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茶室 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Thu, 06 Aug 2026 23:40:40 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 茶室 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 畳間 シロアリ 補修 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-remodeling/42741/ Thu, 06 Aug 2026 23:34:53 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=42741 ■ MUKU-DATA  根太、畳下四分板の取替え  昨年、白アリにやられているみたいなのでと連絡をもらって畳を捲り四分板を剥がすと根太が数本、四分板、床の間廻りの雑巾摺、面皮の床框面皮柱の下部の部分が数本、あとは本床の…

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■ MUKU-DATA  根太、畳下四分板の取替え 

昨年、白アリにやられているみたいなのでと連絡をもらって
畳を捲り四分板を剥がすと根太が数本、四分板、床の間廻りの雑巾摺、面皮の床框
面皮柱の下部の部分が数本、あとは本床の畳も数枚
実際にシロアリもいたので、防虫処理をして約1年ほど畳を剥がしたままの状態にして
様子をみることにしていた。

ここのお宅は築50年、増築の茶室部分は40年、100坪以上の大きな木造家屋で
現在は使っておらず週に数回、窓を開け管理にきている状態。

ここの部屋は坪庭に面していて少し薄暗く、坪庭は3方外壁と屋根に囲まれて
庭には苔も多く湿っている様子
床下は風通しはよく乾いているが、基礎の外側からの蟻道も確認できて
普段とは少し違ったシロアリの食われ方をしているように思った。

本床畳の上にカーペットが敷かれてあって、どちかというと木部よりもカーペット下の畳の
被害が多いように見える。
その畳から、床下の四分板、根太、部屋の隅の木部へと移動していったように見える。

現在ここでは暮らしていないので約1年、様子を見ていたが
この部屋に関しては新たにシロアリが発生した形跡がなかったので
必要最低限の補修を行った。

外周部の基礎通気口の鉄も取れている部分もあったし
まだ穴は開いていないが数年後には朽ち果てそうだったので
ステンレス製の通気口を12カ所、後付けで基礎に取り付けた。

確か、15年ほど前にも外壁の件であと10年持てばいいという話で
部分的に下見板工事を行ったのだが、
今回も同じようにあと10年持てばいい程度のお話だったので
通気口は2000円弱/個、12枚、大工工事のみで完結させた。

基礎にコンクリ用キリとコンクリート用ビスを用意はしたが
石に当たるとそれ以上穴を開ける事ができないので、やり方を変えて
木枠を回してボンドと釘で圧着した枠に新たな通気口をビス止めした。

後付け用の通気口はモルタル等で押さえてある現場も目にするが
それだともう1業者入れなくてはいけず工期もコストも上積みされてしまう。

基礎通気口の取替えの専門業者もいるようだが1カ所1万~2万なんて話も聞いた事があるので
目的は、床下の通気と小動物などが入らないようになので
このやり方が最善だったと思っている。
10年とは言わず、15年、20年は持つのではないだろうか。。
(今後、経過を見る事にする)

畳は新たに入れずに当面、この畳なしの板張りのまま
必要であれば新たに新調すればいいのかと。。

当たり前だけど表面だけキレイにしてもダメで先ずは躯体
躯体や中身を確認せずに表面を貼ってしまうと数年後更に悪い結果になってしまう。
表面はいつでもできるしそれこそDIYでもいいのかと思っている。


リフォーム工事って先に仕事をされた大工さんの手仕事の跡、性格までも見えてくるので
現場にいると色んな事が分かり、考えさせられる。

家が大き過ぎて室内には家財も多く物置状態になっているので
他の部屋の様子も心配といえば心配
大き過ぎるとなかなか管理も大変だよね。。
うちの実家も心配っていえば心配

