■ MUKU-DATA 岡太神社・大瀧神社 (2024 12/29)
藤森照信 氏と藤塚光政 氏(写真家)の「日本木造遺産」という本に出ている
大瀧神社はその佇まいに圧倒されて(藤塚氏の写真の効果も大きいのかと思う)前々から一度見ておきたくて
年末の29日に思い立ったように福井まで車を走らせた。
ナビでの予定到着時刻は 17:15分、
こりゃ日が暮れて見れないかもしれないなぁ・・
まぁそれがそれでまた今度の機会でいいかとも思ったが
日没後、まだ何とか周囲が見える明るさだったので
駐車場から駆け足で境内へ入りご対面させていただいた。
何とかギリ間に合ったまではいいのだけど残念なことに本殿周囲はシートで
覆われていた。ショック・・
到着時も天候はみぞれ交じりで結構荒れていて
冬期間はきっと本殿やその彫刻類を保護する観点からなので致し方ない。
きっとこの辺りも雪が多く積もるのだろう。。
雪が融けた頃に、今度こそはその異様な全景と彫刻類などを見る為に
再度訪れようと思っている。
参考
福井・越前和紙の守り神「岡太神社・大瀧神社」:日本一複雑な屋根を持つ優美な社殿(nippon.com)
建築写真家・藤塚光政が見た「日本木造遺産」の秘密( Casa brutus)







■ MUKU-DATA 古材 虹梁(こうりょう):欅材 3550 365×65mm
社寺建築で目にする正面に付いてある彫刻のある梁材を虹梁というが
社寺建築に関しては無知なので詳しい事は分からない。
厚みが65mmというのも、梁であればもっと太いものかと思うが
これは65mmと梁としては厚みがないので装飾用で付け虹梁だったのかどうか?
そして、虹梁に彫られる彫刻に関しては、殆ど何も知らない。
彫られる模様にルールがあるのか?
彫刻師さんもあそこの人、彫れるらしいよって程度で
直接の知り合いはいないし、、知らない事だらけ。
縁あって弊社へきたこの虹梁、
材としていい形で再利用できないものか・・?と眺めている。
これを活かしてあげるには、先ずこれらの事をある程度知らないといけない。
興味があるので少しづつ勉強しようと思う。






■ MUKU-DATA 井波別院瑞泉寺 ( 2024 9/22 )
利賀山房の内部が見れなかった事で満たされない気持ちを補充する為
瑞泉寺へ向かう。
ここはもう何度も訪れているが、いつ来ても木彫刻群に圧倒される。
瑞泉寺山門へと続く八日町通りには彫刻の街にふさわしく
凝った看板のお店も多く、木彫の工房も何軒かあり作業をしている。
看板をみているだけでワクワクしてくる。
栃の木のだねぇ・・ こんな使い方も素敵だなぁ・・
欅だ!木味も良いし良材だなぁ・・しかも彫りが凄っ
そのゴールに瑞泉寺のこれでもか!ってほどの
彫刻が施された山門、本堂、太子堂など、たたみかけてくる。
新潟にも越後のミケランジェロなんて言われてる石川雲蝶の彫刻も残っているが
ここの彫刻群がそれとは趣が違う。
利賀村、脇谷のトチノキ、杉瘤、八日町通り、瑞泉寺、、
多くの「木」に触れ、心も満たされ、のろのろと新潟へ戻る。
水と匠 井波別院瑞泉寺








■ MUKU-DATA 会水庵
建築とそこで使われている材木、材種、納まり、使われ方、見え方・・
を見るのはライフワークの一つ。
そこに書かれた文字がいくら良くても扁額に使われている材とバランスが良くないと
一気に冷めてしまう。
花器などを敷く敷板も同じように思う事が多々ある。
書や陶磁器の事は詳しくはないが、木の事はある程度知っている。
たまたま見かけた茶室、会水庵、
扁額で使われている材種は良く分からなかったが(古い松材か・・?)
矢羽根模様に斫られ木地と緑青色の文字の色とバランスがいいなぁ・・と
眺めていた。
木地があり、書く人がいて、彫る人がいる。




■ MUKU-DATA 揚輝荘北庭園 白雲橋(はくうんきょう)
先日立ち寄った揚輝荘園内になる木造建築群は
材木の使い方や大工技術の宝庫
新潟の古い建物ではあまり見る事がない華やかさなどもあり
材とその使われ方、見せ方を学ぶにはとてもいい刺激となる。
1回でまとめきれなかったので、数回に分けてここに書いている。
昨日書いた伴華楼やこの白雲橋に使われる五色玉石、
橋の欄干の青銅ではない全て木製で繊細に彫られた擬宝珠、
茶室の竹の付け長押に水色の壁、入り口には枯れた扁額・・・









■ MUKU-DATA 妙心寺 浴室「明智風呂」 ( 2023 1/3 )
正月休みに訪れた、妙心寺、勅使門を潜り暫く歩くと
何ですかぁ!? 浴室・・・!?
屋根の形や破風、彫刻など、、 美しいです。
仏殿、法堂と、とにかくデカい。
庫裏の大きさと板敷きには圧巻でした。












■ MUKU-DATA 永平寺
夜が明けるまで車の中で仮眠して、
門前町の朝の冷たい空気はどこへ行っても同じような独特の空気感がある。
大きな杉の木が聳え立ち、
大きな木で作られた建築群、
何万と数えきれないほどの人が通った床と階段、
木の良さは使われて更に良くなっていくものだなぁ・・と実感する。
巨樹から材を作り出し
大工さんなど職人さんたちの魂のこもった木造建築の数々・・・
そこに居ると大きな懐に包み込まれた安心感と静かな気持ちになれるものだと
いつも似たような感覚になっていく。
そして全身でそれを吸収している。
木三昧の旅はつづく。。
























