MUKU-DATA  クラロウォルナット grafted claro 1880 700-770-970 t55mm  未乾燥材



グラフティング(接ぎ木)された跡が残るクラロウォルナットです。
数日前に巾の狭いミュータントクラロの仲間で、割れ止めを塗り、片付ける前に整理忘れで
立てかけてあった材なので、とりあえず削ってみました。
先日のクラロ同様に、未乾燥材なので(まだ約半年前に製材されたもの)
ズシリと重いです。
未乾燥な時に削ると色抜けしたように部分的に白っぽくなっている箇所がありますが、
経験上、抜けた部分の色は空気に触れ乾燥する過程で戻って色がついてきます。
また杢目も更に際立ってハッキリとしてくるかと思います。

grafted tree 園芸が盛んな当方田舎でも当たり前に行われているの接ぎ木ですが
一枚板として、その接ぎ木の接合部分の断面が見れるというのも
何というか・・不思議な感じ?ちょっと気持ち悪い?
生体反応を繰り返しながら一本の木になって生き抜いてきた証が
そのグニャグニャな杢となって現れます。

美しいような・・ 切ないような・・ キモイような・・
あの人に生き様のような・・
杢を眺めていると色んな感情が沸き上がってきます。。

ありがとう、クラロ。


















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