そうそう昨日屋根の雨漏りがあるみたいな連絡があったようだ。。。



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無鄰菴 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tradition/41608/ Fri, 06 Feb 2026 00:13:21 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41608 ■ MUKU-DATA  無鄰菴(むりんあん) 洋館  (2026 1/ 4 ) 敷地全体の構成を山縣有朋自身が行ない、作庭は七代目小川治兵衛庭もよかったけど、職業上どうしても建物とそこで使われる木、そしてそれを作った大…

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■ MUKU-DATA  無鄰菴(むりんあん) 洋館  (2026 1/ 4 )


敷地全体の構成を山縣有朋自身が行ない、作庭は七代目小川治兵衛
庭もよかったけど、職業上どうしても建物とそこで使われる木、
そしてそれを作った大工さんをはじめとした職人さんたちの技術へ目が向かう。

燕庵を模して造られた茶室もよかったが、和の要素が加わった洋館の造作には
気持ちがあがる。









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41608
光悦垣 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/other/41513/ Tue, 27 Jan 2026 03:23:42 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41513 ■ MUKU-DATA  光悦垣 光悦寺 ( 2026 1/4 ) 琳派の祖といえば本阿弥光悦銘木関係や庭の本に良く出てくる光悦垣 鷹峯の芸術村(光悦村)この場で色々と創作していたのかと思いを馳せる。 ➡ 琳派の周辺

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■ MUKU-DATA  光悦垣 光悦寺 ( 2026 1/4 )


琳派の祖といえば本阿弥光悦
銘木関係や庭の本に良く出てくる光悦垣

鷹峯の芸術村(光悦村)この場で色々と創作していたのかと思いを馳せる。


➡ 琳派の周辺









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41513
楢虫食いの茶筅筒 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tree/41285/ Fri, 26 Dec 2025 00:23:05 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41285 ■ MUKU-DATA 楢虫食い茶筅筒  敷板:神代杉(鳥海山)柾目  テーブル:神代栃 約ひと月ほど前だったかなぁ・・愛知県から木工をされている方が木材倉庫に寄っていただき神代木等を購入いただいた際に、屋外に投げてある…

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■ MUKU-DATA 楢虫食い茶筅筒  敷板:神代杉(鳥海山)柾目  テーブル:神代栃


約ひと月ほど前だったかなぁ・・
愛知県から木工をされている方が木材倉庫に寄っていただき
神代木等を購入いただいた際に、屋外に投げてある(捨てている訳ではなく何かに使おうと置いているのだが)
楢の虫食いの欠片に反応して、この材料父が喜ぶかと思いますと話していたので
折角遠くから来ていただいているし、どう使われるのかも気になったので持って帰ってもらった。

父が喜ぶと思うので・・・
お父さんも同じ木工家として活躍されているのだが
自分自身も家業を受け継いだ身ではあるが、「父が喜ぶと思うから」なんて考えたこともなかったかもしれない。
なんて親孝行なんだろうって感心する。

数日後、早速お酒と共に箱に入った茶筅筒が送られてきて箱を開けて感動して
直ぐにお父様へお礼の電話をいれた。

子供の頃にハサミで何か切る時、なかなか切ることができずにヤキモキしている横で
父に「バカとハサミは使いよう」と言われて
子供ながらに切れない事とバカと言われているようで余計にイライラしたような記憶がある。
切れない?ハサミも使い方次第では良く切ることができる
あんたの使い方に問題ありという事なのだろうけど・・


虫に喰われた材を構造材、家の躯体に使ったら大問題となるのだが
造作材へ向けると、へぇ~って感心されたり感動を呼ぶ。
特に真行草でいうところの草の崩した数寄屋には時々虫食い板が使われているのを目にする。

