
■ MUKU-DATA 神代欅 約800×300×40mm
以前知人宅へ納めた神代欅の座卓を触りに
頻繁にご近所さんがお茶を飲みにくるらしい。
その方を連れて木材倉庫を訪れた際に、たまたま選んだ木材が
なんとその座卓と同じ丸太の共木の神代欅。。。
倉庫に数ある材木の中から、そんな偶然があるだろうか・・?
って事がこの仕事をやっていると
いちいち全部ここでは書かないが、本当に多い。
たまたま?とは思えない事が良く起きるので
「木の方が呼んでいる」というのはこの業界人が良く使う言葉でもある。
新潟から出た神代欅、製材後に割れ止めを塗り
もう製材後8年が経過した。
その間に割れも出るし、歪みもあるし、部分的に材が縮み窪んでいるし
木口は凸凹になっている。
両木口をカットしてプレナー掛けすればキレイにはなるが
このまま自然の形で歪みを残し、木口もこのままサンダーで磨く。
勢材時の帯鋸目も残しつつ手に棘が刺さらない程度の仕上げでいいというので
加工屋さんへ出すまでもなく私自身でサンダー掛けをさせていただいた。
無塗装も良い感じの色合いだが
オイル塗装ご希望の事だったので塗り込むと更に色は黒くなる。
新材なのに古材のようで、歪みや割れなど良い感じだなぁと思う。
お茶道具を載せておく敷板として使うらしい。
この感じは陶磁器にもあいそうなので
湯吞茶碗を置いてみる。
いいと思う。
自然に歪んだ曲線、製材の帯鋸の痕が残る材面、そして質感。。。
知人宅へ持って行き見てもらい、緑の植物も載せてみる。
こちらも悪くはない。
地味な板でありながら上に置かれたものをしっかりと受け止めてくれている様子
名脇役としてはピッタリ適材かと思う。
これでご近所さんは知人宅へお茶を飲みにくる回数が減ってしまうだろうか・・
いやいや、これからも更に兄妹の共木にも会いにくるような気がする。















