MUKU-DATA  チーク  建具框、建具面材

チークで作る建具の材を木材倉庫で選定しました。
框と表面材です。
チークは何度か製材していますが、挽いた際は神代木のように色が抜け薄くなり
数時間で少し色が戻ってきます。
色の薄いもの、濃いもの、さまざまですが、
以前聞いた話では、チークの色の変化(濃く深い色に変わるまで)には時間がかかると
言っていた人がいます。
某大御所の建築家がチーク材を見に来られた際は、色が浅いねと言っていましたが、
どれくらいの時間が必要かはわかりません。
わかるのは製材後薄くなったチーク材が数時間で少し色が戻ること、
直射日光に当たっていると少し色が濃くなる事
まだ何十年と観察できる機会がなかったのでその程度しか色の変化についてはわかりません。
刃物の刃先は削ると直ぐに傷んでしまい、サンドペーパーも目詰まりを起こしてしまいます。
仕上げるのはどういった方法がいいのか?
建具として仕上げるのに苦労をかけそうな材です。
木取り製材直後 色はまだらで薄くなっています。
こちらは色の濃いチーク(左 、右は桑)
下駄箱天板用に仕上げましたが、
更に濃く黒い色に仕上がっています(写真撮り忘れ)
古い材ですが(20年以上経過)
ここまで色が黒いチークもあまり目にしません。
これってチーク?っていうほど濃い色に仕上がりました。

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