黒柿の虫食いの欄間、栗の木虫食いの幕板、
過去一感動したのは数寄屋建築部材を得意とする銘木匠から見せてもらった
栗の虫食いの炉縁である。

虫食いの穴の大きさ、4角の炉縁に見える穴の空き方のバランス
併せて極上黒柿孔雀杢の炉縁も見せてもらったけど
どちらかを選ぶのならば迷わず虫食いの栗のほうだ。

もう少しこの虫食い材を深掘りすると、虫の食われ方、バランス、穴の大きさや空き方
この虫の食われ方いいねぇ~ とか
割れた板の割れ方、全体と割れのバランスこっちの方が割れた感じがいいよねぇ・・とか
スポルテッド、黒柿、ダオ、バストゥーンなども
一枚板の中での縞模様の入り方と全体のバランス
好みの差もあるけどその辺がポイントになってくるのかと思う。



虫が喰っているからダメ、捨て
割れているから、ハイ評価無し、
無傷無欠点に木取りされた「ザ・銘木」もそれはそれで溜息が出るほど
素晴らしいものあるのだが
虫食いだって、割れだって、視点を変えれば良材とは別な力を発揮する事ができる。
良材にはない凄み、素敵さを演出できる材なのである。

切れないと思われているハサミは使いよう・・
実は使う側がバカなだけなのかもしれない。


材を粗末にせずに愛する者だからこそ作れる茶筅筒かと思う。
いいものをいただいた。








これだよ、
これに反応してくれたのは過去一人二人程度
実はこの強烈な楢の虫食い板、大きな材で数枚在庫しているのです。







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神代栗 虫食いが栗の木らしい https://shibataya-mokuzaisouko.jp/jindaiboku/41109/ Tue, 09 Dec 2025 23:31:37 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41109 ■ MUKU-DATA 神代栗 短材、端材  再製材 12/8  何度かここに書いているが2021年7月に丸太から製材した神代栗天然乾燥養生期間に暴れるだけ暴れ捩れてしまった厚盤もしかして捩れが大きいと修正挽きが出来なく…

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■ MUKU-DATA 神代栗 短材、端材  再製材 12/8 

何度かここに書いているが2021年7月に丸太から製材した神代栗
天然乾燥養生期間に暴れるだけ暴れ捩れてしまった厚盤
もしかして捩れが大きいと修正挽きが出来なくなるかもと厚いもので120mmに挽いていたのだが
想像を超えた暴れようだった。
また製材時には分かり辛かったが多くのピンホールがあることも分かった。

倉庫奥から出して数週間、どうやって料理しようかと眺めていたが
長さ3.5mほどの材の末の巾の少ない部分1mをカットしてその短材を再製材する事にした。
大きな材は高周波プレスしようと思っている。

何度か神代巾広は高周波プレスしているが、実際に割れの部分が広がってしまうが
ある程度平らになってそのままランニングプレナー加工して仕上げる事ができる。
高周波プレスで割れが大きくなることで反りを戻す力がなくなるのかと思う。(癖が取れる)

1mほどに切った短材を再製材した。
反りが大きいのでそれぞれの板からは、欲を出さずに1本もしくは一枚だけ狙って製材
久々に神代栗の製材をしたけどやっぱりいいよね、神代の製材は。。
少し色抜けしてまた直ぐに色が入っていく。

一般材であえば、廃棄する端材の端々まで取っておいた。
なぜって、例えば20cm角にも満たない薄い9mm程度の板だって
グレーのような黒字に、部分的にい色抜けして栗特有のピンホールが入っていて
こんな小さな切れ端板なのに、いい味出している。

早速、この薄い端材板の上に、白い磁器、先日貰った茶筅筒など置いてみたけど
それらを引き立てる敷板としての黒子役には最適な素材だなぁと感じた。

だから殆どの端材は残しておいた。歩留り95%みたいな感じで。

丁物は小さな床の間の床框や落し掛けなんかにいいかもだし
薄めの端材は幕板に使ったら渋いなぁと思う。
先ほど書いた、陶磁器を置いたり花器の花台や敷板なんかにも名脇役としてそこに置かれたものを
引き立ててくれるだろうし
器作りの素材なんかにもいいかもしれない。。 
70mm~90mmの少し厚めの3尺ほどの盤は、土間の敷台(沓脱石的なもの)にも使えるし
例えば畳間の一部に置いたら置き床のように何かを飾る床の間的なものとしていいだろう。

