまでやれれば御の字と予定を立てて、
如何せん日が短くなったので6:30PM過ぎ頃には日没となり
その数十分後には板の状態がよく見えなくなるので、仕事終了となる。
暑さの中、ずっと手入れをしていると意識が遠くなり、
適度に氷水を飲み、汗はふきだし、Tシャツは1日3回変えていた。
一日の目標が予定通りに進めば、達成感があって
仕事の後のビールは最高だった。
身体と心に鞭を打ち、アドレナリンが出てきて
妙に変なハイテンションで作業をやっていた。
お盆期間中にやろうとしていた作業が昨日で目標達成でき、とても充実感がある。
木の手入れをやっていると、木の事が良く見えて分かってくる。
たぶん、楓かと思われる板は(楓は白い木のイメージだけどこれは赤身が強い木だった)
木目や全体の表情がとても良かった。
手入れしながら、このサイズだとカウンターにも良いだろうし、デスクにもいいし
ブックマッチで作るのも面白いかもしれないなぁ・・とあれこれと想像する。
天然乾燥させる為の前段階の作業で
割れ止めを塗り終えたものは桟木を入れて1梱包にまとめておく。
数年後、良いお客さんと出会うといいねぇ・・と願いながら。。。















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■ MUKU-DATA 栗一枚板 天然乾燥材
倉庫の奥に立て掛けていた栗の一枚板を引っぱり出しました。
2013年と2015年に仕入れしたものです。
あの頃、栗のフローリングを良く出していたので
カウンターやデスク材として耳付きの栗一枚板も市場で買っていました。
国産材の中で、栗は経年変化が美しい木かと思います。
使うほどに味わい深みが増してくる。
最近特に経年変化、深化する木材に対して良いものだなぁと
思う気持ちが大きくなっています。
年を取ったせいかもしれません。
栗もある程度の巾のある材は天然乾燥の過程で
だいたい反りが生じてしまいます。
写真の3枚も真ん中の栗はそれほどでもありませんが
左右は反りがあります。
桜は捩れて乾きますしね・・
なかなかこちらの思い通りにはいきません。
気づいてみたら仕入れから10年が経った天然乾燥の栗たちです。
左:栗 1950 660-590-730 t55mm 天然乾燥材(2015年仕入れ)



真ん中:栗 1950 630-640-790 t58mm 天然乾燥材(2013年仕入れ)



右: 栗 2100 540-520-730 t58mm 天然乾燥材(2015年仕入れ)





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■ MUKU-DATA 欅 天然乾燥材 プレナー加工済み
SIZE : 2000 750-960-1000 t108mm
この欅、弊社へ来てもう9年経過した。
昔、欅は使えるまで5年じゃまだまだ、10年は寝かせて天然乾燥させないと
と言っていた職人さんがいて、、10年って・・・(そんなに長く~)と
思っていたが過ぎてみればあっという間だ。
まぁこの欅に関しては待ちに待った10年ではなく
厚盤だったのでどう料理しようかなぁと手を付けずにいたので
結果10年近く経ってしまったのですが・・・
「木は乾燥してなんぼ、寝かせれば寝かせるだけ癖が出尽くして
材としての価値はあがる」とは言われていたし、実際にそうは思っているが
その目に見えない時間というものは価格には反映され難い。
5年先、10年先なんて、今の世の中どうなるこか想像できない変化の時代。
馬鹿げた商いをやっているものだと内心思ったりもするのだが
やはり木が好きで木に泣かされ木に助けられ、
木を通じて多くの人たちとご縁をいただけるから飽きずに細々と続けさせていただいている。
さて、この欅
中心から半分に杢が多く入っている。
生きていた頃、片側だけ枝が多かったことが想像できる。
残念ながら白太部分は寝かせている間に虫にやられてしまったが
元々、欅の検寸は赤身のみ、白太は虫にやられるのが当たり前だったし
弱い部分なので使える部分の材として勘定に入れていなかったと聞く。
昔の建物で言えば、欅は広縁の板、床の間板、違い棚、書院天板など
格式の高い部分に使われたので未来永劫長く状態をキープする為に
耐久性の弱い白太部分を取り除き、赤身一双で使用したのだろう。
今は、耳付き板が求められる事も多いし、
赤身と白太のコントラストを好む人も多いので白太耳付きの需要も多い。
この欅は小さな虫穴が多く開いているので
耳はストレートカットして落とした方がいいかもしれない。
例えば2000×700mmほどの長方形の盤にしたら片寄せの杢は更に際立ち
面白い厚盤となるかもしれない。
厚みは108mmあるので半分に割ってブックマッチもあり。
決して良材とは言えない欅ではあるが
片側のみ集中した杢は、使い方次第では面白い見え方となるだろう。。










