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外壁 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Mon, 19 Jan 2026 23:56:25 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 外壁 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 八幡堀 木の外壁 舟板、焼杉 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/muku-gaisouzai/41426/ Mon, 19 Jan 2026 23:52:10 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41426 ■ MUKU-DATA  八幡堀  舟板を外壁に   ( 1/ 4 ) 正月休みに京都へ行く途中に立ち寄った琵琶湖まで続く5kmほどの八幡堀下調べなしで立ち寄ったが風情ある町並みと景観だった。 蔵の外壁の一部にはかつての…

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■ MUKU-DATA  八幡堀  舟板を外壁に   ( 1/ 4 )


正月休みに京都へ行く途中に立ち寄った琵琶湖まで続く5kmほどの八幡堀
下調べなしで立ち寄ったが風情ある町並みと景観だった。

蔵の外壁の一部にはかつての舟を解体して部材取りした舟板を外壁として使ってある家も数件あった。
さすが、琵琶湖に続く街(舟板といえば琵琶湖、霞ケ浦など)

木の下見板、外壁は街の風情を演出する。
使われる釘も和釘の替折釘(かいおれくぎ)

黒くざらついた材面は焼杉にして張ったのだろうか・・・




舟が留まっていたので見てきたが、残念ながら木舟ではなかったが・・

木の下見板、舟板の再利用、石積み・・・ 堀・・
夜明けと共の早朝、ひと気もなく堀沿いを散策する。
そんな中で一番印象に残る下見板がこれだった。。

節のある巾広の板
共木の木もあるし、1本の木からカットした部位が違うのかどうか木目の違っているものもある。
樹齢のいった木なので節も大きめ
節は丸ではなく斜めに流れている。それが独特の模様となって迫ってくる。
無造作に貼ったのか、意識したのか?
バラバラなのにある一定のリズムを感じる。 張った大工さんのセンスか?

近づいてみると、材面は凸凹して、これはきっと名栗加工が施されている。
更に部分的に焦げた跡が残っているので表面を焼いた焼杉だったのかと思われる。

なぐって焼いて・・・

現状の材面からはそのような手仕事の跡が見て取れる。
まぁ焼くのは分かるが、その前工程で何故に名栗加工をしたんだろう・・・?

そしてこの節のある材の使い方

シビレてしまった。

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神長官守矢資料館 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/architect/41319/ Tue, 06 Jan 2026 23:36:56 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41319 ■ MUKU-DATA  神長官守矢資料館(長野県茅野市) 設計:藤森照信 年末、目的地もなく何となく自宅を出て富士山方面へ行こうかって事になり諏訪湖から、諏訪大社、もう日暮れ近くに諏訪大社前の道を走っていたらん?って建…

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■ MUKU-DATA  神長官守矢資料館(長野県茅野市) 設計:藤森照信


年末、目的地もなく何となく自宅を出て富士山方面へ行こうかって事になり
諏訪湖から、諏訪大社、もう日暮れ近くに諏訪大社前の道を走っていたら
ん?って建物と共にこれって藤森照信さんみたいだよね、基礎の立上り部分の変だし
きっとそうだなぁとUターン 
外装は焼杉で覆われた高部公民館だった。
そして数百メートル離れたところに「神長官守矢資料館」の看板が・・

建築マニアではないので建築家の事は詳しくはないが
藤森さんの建築は楽しいし、そこで使われる自然木の使われ方、何故にそうしたかなど
自然素材や材木が多く使われるので
建築家の本の中では一番多く持っている。

いつかこの神長官守矢資料館を見たいと思っていたのでラッキーだった。
中は見れなかったけど
高部公民館といい守矢資料館といい屋根から突き出した角のような柱は象徴的で
それから数週間過ぎたがどこかに引っかかっている。


→ BRUTUS 藤森照信の小さな建築は、なぜこれほど愛されるのか?


