MUKU-DATA  クラロウォールナット ブックマッチ  L2500 570x38mm x2枚

おはようございます。
なかなか梅雨明けしませんが、もうひと月後にはもうお盆で秋の訪れです。

上記写真はクラロウォールナット(未加工)をブックに並べてみたものです。
ブックマッチは杢目の組み合わせ方次第で、一枚板とはまた別な個性的な表情が現われます。
杢目が真っ直ぐ通っていなかったり、途中で目切れしていたりなど偏っていればいるほど、
ブックマッチにした時に出てくる表情は想像以上に豊かです。
家具やギターなどの業界ではよく目にしますし、
その業界の方は、常にこの杢目を組み合わせていくとどうなるか?っていう事が頭の中でイメージできているのでしょうね。

実際にクラロの変則的な杢目板をブックマッチで並べてみました。
巾は570mmありますので、これ自体、単体でカウンター材等に使える材ではあるのですが
ブックの方がその表情は断然良くなりますね。

例えば、杉の柾目を追い貼り(スリップマッチ)する際、あまりにも赤身の目の通った柾目材ですと、
どこで繋いだのかわからない事もありますが(柾張天など)
際の部分にちょっとだけ白太が入る耳白材で柾目も少し流れているようなものを追い貼りすると
一定のリズムを刻んだ動きのある表情になり、いいものです。(家具、建具、壁面張りなど)

杢目が流れて一枚板としては見栄えのしない材を
ブックマッチにして組み合わせてみるのもいいのかもですね。

左:木裏  右:木表

上とは逆の組み合わせ
こっちの方が面白いかな・・?

➡ HOXAN
➡ yasuta

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