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■ MUKU-DATA 三井八郎右衛門邸
文化財となっている木造建築はなるべく見るようにしている。
特に和室の床の間廻りや茶室などは
そこで使われる1本、1枚の材木に対しての
設計者や大工棟梁の創意工夫が見られて、何故にここにこの材を持ってきたか?
と読み解く楽しみなどもあって気持ちが上がる。
そこで使われている材、何故その材をつかったか?全体の見え方、
各所の詳細の納まり・・・
そして自分だったらどんな材をそこへ添えようかと。。
いまどきだったらこれらの造作をどうアレンジして取り付けたら良く見えるだろうか・・
建築の材木を扱っている材木屋は自然とそこへ視線が向かっていく。













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■ MUKU-DATA 姫小松 賃挽き製材 (10/30)
昨日、姫小松の丸太が持ち込まれ製材した。
姫小松(ヒメコマツ)・・ 聞いた事あるようであまり耳しない名前だなぁ・・
と製材に立ち会った。
よく知らない木の製材はなるべく見るようにしている。
木肌、挽き易いかどうか、香り、木目、・・・
実際に工場に立って触れる事で、知らなかった材種の事を
また少しは知ることができることはありがたい。
今朝、ヒメコマツってなんだろう・・?と少し調べたら
五葉松の事らしい。
五葉、ゴヨウと良く先代が口にしていたし、材木屋になりたての頃は
紅松や五葉松を造作用に製材していたような記憶がある。
五葉松っていえば、盆栽の方が身近かもしれない。
そーかぁ・・ 五葉の事だったのかぁ・・ と。
でも実際に認識しながら製材の手伝いをして触ったのは初めてだった。
この色と木目からして、木材倉庫にある小さな一枚板もきっと姫子松に違いない。
製材時は挽き易かったし、個体差はあるのだろうが脂も殆どなく製材するのに
支障はなかった。
材面の触った感じはやはり少し脂っぽくしっとりしていて、
鼻を近づけると薄っすらと松の高貴な香りがする。良いものだ。
松材に関しては、パイン床材やピーラー造作材、米松などは多くを扱ってきたが
国産の松となると詳しくはなくハードルが高くなる。
上質な造作には床の間廻りに松の板が使われていたようだが
残念ながら突板張りの床の間類は扱った事があるが無垢の松は出したことがなかった。
一番身近にありながら、一番苦手、、?扱いが少なかった材種かもしれない。












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■ MUKU-DATA 黄蘗(キハダ)天然乾燥材 プレナー加工済み
2年半ほど寝かせていたキハダを削り倉庫に立て掛けました。
1本から製材した丸太ですので共木で、どれもキレイな縮み杢がキラキラとしています。
材の硬さとしてそう硬くもなく柔らかすぎず、、
ウォールナット材と同じくらいな感じで
触ったや肘を置いた時に優しい感じが材から伝わってきます。
人の感覚って凄く繊細だと思うので、
用途に応じて木の硬さ、そこから伝わる質感や五感に響いてくるような
適材適所の木の使い方ってのも追及していくとまだまだ別次元で
木の良さを実感する事ができるのでしょうね。。
黄蘗は杢の出る材も多いですし、質感も優しい。
色も経年変化、経年深化して深みのある色へと熟成されていきます。
どの木もそれぞれに良さがあるけど、
キハダも好きな材の一つ。

黄蘗(キハダ)一枚板 天然乾燥材 プレナー仕上げ済み① 3050 560-610-660 t52mm 2024 2/28 SOLD OUT 新潟市 O様
② 3900 270-440-650 t52mm③ 3900 450-550-650 t55mm 2024 6/15 SOLD OUT さいたま市 Y様
④ 3800 480-470-650 t55mm⑤ 3700 550-580-650 t58mm 2024 6/15 SOLD OUT さいたま市 Y様











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