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■ MUKU-DATA 東本願寺 御影堂 大虹梁 神代欅(阿賀野川産)
御影堂の大虹梁がこの写真を指すのかどうか・・違っていたなら失礼いたしました・・なのだが・・・
11月の大阪全国銘木展示会へ行った際に
車で行ったので移動で1日、前日は京都に宿泊した。
以前、仕事関係でお付き合いある人から、東本願寺へ行った時に御影堂の大虹梁見てきた?と聞かれ、
あれは阿賀野川からの神代欅が使われているんだよと教えて貰った。
(えっ!そうなんだぁ!って思っていてそれから月日が過ぎてしまったが)
京都へ着いたのは夜で折角前日京都に宿泊なのに何も見学せずに大阪入りも残念だなぁとホテルで周辺マップを見ていたら
3kmほど先に東本願寺があるではないか・・
東本願寺の事HPを見ていたら毎日朝7時から、晨朝法要(おあさじ)っていう朝のお勤めをやっているらしい。
毎日、あの場で・・そんな事をやっているのかぁ・・
よし、ではその朝のお勤めとやらを体験してこようと(軽いよね・・
)
翌朝お東様へ向かう途中で、あの神代欅の大虹梁の事を思い出した。
多分この虹梁の事を言っているのかとは思うが、こっちの虹梁かな・・?
って材面を見て判断しようと思ったが全ての梁、柱は経年変化で色が変わり
天井付近は薄暗く、神代木と思われる材面をよく判別できなかった。
新潟では今も阿賀野川、荒川等から大きな木が出てくることがあるし
特に阿賀野川の神代欅は良く耳にする話で
140年前にも(明治15年(1882)に寄進)新潟の巨大な神代欅が
東本願寺で使われていたというのは新潟の材木屋としては何だか感動する。
参考にさせていただいたHP
・東本願寺 真宗人物伝 坂井若利
・ダキシメルオモイ
・温故知新潟





大虹梁ってこれのことだよね・・?
みんな黒くて材面を見ても神代かどうか判別できなかった。
茶神代欅なのかなぁ・・?



前に来た時も思ったけど、やっぱ凄いよねこの欅の丸柱の玉杢◎◎◎




なにこの門、超絶技巧やね・・
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■ MUKU-DATA 神代杉 お社 鳥海山神代杉柾目木取り使い
構想は漠然と3~4年ほど前からあったのですが、、
新築した際の神棚の設置場所と社を置く為の神棚の棚板が良いものがないことで
既製品の神棚セットの棚板は一見、棚板裏側は格天井風になっているのですが量産しているせいなのか、、どうも見た目が安っぽくありがたみがない・・ように見えて。。
桧や青森ひばの一枚板を棚板に使っていたりしていました。
今回製作していただいた社は棚板無しでそのまま壁に掛けられるタイプとなります。
きっかけは個人で仏壇製作する人に出会った事で
その方の作業場へお邪魔しながら、黙々と全て手作りで仕事されている姿をみながら
あれこれとお話する中で自然と出来上がっていった感じです。
神社の御札は一応は入れられるようになっていますが、
御札だけに拘らずに、大切にしているものなどを社においても良いと思っています。
因みに弊社的には、毎日木を扱わせていただきながら
色んな方々とご縁をいただいておりますので
木に感謝の意味をこめて
『木魂碑』と石に彫ってもらって置いておこうと考えています。
別に注文いただいた方はそこに据える『古い懸仏』を探していたようですが
今のところ良いものが見つからないので『隕石』を置こうかなと言われていました。
特別なとてもキレイな隕石らしいです。
戦後77年が経過して、現代の日本は平和過ぎて幸せ過ぎていいはずが、
なぜかどこか息苦しく世界的に見ての幸福度ランキングは先進国では最下位・・
日本には八百万の神がいて、それぞれが誰しも「神様・・仏様・・・」と心で
祈る場面も多いのかと思います。
私自身も毎日、就寝前の布団に入ると自ずと
「神様、仏様、今日も一日ありがとうございました」となるし、
大きな木を見れば自然に手を合わせたい気持ちになり、
また大きな木を製材する際は、お祓いをする。。
そのように神様、仏様にだけ拘ることなく大切にしている人や物、自然に対して
一日一度、ちゃんと素直な気持ちになってお祈りできる場所として
このお社の意味もあるのかと思う。
はじめは桧で製作していただき、次に神代杉の柾目で製作していただいた。
割れて小さな神代杉、目の細かな柾目の神代杉が何に生まれ変わるのがいいのか?
適材適所、このお社として生まれ変わった事は良い事だと思っています。
神代杉柾目に関しては、残っている材は僅かなのであと2台ほど
神代欅柾目に関しては材は豊富にあるので多くの製作は可能です。
多くの仏壇の修復や特注を手作りする専門の仏壇製作者と
拘りの材で作るお社・・
祈りの場として、身近なところに置いていただければと思います。





木取りを終えた端材・・

屋根の形の違う別注品 神代杉柾目

雲の彫り物を検討

当初、製作してもらった木曾檜のお社
神様といえば桧、仏様といえば欅が一般的とは思うが
弊社に神代杉の柾目の細かな材があったので神代杉での製作に至った。
神代欅も重々しい雰囲気が出ていいかと思う。
木地のお社は年代を重ねるごとに深みが増してくるかと思われる。






関連記事:神代杉 柾目 木取り
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