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■ MUKU-DATA L型カウンター 黄檗(キハダ) 一枚板
お盆明けから新館が稼働して納品させていただいたキハダの一枚板カウンターが
患者さんを出迎えているとメールをいただきました。
いただいた写真を見ると、あまりにもキレイ過ぎてCG??って思ったほどです。
子供頃に親に連れらていった病院や銀行、役所などは
そこで黙々と働く人たちがいて何故か寒々として怖い場所・・
のイメージが残っていますし今も苦手な空間ですが
それはもしかして内装が手入れや管理のしやすい
無機質な工業製品でまとめられている事が要因なのかもしれません。
最近はそれらの建物の内装は木質系も多く見られるようになり
昔とは違ってソフトでオシャレなクリニックも多く見受けられるようになりましたが・・
先日も某地域の水道局へ相談へ行った際、
外観はコンクリートで覆われた建物で、昔のイメージからか
やはり怖いところ、苦手なところ・・な気持ちで相談へ行ったのですが
話をすれば生身の人間が仕事をしているのであって
親身になっていただくことで何故が少し安心できたり・・
職員の人とこちら側の来客用の場所は仕切られてあり、
きっと改装工事をしたのかと思いますが
カウンターは奥行きのある大きなタモの集成材が使われてありました。
そこで大きな下水道図面を広げ説明を受けていたのですが
集成材とは言え、やはり木質系のカウンターが使われている事で
気持ちも少しは落ち着いて穏やかになっていたんだろうと思います。
このクリニックの先生とは数年前に出会い、木を使っていただいたりして
都度何度かお話させていただいていたのですが
いつも静かに人の話を聞いてくださる方だなぁ・・とは思っていましたが
(木と対峙している時に感じる距離感や空気感に近い感じ)
クリニックの先生だったのですね、、、とその事を知ってから妙に納得していました。
自分自身を木で例えるならまだあちこちから余計な枝を出して
ちょっとした風雨でその枝も折れてしまって
あちこちがガサガサになっている青二才な状態
・・・って辺りかと。。
しっかり大地に根をおろして少し位の台風にはビクともしない
大きな幹を形成していかなきゃですね。
キハダの質感は硬くもなく柔らかすぎず人の手が触れるには丁度良い。
縮み杢もあり共木のL型
これから長く多くの人と触れあいながらここでのカウンターとしての
役割がスタートしたこと、10年後、20年後、
カウンター材も目に見えない温もりで皆さんを癒し共に変化し深化していくと思うと
何だかとてもありがたく嬉しい気持ちになってくる。





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■ MUKU-DATA インドローズ+レジン 2.6m 980~1150 t55mm
新潟市 N 様
何度かブログで書いていたがインドローズの巾広に一部レジンを入れて仕上げた
テーブルを昨日お届けしてきた。
この納品まで約3年ほどあれこれとN様とやりとりをしていたかと思う。
結果的にインドローズ+レジンとしては最高な一枚に仕上がったかと思っている。
最大巾で1200mm弱、長さは2.6mあるので
なんと言っても搬入が大変だった。
巾があるので板を平面ではなく垂直にしての搬入
前後をロープで結び、前二人、後ろ二人の四人でゆっくりと傷のつかないように
何とか搬入できた。
写真は、ご家族の方と話をしながら撮らせていただいたので
現物の良さが半分も伝わっていない写真しか撮れていなかったのは残念ですが。。
なんていうのかなぁ・・
木はやはり行くべき人の元へ行くもんだなぁと今回も感じた。
床はウォールナット巾広、天井には一部マホガニーの羽目板が使われてあった。
建築途中にカウンターで使用するウォールナットを搬入させていただいた際は
まだ天井のマホガニーも張ったばかりで色は薄かったが
やはりこの木も経年変化で深みのある色へと変化するんだなぁと確認できた。
(弊社からの納品ではないのですが)
また建築途中終盤に頼まれた階段手摺材のウォールナット。
小さな部材だけど、4mのウォールナットの無節材って
木取りするのが大変なんだよなぁ・・って節を除いて部材取りするのに苦労した事も思い出される。
(チーク材よりウォールナット4m材の方が節のない造作材を取るのは大変)
そのウォールナットの部材は
なかなか凝った作りの階段手摺で、考えた設計士さんも作った大工さんも
大変だっただろうなぁ・・と想像できる。
毎日使われているんでしょうね、手で擦れた手摺は独特の無垢材ならではの
艶のある質感へと深化していた。
巾広のローズにレジンっていうテーブルはそうそうある訳ではなく
心配も多かったのですが、結果良いものへと姿を変え
今度はN様宅で長くテーブルとして家族と共に使われていく事など思うと
このような機会をいただけた事は大変ありがたく思っている。





