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鉄染め - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Mon, 21 Jul 2025 23:26:13 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 鉄染め - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 実演と説明 栃の樹皮剥がし https://shibataya-mokuzaisouko.jp/characteristics-of-wood/39890/ Mon, 21 Jul 2025 23:26:11 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=39890 ■ MUKU-DATA  栃 一枚板 樹皮剥がし 実演 7/19 木材倉庫にて 棚板用で片耳付きで厚みは厚くなくてよいというご要望 一枚板の耳付きは比較的巾のある材が多く(カウンターや天板用の用途が多い為)例えば棚板用の…

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 MUKU-DATA  栃 一枚板 樹皮剥がし 実演 7/19 木材倉庫にて

棚板用で片耳付きで厚みは厚くなくてよい
というご要望

一枚板の耳付きは比較的巾のある材が多く(カウンターや天板用の用途が多い為)
例えば棚板用の200mm~250mm程度で厚み20~30mmほどでOKで
尚且つ片耳付きがいいとなるとこれが意外とありそうでない。

巾400~500mm程度の両耳付き、それでも厚み60mm程度のものが多いので
上記の棚板の要望を満たす木取りをするのであれば
500mm÷2で真ん中より割ってそれぞれの片耳付きを2枚取り
それから厚み60mm÷2で30mm弱の粗木
自動鉋に通して仕上げ24mm前後
木取りするにはこのような流れになることが多いかと思う。
L900mmが2枚だけあればいいとなったら
2m材から上記の方法で木取りすると
L900mmで200、厚み24mm程度が8枚も取れる事になり6枚分が余ってしまう。

あれこれと倉庫内を物色する中で、
製材時に本板を取る前に挽く端木端で30mm程度の挽いた栃の板があったので
これの活用を検討した。
端木端だったので皮剥ぎも割れ止めも塗っていないもので
製材後3年以上経過し乾燥した一枚だったが
樹皮が付いていたので実際に樹皮を剥がすことにした。
中からは昆虫の1cmほどのサナギが数匹出てきた。
そう、木の樹皮裏や辺材は虫の大好物な場所。

3年以上経過していた栃だったので比較的樹皮はガサガサと簡単に剥くことができた。
栃はウォールナットや欅、その他の材と違って
虫は辺材には入り難く、このように樹皮の裏側のみにいる事が多い。
栃の瘤の部分に関しては中まで入り込む事はあっても
その他の部分は写真のように樹皮の裏側に留まっている事が多く
辺材の内側まで虫が入り込んでいる事は少ない。

上記の写真でいうと赤の矢印が要注意部分で中まで入っている可能性があるので
その部分は取り除くか何らかの処理をしなくてはいけないが
青の矢印にはもう虫はいない。

この辺の説明を樹皮を剥がしながらお客さんにお話して
栃の木の特徴をお伝えした。

話は展開して、自然に描かれた虫食いの跡は、
見方によっては、面白いかと思うし、前々からこの後を残しつつ
棚板やカウンター材などにするといいのではなかろうかと思っている。
例えば、この耳の虫食い部分のみ、黒塗装や色付きの塗装を入れる事で
面白い見え方になるのではなかろうか?

栗の一枚板に関しては「鉄染め」で鉄分に反応させて
板を黒く染めてみてはどうでしょうか?のお話もさせていただいた。
前々から栗の鉄染めはやりたい着色の一つだったので。。。

今朝SNSを見ていたら針葉樹でも広葉樹でもない「ミッドウッド」という
中間繊維構造の木としてユリノキの事が書かれてあった。
ユリノキは何枚か扱っているが確かに、針葉樹のようで広葉樹のような
顔をしていると思う。

木は材種毎に特徴があって食われる虫の種類も食われ方も違っている。
それらを理解しつつ、適材適所、
材を適切に配置できるように提案しなきゃねと思う。



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39890
黒檀 手彫りのお盆  https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-furniture/36153/ Mon, 17 Jun 2024 23:38:11 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36153 ■ MUKU-DATA  約40cm   数年前、、3~4年前だったと思うが、巾広で短材(500×800mm程度)の黒檀とインドローズの同じ大きさの板2枚を立掛けておいたらご購入いただき、何に使うのか気になったので聞いて…

