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■ MUKU-DATA 辛夷の赤い実 変木の香節
春先に咲く白い花、、
辛夷と白木蓮の見分けがわかるようになり、一気に力強く咲くハクモクレンより、
何となく静かに咲く辛夷の方が心惹かれ、
床柱のあのグレーの樹皮の自然な感じが白い花と重なりあい、変木の中でも好きな材の一つ。
あれ?変な形の赤い実がなってる・・と気づいたのが2~3年前で、
きっと実があると鳥が食べに来て直ぐになくなり、その姿に気づかなかったんだと思う。
先週末、赤い実が付き始め、今朝はもう数が少なくなっていた。
春先は白い花、秋には凸凹した変な形の赤い実(握り拳に似ているからその名がついたとか)
一枝、いただき木材倉庫へ活けておいた。
(ワンカップ生け花ですが・・・)
あの白い花にあの変木のグレーな自然な樹皮・・
どうも赤い歪な実が毒々しく見えてくるのだが・・
美しいものには毒がある?
数日間、庭先の辛夷の赤い実を眺めていると、
可憐で品のある変木の香節(コブシ:変木になるとなぜかこの漢字が使われる)が
一層、良く思えてきた。
あの美しさの裏にはやはりこの赤い実が必要だったんだなぁって。



きっとこういった変木、好きなんだろうなぁ・・と
昨日数本トラックに積んで現場でお客様に見ていただいた。
手前から、杉、良母(リョウボ:磨いていないもの)、香節(コブシ)、椿、桧のシャレ木(枯れて残った赤身のみ)

こっちは手前から
押え竹(黒竹、胡麻竹、雲紋竹)、槐の名栗加工、古材部材


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■ MUKU-DATA 檜錆丸太(ヒノキ サビマルタ)
丸太を見せてもらった。
上は、檜の錆付き、錆はカビを付着させたものです。
このゴマ模様が均質に全体に揃ったものが良材とされる。
世界では、丸太を使った建築はあるのだろうけど、
錆=カビの付着加減をどうこうという国は
日本以外にあるのだろうか・・?と思う。
絞紋様の深さ、
瘤と節の凹凸の出方、
色の濃淡、
曲り加減、
色つや、
自然味、
風化したシャレ木、
・・・・
姿・形・バランス・佇まい
とても微妙で繊細な部分を
愛でてきた日本人の感性を誇らしく思います。
雑木や変木の需要はほとんどないと聞きます。
無くなって
消えてしまうのでしょうか・・・
数寄屋・茶室だけではなく、
何かこの自然な佇まいを
もっと室内で活かせないものかなぁと
思います。

変木といわれている文字通り変な?形の木を10本事務所脇の打合せ室に並べてみました。
左から 椎(シイ):中曲り / 良母(リョウボ):中曲り / 香節(コブシ) / 杉入り皮 /
杉の蔓巻 / 貝塚伊吹(カイヅカイブキ) / 良母 / 貝塚伊吹 / 椿(ツバキ) / 榁(ムロ)
これら、やっぱり、いいですよね?
使い方次第でいけそうですよね。