考えだしたら、どんどんあれにもいいかもと創造を刺激してくれる。
割れや無数のピンホールが少し気がかりだったけど
再製材したら、全然それらが気になるどころか
栗らしくて味があって、キレイ過ぎる材より良く見えてきたりするから不思議

いろいろと使えそうな素材かと思う。




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41109
変木・自然木の模様 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/natural-wood/39872/ Thu, 17 Jul 2025 23:39:05 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=39872 ■ MUKU-DATA  虫食い、蔓の跡、深いえくぼ 変木(へんぼく)類も何本か木材倉庫に置いてある。茶室や数寄屋建築用では厳格に大きさや曲りの位置など決まっているようでそれに見合うような材を探すのは容易ではないと聞く。…

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 MUKU-DATA  虫食い、蔓の跡、深いえくぼ

変木(へんぼく)類も何本か木材倉庫に置いてある。
茶室や数寄屋建築用では厳格に大きさや曲りの位置など決まっているようで
それに見合うような材を探すのは容易ではないと聞く。
弊社でお付き合いのある工務店さんで
真の茶室や数寄屋建築など作っているところはなく
(本物の数寄屋建築、茶室などご検討の方は日本で屈指な専門の工務店さんの紹介は可能ですのでお声がけください)
崩した和室に使いたいとか、店舗で使用したいとか、、なので
それほどサイズや規格など拘らずに、いいなぁってものがあると
時々買って在庫している。

倉庫を整理していたのだけど
10年ほど前に購入した変木類の中の磨き系で
キャラのある3本を出してみた。
杉?桧? 節が赤いから桧かと思うのだけど
なかなか面白い見立てをして作るなぁと思うし
今や変木の製造業者も殆どいないと聞くが
これを作った人に会って話を聞いてみたいとも思う。

上記3本の上から
①虫食い  
 所々に虫食いの跡が残っているものを模様としている。
 虫にやられた丸太なんて・・・ってなりそだけど
 部分的に食われている事で景色となっている。
 何事も中途半端は良くない。
 欠点もとことんあれば利点、美点に変わる。。。  ?

②蔓の跡
 山へ入るとヘビ!??って思う事がある蔓が巻き付いた木々
 藤の別名は確か絞め殺しの木
 巻き付かれた蔓を外して磨き丸太にするなんて、
 山から木を伐る製造者のおじさん?いいセンスしてると思わない?
 そんなこと、一体だれがこれを柱とかにしよう!って考えたの?
 👏👏👏

③深いえくぼ
 磨き丸太が頻繁に使われていた20年前までは
 この磨き、えくぼがあるね・・って評価は下がっていたかと思うが
 ここまで深く入り込んでいてバランス良く点々とあると
 キャラの立った柱に見えてくる。

当時、磨き丸太が頻繁に使われていた頃
天然絞りとか細かいのものをちりめんっていったり
高いものは30万、50万なんていって桐箱に入れられて販売させていたものもあった。
確かに北山の天然絞り丸太は惚れ惚れするものもあっていいんだけど。。
逆にこういった規格外、
半端な規格外だと比較されて欠点が目立ってしまうが
開き直るほどに、どーだ!オレの顔はこうだ!
って堂々とした生き様のような姿をみると
優等生同様に超不良にも同じ位、それ以上の魅力を感じたりする。
(人間も同じかも)

自然のままの姿、自然が創り出した形、
多くの生物と共生しながら生きてきた木々たち
そして、そのままの形、それを逆手に取って活かそうと考えた
製造者の方のセンス!

木材業界も木の家も今はどうだろう・・・?
随分とギスギスしていて余裕や遊びが少ないように感じるのは私だけか・・?