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 MUKU-DATA  約40cm  

数年前、、3~4年前だったと思うが、巾広で短材(500×800mm程度)の
黒檀とインドローズの同じ大きさの板2枚を立掛けておいたら
ご購入いただき、何に使うのか気になったので聞いてみると
好きな作家さんにお盆を彫って貰うと言われていた。
黒檀かぁ・・ 硬いよねぇ・・
ローズは彫るのはどうなんだろう?重いよねぇ・・
刳り物にはこれらの材ってどうなんだろう・・・?
作家さん、嫌がるのかなぁ・・?
なんてお話していた記憶がある。
先週末、先ずは黒檀のお盆が出来上がったので見てくださいよ~って電話をもらい
事務所へ黒檀のお盆を持ってきてくれた。
全て手彫りだと聞いている。
この黒檀をこうやって彫るのはきっと何日かかるだろうから・・
手間代としてはいくら位かなぁ・・と考えてしまうのは
商人の悲しい性か・・
かかった費用は云十万ほどですかねぇ?
と聞いてみると思ったほどでもない。
黒檀の板からこの形に刳り貫き完成するまでに使った時間からすれば
安過ぎるのではないかと思う。
しかし、今日日、お盆にそれだけのお金を払える人はどれ位いるであろうか?
とも思う。
これは間違いなく100年、200年、
落して壊さない限り、何百年も使えるものかとも思う。

超絶技巧な繊細な細工も好きではあるが、
やはり自分は使えるもの、丈夫なもの、次の世代からまた次へと
長く強く使えるものに最近、惹かれている。
年を取ったせいかもしれない。。。

この作家さんの手彫りの風合いは私も好きで
何点か持っているし使っている。
木製品は使い込むほどに時代がのって味わいが増し、自分用の物へと深化する。
一度お会いして少しお話したが
作るものとお人柄がマッチしている。
作品にはやはり人柄が出てくるものかと思う。
山の奥の工房で大きなムカデ共に静かに暮らしているとかどうとか・・
いつか栗の板で、30cm~40cm位の普段使いできるお盆を彫っていただきたと
思っている。。








こちらの黒いお盆は栗を鉄媒染で黒く染めたもの
(漆塗りのこれより大きなお盆は木材倉庫で普段使いしている)
ぐい吞みは根来塗り、もっと使う事で重ねた漆の黒が出てくるだろう。

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墨の模様、木の模様 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-material/35403/ Wed, 03 Apr 2024 23:42:48 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=35403 ■ MUKU-DATA  Meaningless 沢村澄子さん 昨日、木材倉庫に木を探しにきたお客さん家具を製作するようで例えば神代栗であったり神代楢であったり黒い木を探していた。きっとイメージされているのは黒檀やアフリ…

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■ MUKU-DATA  Meaningless 沢村澄子さん

昨日、木材倉庫に木を探しにきたお客さん
家具を製作するようで例えば神代栗であったり神代楢であったり
黒い木を探していた。
きっとイメージされているのは黒檀やアフリカンブラックウッドではなく
日本の黒、漆黒色を探していたのかと思う。
すると国産材では、神代栗もしくは神代楢しか
あの黒い色はないのかと思う。
そういえば、昨日は帽子から服、足先まで黒で統一されていた。

巾は仕上げで317mm必要で状態の良い神代の栗や楢は手当てが難しいし
あっても高くついてしまうので・・さてどうしましょうか・・?と手が止まってしまった。
杉の浮造り板を黒く塗りますか? しかも墨で・・ 
それとも栗の板を鉄染めしてみますか・・?
(栗の持つタンニンと鉄分が反応する事で栗は黒く変色する)

あーだこーだと話している時にタモの板に後ろに隠れていた
サイズが丁度ほどよい柿の木が顔をのぞかせていた。
(オイラここにいるよ、黒じゃなくて白柿だけど・・って主張したのかもしれない)
実験的に白い柿をベタ積みして放置するとスポルテッド化するんだろうか?と
少し屋外に放置していた柿の木だったが
結果は黒くカビただけだった。(放置期間の問題かと思う)
ちょっと前にプレナー掛けして倉庫に立て掛けておいたものだった。

作ろうとしている家具の部材としては、
これいいかもですね・・と数枚を奥から取り出して見てもらう。
白い柿の木地に黒柿模様ではなく黒カビ模様が点々と描かれてあった。
こっちの模様よりもこっちの模様の方が良い感じかなぁ・・と
作る家具をイメージしながら如何にバランス良く黴模様が入っているかの視点で
数枚選定していただいた。