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■ MUKU-DATA 新潟市 F様邸
片耳残しのウッドデッキが完成したとお客様から写真をいただいた。
約1か月前に木材倉庫で片耳付きの板を選んでいただき
劣化してしまったウッドデッキをDIYで新たに作り直した。
今度はデッキ材はハードウッド系のものを使用したし
定期的に塗装のメンテナンスもDIYで行えばそれなりには持ってくれるだろうと思う。
通常で終わらないのがFさんで、
どうせやるならとデッキの先端部分の材は耳付きの板を使用した。
ちょうど良い大きさの耳付き板が欅と朴だったが
耳付きの部分は辺材で白太なので通常は耐久性は低い。
その点も良くご理解いただき、
定期的に塗装を塗るという事で
耐久性というよりは見た目、楽しい方を選択された。
デッキ材も過去、数多く出荷してきたが
片耳付きのデッキを見たことはなかった。
完成写真を拝見すると意外と違和感なくすんなりと納まっているものだなぁ
という風に見える。
ちょうど紅葉の季節で落ち葉がデッキ上に散らばっているが
実はこれは劣化を早める原因になるので、お客様もご承知かとは思うが
メールにてその事をお伝えした。
木は濡れても乾けば何年も持つ。
耐久性よりも見た目の楽しさを重視した事で
ありそうでどこにもなかったウッドデッキが完成した。









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■ MUKU-DATA 神代タモ 新潟市 庭真 様 事務所
庭師の長井さんに用があったので昨夜久々に事務所へ行ってきた。
事務所で使われている材たちは弊社倉庫で長井さんに直接選んでいただいた材木たち。
竣工して3~4年経過したかと思う。
久々に事務所へ入り、まず感じたのは「良い!」
「あぁ いい感じに木たちが熟成されてきて納品時よりも更に良くなっている」
と思った。
作庭する長井さんは、その敷地のどこにどんな木を植え、高低差をつけ、
古びた石はどこに置こうかと常に考えているんだろうと思う。
これとこれを組み合わせたらこういう効果が出てくるとか・・
キレイな樹木、壊れた樹木、混在させながら数年後に成長して育った姿を想像しているのだろうと思う。
「植えた木たちが育ち、庭を作ってくれる」と言っていた。
この神代栗の丸太、何でここに置いたの?と聞くと
天板が浮いているようでそれはそれでいいんだけどそこに置くことで安定感がでるので。。というような事を話していた。
庭造りをしているプロは、木材の組合せやバランスも上手いんだなぁと思った。
植物の木が育ち庭を作っていくように
使われる材木もまた年月を経て室内空間の空気感を作り上げていく。
木は熟成しながら経年変化し深化しつづけ深みを増していく。
この穴のあいた神代タモの天板・・
当初は少しこの穴は抵抗があったのかもしれない。
でもこれが育ったままのこのタモの姿で樹芯に近い部分は朽ちているのが
この神代タモのそのままの姿。
時々ファブリックのセンタークロスや敷板を天板に敷くそうだが
その際はこの穴の部分には敷かず敢えて見せているらしい。
「これが良いんじゃないですか!」と言っていた。
銘木とは、、
本来木の持っている欠点と言われている節や割れ反り、癖、腐れなどを取り除き
無欠点材として良い部分のみを部材として仕立て上げる。
それはそれで素晴らしいことだし美しいものも沢山目にしてきた。
この穴の空いた神代タモだって、傷んだ芯の部分を取り除き
縮み部分のみの木取りして木工用部材として木取りをして銘木に仕立て上げれば
このままの状態よりも高く販売できるほどの材かと思う。
でも、この姿や景色ってどこか捨てがたい良さ、力強さみたいなものがありますよね。。
仮にこの穴の部分をセンタークロスで覆って隠していたとして
クロスがズレた際に見えてくるこの穴は
何だか悪い部分を隠していい部分だけ見せようってする感じがして
ちょっと嫌な残念な気分になるような気がする。
それはこの木に対してではなく、
この木を使う人の気持ちがその行為を通じて垣間見えるからということなんだと思う。
材木って凄く力があるので使い方は難しいんだろうけど
いろいろと試して欲しいなぁ・・って思います。





