MUKU-DATA  欅 厚盤 製材 再割り 修正挽き

この欅はお客様の屋敷に生えていたもので何かのご都合で伐採して
約10年ほど丸太のまま寝かせてそれを2~3年ほど前に弊社で厚盤に製材したものです。
今回これを座卓等に加工する事になり、再度そのサイズに製材する事になりました。
メニュー的には
① t100mmの座卓天板   4台
② 上記置き脚 面付き   4組8個
③ t60x600mm ストレートカット天板  2枚
④ 玄関式台 片耳付き   2枚
⑤ 輪切り   3枚
⑥ 上記脚   2組4個
という内容です。
大割りして厚盤にして再製材、
それから仕上げてサンダー掛け、オイル塗装
手間もお金もかかる作業工程です。
場合によっては買った方が安くつくものもあるのかもしれません。
しかし、何がいいかって、
ながく代々から続くお屋敷にあり何かの事情で伐られた大きな欅
今度は室内で座卓や式台などに形を変えてご家族に囲まれながら使われていくという事。
木も人も今現在だけが全てではなくここにあるのは
過去から繋がっていて次へ受け継いでいくという事。
市場から買ってきた木とはまるで違った
大切なストーリーがお屋敷の木にはあるのかと思います。

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