柿の木と言えば、黒柿、キングオブ黒柿だ。
一部、ゴルフクラブヘッド材としては黒がない白い柿が必要とされている。
では白地に黒カビの出ている、黴柿は?
自分自身も自然にできたカビの模様は意図して描けない嫌味のない模様だと感じるが
材木屋としてのその材木の評価は?となると弱気な価格設定になっていた。
(実際には、じゃあ同じカビ模様の木を探すとなると唯一無地のものなのだけど)

そんな黴の点々とした模様を見ながら
沢村澄子さんの書?絵?墨で描かれた模様みたいなものを思い出していた。
確か般若心経を書いたと言われていたような・・・

その夜、沢村さんの書を無造作に置かれてある木々の中へ置いてみた。
特に何も違和感もなく、すんなりと木と溶け込んで見えた。












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黒い奴 神代楢と神代栗 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/jindaiboku/34668/ Fri, 09 Feb 2024 00:46:02 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34668 ■ MUKU-DATA  神代楢と神代栗   SOLD OUT 先日の銘木市に出材された神代楢や神代杉などは高過ぎてどれも買う事ができなかった。。。特に神代楢・・・自分が買いたい値段のどれも3倍ほどの高値がついた。。。挽…

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■ MUKU-DATA  神代楢と神代栗   SOLD OUT

先日の銘木市に出材された神代楢や神代杉などは高過ぎて
どれも買う事ができなかった。。。
特に神代楢・・・
自分が買いたい値段のどれも3倍ほどの高値がついた。。。
挽いたばかりで乾いておらず、しかも神代の楢とくれば
ほぼ100%割れや捻じれが生じるであろう。。。
そんな確実なリスクも承知の上で、一部の人たちには需要があるだろう。。

国産材で黒い色の木と言えば、黒柿。
焦げ茶色で槐、槐も床柱等に使う際は製造過程で石灰を使って色を出す。
生地の状態の槐の色はもう少し薄い。
その他多くの国産材の色は白木の薄めの色から中間色が殆どかと思う。
肌の色と共通する。

で、そんな中で地中に埋もれた埋れ木(神代木)は土中成分と木に含まれるタンニンが反応してその殆どはグレー色に変色する。
中でも栗や楢の埋れ木はタンニンが多いのかと思うが、真っ黒になる事がある。
なので国産材の天然で黒い木といえば
黒柿のマグロ(黒の部分)、神代栗、神代楢、この三種が主な材かと思う。

雨の日の作業で、神代ではない普通の栗の板をリフトで移動していると
リフトのフォーク部分の鉄と反応してフォークが触れた部分だけ
栗が少し黒くなることを経験したことのある人も多いと思う。
あれは栗のタンニンと鉄分が反応しているのかと思う。

鉄染め、酢酸鉄で色染めも、木のタンニンと鉄分を科学反応させて色を付ける。
外壁でグレーに染めるウッドロングエコという塗料があるが
確か成分表は非公開?だった記憶があるが
きっと鉄の成分が入っているんだろうと想像できる。
神代杉とウッドロングエコを塗った杉はほぼ同じような色合いをしている。
ウッドロングエコの場合は、ドブ漬けしながら塗り込んでいく事が多いが
表面上のみの染めなので数年で色落ちしてしまう。
神代木は何年地中に埋もれたいたかは定かではないが
中には2000年、3000年と埋れていたものもあるので芯まで成分がいきわたり
どこを挽いてもあの色に染まっているといえるのかと思う。

昔から日本では黒い木に対しての憧れがあったのかもしれない。
ないものねだり・・ ?
中間色より少し薄めの色が多い中、見たこともない黒い木はドキっとする。
黒柿の自然に描かれた墨流しの模様はどこかに響いてくる。
昔の建具屋さんは欄間や障子の骨の一部に使う杉の木を
石灰水につけて色を黒くして使ったと聞いたことがある。

そんな黒い神代楢と神代栗が入荷した。。 が
部材として使える部分は殆どは行き先が決まってしまった。
ごく小さなものや割れが多くあるものが少し残る程度で。。

しばらく保管するのに並べてみたが何だか室内は異様な空気感が漂う。

でも黒檀やアフリカンブラックウッドの海外の黒とは違い、
やはり日本の黒だなと感覚的に感じる。



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