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■ MUKU-DATA 幕板材:ブラックチェリー フック金物:真鍮
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■ MUKU-DATA トイレカウンター:スポルテッドブナ 新潟市南区 S様邸
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■ MUKU-DATA 敷込み板:樟(クス)、棚板:一位(イチイ)、床柱:柘榴(ザクロ)
築30年以上経過して時代がのって色が深くなった樟(もしかして台湾樟かも)と一位です。
まだまだ新しさが残ります。(再度削ると新品の状態になります)
更に20年、30年経つと、
尚、一層いい色合いになるのではないでしょうか・・
本物の木の良さを感じるのは
20年30年経過後のそれからです。
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■ MUKU-DATA 浴室天井・壁:椹(サワラ)羽目板 1900 118x12mm 無地上小節
窓枠・入口枠:桧 無節
設計・施工:K-WORKS
浴室の天井・壁はサワラの節の少ないものを使用。
天井の換気口部分は桧で目隠しされてあります。
椹のほのかな優しい香りが漂います。
■ MUKU-DATA I 様邸 新潟市秋葉区 設計・施工:そりっど 箱岩智子
建築部、箱岩さんから施工写真が届いたのでご紹介させていただきます。
工事途中に2回ほど現場を見ましたが、随分と変わりましたね。
床はパイン、新品ですのでまだ白っぽいですが、紫外線などによる経年変化を楽しめる材です。
いづれ建具のような色に近くなり、味わい深い色合いに変わってきます。
製作建具も活きています。
薪になる予定だった桜の板をカウンターに仕上げて再利用しました。
こちらも自然な趣きが、室内と調和して活かされています。
箱岩さんから聞く、現場での事、清々しい達成感のようなものを感じます。
その先にはお客様の笑顔が見えてきます。
多くを話し、よりお客様のイメージに近づけて形にしていく作業、
大小を問わず、その地道な積み重ねです。
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■ MUKU-DATA 板屋楓? 2500 800x55mm
しばらく山さんにこの作業は任せていたが、
また私の番がやってきた。
見積り・クレーム・催促・・・・と頭の中が疲れた時にこの塗りこむ作業に没頭する事にしている。
なんたって、一枚板を仕上げる際にたぶん一番楽しくワクワクできる作業だからです。
愛車のワックスかけなんて非ではない。
撫でてグルグルと塗りこんで愛でまくる。
そーするとね、木が喜んでくれて顔を出してくれるのだ!
え? 嘘だろ?こいつこんないい表情だったんか?って感じなのね。
没頭して嫌な事を一瞬でも忘れて、そしてその表情に驚き、逆に慰められたりするのです。
当然、我々なんかより過酷な環境で長く生きてきた訳だし、
なんだかなぁ・・って思ったり・・ します。
で、久々だったんで気持ちも納まらず、
夕方大工さんとの打合せから帰ったらまた塗りこんだ。
今度はウェンジ。
子供の頃、親が無心に縁側を乾拭きしていた事を思い出した。。
木を磨いていると嫌な事忘れると言っていたような・・・
割れ、虫穴、痛みが激しいので、会社の打合せ用に使っているウェンジ。

普段かなり乱暴に使っています。
夜、友人がくれば酒、輪滲みはあるし、表面もあちこち凹んでいます。
全然気にしないし、気にならない。
木は少し位の凹みなんてのみ込んでくれる懐の深さがありますから。
ほんとに嫌だったら一回数ミリも削れば新品です。
そんな素材って他にあったっけ?
またこの板を囲んで、
新たな人との出会いがあるんだろうなぁ・・・
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