そんな遊び心を忘れずに自然が創ってくれる木々を
材木として使えるように木と向きあっていこうと思う。



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39872
瑞峯院 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-room/38070/ Mon, 06 Jan 2025 23:45:08 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38070 ■ MUKU-DATA  瑞峯院 独座庭 孤篷庵へは行った事がなかったので向かうも、やはり非公開多くの塔頭は特別公開期間以外は非公開となっているが、西の端まで行った事で今宮門前通りに面した高桐院脇の瓦土塀を見れたのはよか…

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■ MUKU-DATA  瑞峯院 独座庭

孤篷庵へは行った事がなかったので向かうも、やはり非公開
多くの塔頭は特別公開期間以外は非公開となっているが、
西の端まで行った事で今宮門前通りに面した高桐院脇の瓦土塀を見れたのはよかった。  大徳寺境内図

いづれも何度か見てはいるが大仙院と瑞峯院を拝観してきた。
瑞峯院は玄関を入ってすぐの廊下板にブビンガ巾広一枚板が3枚使われていて
はじめてみた時はびっくりした。
寺院にブビンガかぁ・・なかなか・・ それもありかぁ・・
重森三玲(独座庭、閑眠庭)の作庭した庭が有名なようだが
どうしてもそこで使われる材へ目がいってしまうのは職業柄しょうがない。

以前は特別に平成待庵など見せていただいた事がある
方丈の天井の巾の違った柾目板も、これはこれでいいものだなぁと
新たな気づきがあった。
長く大切に使い込まれてきた木材は、やはり美しい。










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38070
結界 水車板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-room/37995/ Fri, 27 Dec 2024 03:05:52 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37995 ■ MUKU-DATA  茶道具 結界 材:水車板 煤竹 黒柿 先日、材を整理していたら水車古材の側板(輪板)を使い縁は煤竹と板を受ける下の受け材に黒柿を使ってある結界が出てきたので引っぱり出して眺めていた。両端の脚も煤…

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 MUKU-DATA  茶道具 結界 材:水車板 煤竹 黒柿

先日、材を整理していたら水車古材の側板(輪板)を使い
縁は煤竹と板を受ける下の受け材に黒柿を使ってある結界が出てきたので
引っぱり出して眺めていた。
両端の脚も煤竹でできてあり、片付ける際に取外しができるような細工が施されてあった。

かつて数寄屋建築材を扱っていた銘木匠がオーダーして作られたものなので
ご本人にこの結界の事を電話して聞いてみたら
現物を見てないので記憶は曖昧だったが(師匠、ラインが出来るようになってください)
風炉先や結界、炉縁などは茶道工芸をやっていた風里谷藤五さんという方に
製作をお願いしていたのできっとその方に作ってもらったものかと思うと話していた。

過去に何枚か水車板や舟板は販売させていいただいているが
実際にそれらを使って自ら何かを作ってもらう経験をやった事がない。

舟板や水車板などの枯れた古材を見ていると、
ほぼその存在自体で完成されたものを感じる。
例えば敷板の花台として使うのではあれば舟板でも水車板でも
花器とそこに活けた花を引立たせるのに十分な名脇役としての役割を果たすだろう。
またそれらは室内に置いてあるだけで絵になって見えてくる。

では実際に自ら水車側板を使い写真と同じ結界を作ろうしたとしても
きっと同じようなものができる自信がない。
結界のメインの材である水車板の木取りが絶妙かと思う。

水車や舟板を内装材として使ったお店へ連れていってもらった事があるが
素材自体が全体で見て浮かずに違和感なく室内へ溶け込ませる事は
とても難しい素材なのだろうと感じたし
経験と場数を踏まないとそれらの素材を調和させるのは
難易度の高い素材のようにも思える。

この結界は見ればみるほど、
水車板のいい部分を木取りして煤竹のフレーム内に落しこんでいるなぁ・・と思う。
側板にあいたホゾ穴のリズム感、長く使われ浮造りされた凹凸、材の色あい、
両端の削った部分の絶妙さ、そして節までもが絵になって
物語と風景が見えてくるような感じになってくる。

