MUKU-DATA  ブラックチェリー t40mm それを削る中山大工さん
建築家:中村好文さん、アトリエニコ:羽ケ崎さん

新発田市で建築中のお宅の材の選定に
設計・監理をされている中村さんと羽ケ崎さんが来られました。
栗、チーク、そしてブラックチェリーなど
栗材に関しては、その栗特有の杢の表情や、目の通り、目詰まりなど話をされていました。
チークに関しては、このチークは「色が浅いね」など、色を気にしているご様子。
出来上がりの全体の色のトーン、感じをイメージされているのでしょう。。
チークの横に7~8年経過したブラックチェリーが立てかけてあり、
深みをましたその色合いにも何かイメージするものと重なるものがあったのでしょうか・・

t40mmのチェリーの平割材がありましたのでそれをご説明、
表情が見たいから、少し削れないか?と。。

え?やばい、、、
そーだ、ちょうど倉庫改装中で、
休み時間はいつも鉋の刃を研いでいる鉋大好き中山建築さんがいるではないかぁ!
で、中山さんを呼んでブラックチェリーを削ってもらい、
その表情を見てもらうことができました。
(ホッとした、中山さんありがとう)

それぞれの木材には、
写真や画像だけでは決してつかめないものがあると思っています。
実際に見て、イメージの近い空間に修正しながらより近づけていく作業、
御多忙なのだろうけど、こういった作業は怠らないのだなぁ・・と。

じっと木を見つめながら
木と対話しているかのような様子が印象に残ります。

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