一枚の板からどの部分を使ってどう見せるか?
貴重な材を生かすも殺すも木取りする人の目、センスにかかっているんだなぁと
あらためて肝に銘じる。










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木と空間の関係性 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wooden-building-materials/37017/ Sat, 21 Sep 2024 01:06:23 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37017 ■ MUKU-DATA  新発田屋木材倉庫 だいぶ前、と言ってもこの業界へ入って間もなくなので20年、25年前から顔は知ってるし、何かの機会で雑談程度はした事はあったが仕事としての接点がなかった設計事務所さんが昨日木材倉…

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 MUKU-DATA  新発田屋木材倉庫

だいぶ前、と言ってもこの業界へ入って間もなくなので20年、25年前から
顔は知ってるし、何かの機会で雑談程度はした事はあったが
仕事としての接点がなかった設計事務所さんが昨日木材倉庫へ材を探しに
来ていただいた。
作る側の工務店さんも一緒に来られ、
選定した材が取付けの際に問題ないかどうかと見てもらう事も兼ねているらしい。
工務店さんも昔からその設計事務所の仕事をしている事は知っていたので
阿吽の呼吸で良いチームワークを感じた。

開口一番、これ花梨だよね、良いねぇ~ 
特にこの部分良いよねぇ~ って
ダメージが同居した傷んだ部分を撫でながら話していた。
もちろん、私自身も同じ気持ちで
その傷んでいる部分がこの花梨の特徴で、この一枚全体をつくる大切な個性だと思っていたので、凄く嬉しいのは嬉しいんだけど
心ん中の本質を見透かされているようで、何だか恥ずかしくて素直に喜べなかった。。。
(特に構えていたわけではないけど、ゴングと同時に即、ボディーにカウンターパンチをくらったような感じかなぁ・・)
ストレートな感覚、気持ちは、スーッと心の奥に入ってくる。

建築の事、庭の事、作る際の職人さんたちに対しての想い、木の事などなど
ずっと話していて、肝心な木材を見ていただくのは10分程度の時間しかなく
また、再度、材木を見に来る事になった。

殆どの話がリラックスして素直に頷ける事ばかりで良い時間でした。





磨きのない素地の良母(リョウボ)の曲がりあるものが良いとの事






舟の櫂(カイ)、
古材の櫂を棚に置いているのだけど、これに反応いただいたのは
木材倉庫をオープンして初めてのような気がする。
ある部材に使えるのでは?と見立てていた。




舟繋がりで、舵の古材も見て貰った。
袖壁の見切り材に使うといいと師匠から聞いていた事をお話した。



枌板(ヘギイタ)の話からネズコ(黒部)の天井


天井繋がりで、神代杉(鳥海山)柾目 天井板
これはなかなか出てこないものかと思う。
3坪だけ出ていたので、買っておいたもの。
ここぞという場所に是非使っていただき、長く後世へと残していって欲しい。








名栗の柱や棒、
この細い栗材、どこかに使いたいなぁ・・・
取って付けたようではなく、何気なくサラリと・・・
個性のある材でそれを使う事で室内が良くなるのではあれば・・
常に設計変更をしているらしい。
この事は常々私自身も感じている事ではあるが、
自然素材を取り入れる際(木でも石でも)
固まりかけている図面に柔軟さを残しておかないと上手くいかない事が多い。
その図面に書かれてある、そのサイズと材種を絶対に探す。。。となると
どういう事が起きるかというと
使うサイズより大きな材木を手当てして、そこから必要サイズを切り出していく作業になってしまう。
結果、自然素材感は損なわれ、尚且つコストも高くついてしまう。
自然木、自然な形の木や石を上手く使っている設計士さんは
皆さん図面に余白、変更できる柔軟さを残している。

かりに絶対にその寸法で指定材種で図面通りには出来上がっても
その室内が住む人にとって果たして本当に居心地いい空間かどうか・・・?

人が暮らす家を人が相談しながら作っている事なので
家の心地良さは作る過程での人対人対人の関係で結果に大きく作用する。
人に対する柔軟さ、自然素材に対しての柔軟さ、
そういった事がトータルで上手く進むことで、
そこで住む人にとっての最高な心地いい室内が出来上がっていくのかと思う。
達成する為に努力を惜しんではいけないと思う。





これが開口一番、ボディーを食らった花梨
一部ダメージがありスカスカになっている。
全部がキレイだったらそれはそれでいいのかもしれないが
一部の傷んだ部分がある事がこの花梨の板全体を見た時の
個性となっているのかと思う。
ここいいねぇって声を出して言われたのは初めてのような気がして
嬉しかった。
もう一つ、この花梨の特徴を付け加えるとすると
右上の穴、これは花梨やチークに見られる穴なのだが
山から木を伐り里へ降ろす際に、これらの丸太を像に引っ張ってもらい
搬出したと聞いたことがある。
何だかそんな話を聞くとその過酷な作業風景がこの一枚から思い起こされ
花梨やチーク材にあるこの像で引っ張る為の穴が貴重なものに思えてくる。



全ての欠点を取り除き、木取りされた材木も必要な箇所は沢山ある。
格式ある室内に、例えば抜け節が1つあったとしたら  
それを見た時に???何故と頭を悩ませてしまう。。。
適材適所、部屋にはそれぞれに格があり作る際にある程度のルールしきたりもある。(真・行・草)
自然素材、個性ある材は草、かと思うし
今の住宅は行・草が多いのではなかろうか。。
草の中での草の真、草の行、草の草があると思うが
やはり「草」の材は面白いものが多い。

曲りのある材、細い材、一部朽ちかけた材、
材木をそこへおいた際の、空間との関係性
そういった事を凄く考えている人たちだったし、
もう生まれ持っての天性のような気もした。

木材を一本立てた時の見え方、空間との関係、
室内から庇を過ぎて屋外へ
屋外との関係、庭、そこに植えられた樹木、置かれた石
建築は奥が深いなぁ・・とため息が出てくるし、
まぁそこで使われる一本、一枚に対しても
木材自体の個体そのものは当然ながら、それを置いた際の空間との関係を
掘り下げないといけないなぁ・・と感じた。
それは何気なく毎日やっている事ではあるんだけど(材木屋としての癖)
より具体的に意識してやることでその材木の個体と空間の関係を
もっと良く見せる事ができるのかと思う。
(何を言っているか良く分からない内容になっているのかと思うけど
ここに書きながら思考をまとめているのでお許しを
3坪の中での見え方、10坪中での見え方、窓の位置、その先の屋外との関係性
そういったより具体的な想定をして、そこへ木を置いてみる事
空間トレーニング的な事)



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雨聴天  https://shibataya-mokuzaisouko.jp/japanese-room/34369/ Wed, 10 Jan 2024 23:21:31 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34369 ■ MUKU-DATA  茶室 「雨聴天」 待庵の本歌取りとして杉本博司氏によって作られた「雨聴天」当然、そこで使われている材木がどのようなものでどう使われ、どう見えるか? 常にその視点で建築とそこで使われる材木を見て自…

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 MUKU-DATA  茶室 「雨聴天」

待庵の本歌取りとして杉本博司氏によって作られた「雨聴天」
当然、そこで使われている材木がどのようなもので
どう使われ、どう見えるか?

常にその視点で建築とそこで使われる材木を見て
自分だったらどう使おうか・・と考える。

旧奈良屋門の扁額は水車板、
床の間に置かれた敷板は虫食い
床柱は何だろう・・・ 一部朽ちて割れや欠けが生じている。
床框も古そうだが丁寧に磨きをかけている。。

沓脱石や雨水排水溝には異素材の光学硝子、
屋根はこの土地の蜜柑小屋の錆びたトタンを使っているらしい。










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