  

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41319
ビルに下見板かぁ・・ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/muku-gaisouzai/38079/ Tue, 07 Jan 2025 23:51:14 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38079 ■ MUKU-DATA  四条木製ビル(第15長谷ビル)  2024 12/31 年末の29日~30日にかけてほぼ寝ずに(車内で2時間程度仮眠)動いていたのでさすがにクラクラしてきてホテルの予約サイトを見ていたら四条通に…

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 MUKU-DATA  四条木製ビル(第15長谷ビル)  2024 12/31

年末の29日~30日にかけてほぼ寝ずに(車内で2時間程度仮眠)動いていたので
さすがにクラクラしてきてホテルの予約サイトを見ていたら
四条通に面した立地で全国チェーンの1万円以下でのホテルが見つかったので
一泊して身体を休めた。
よく知らない街でのひと気の少ない早朝の街の様子は歩いていて新鮮だ。
夜は四条通のアーケードに人の波が途絶える事がなかったのだが・・・

知らない街を歩くとき、全身でその街を感じ取ろうとしている。
ちょっとしたショーウィンドーのディスプレイや建物の外観、
街を歩く外国人・・
全てが新鮮に感じる。
路面店にガラス越しに飾られたものを置く台が木の角材だったりすると
何の木だろう?大きさ、使い方、職業柄、木へ意識は集中する。
欅の芯持ちの角材で節もあり芯持ちなので当然割れもある。
特別な使い方ではなくどこかで使われていそうだけど、
京都だから良く見えるのか?使い方が上手いのか?
自分だったらこう使おう・・ 
これが杉や桧だったらどう見えたのか?
この欅が芯去り材の無節だったらどう見えていただろう・・
節あり、割れ、捩れ、と最大の木の特性である個性は
今や完全に認められ多くの場所で積極的に使われるようになった。
いいことだと思う。

ふと先へ進むと・・
ん?? ぅんん?! あれはビルに木の下見板張り押縁ではないか!
我らが田舎に今も多くの残っている下見板張り
横張で縦に押縁、板張りの外壁として過去に先人たちが培ってきた
最強で合理的な施工方法かと思われる。
コンクリートと下見板の組合せも悪くないし
縦張りの羽目板施工であれば、このような見え方はしなかっただろう。


帰宅してから調べてみたら2008年竣工、
一級建築士事務所 河井事務所 河井敏明さんっていう方が設計され
2009年京都デザイン賞大賞、2015建築設計学会賞などある程度話題になっていた
ビルである事を今更ながら知った。

2008年竣工という事は16年ほど経過した事になるが
下見板はまだまだ全然傷んでいないように見える。
各階の下見板の上にはプレキャストコンクリートの600mm程度の深めの庇が
取付けてある事で劣化を防いでいるのかと思われる。
木は濡れても中や裏まで乾いてくれる環境、施工であれば30年、40年と
耐えうる素材かと思う。
長めの庇があれば、尚良しという事。

下見板が張られたビルを見て少し気持ちも上がった。

新建築:四条木製ビル




欅芯持ち材 節あり、割れあり




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新潟 杉と男は育たない? https://shibataya-mokuzaisouko.jp/lumbering/37907/ Thu, 19 Dec 2024 00:55:44 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37907 ■ MUKU-DATA  杉丸太 4m 径40~50cm 毎朝出社して、先ずは土場や工場内を一周する。今、何を挽いているか? 何が不足して何が溜まっているか?一通り自分自身がやってきた事なので仕事の内容、次に何をやろうと…

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 MUKU-DATA  杉丸太 4m 径40~50cm

毎朝出社して、先ずは土場や工場内を一周する。
今、何を挽いているか? 何が不足して何が溜まっているか?
一通り自分自身がやってきた事なので
仕事の内容、次に何をやろうとしているか、そして社員の性格まで見えてくる。

先日の定例市で仕入れた杉の丸太を昨日、何台か引き取ってきたようで
土場には杉丸太が多めに積んである。
25年ほど前はこれらの大きめの丸太は結構な単価で
上小節以上の役物を挽くのに必要分をその都度手配していたが
今はこれら大径木丸太はその当時と比べるとかなり安く入手できる。
(この辺は林業自体が補助金などで賄われているのか?何故にこんな単価なのか
詳しく調べる必要があるのだが)


※大径木(たいけいぼく)とは
 日本農林規格(JAS)末口の直径が30cm以上の丸太を大径木と定義
小径木は14cm未満、中径木14~30cm未満
中径の丸太は、中目(なかめ)とか中目丸太と我々は言っている。
30cm以上がJASでは大径木と定義されているようだが、
感覚的には大径木というと60cm以上の丸太辺りからといった感じ
30cm、36cmはどちらかというと中目丸太という感覚でいる。
米松丸太をやっていた時には30cm未満の尺下(しゃくしも)と30cmを越える尺上(しゃっかみ)では単価が違っていたので
トレーラー一台分に2割程度、尺上を入れておいてなどと発注していた。
こういった丸太の多くは横架材である構造材として使われるので
量的には30cm以下の中目丸太の需要が多いが(桁材と尺下の梁材)
近年、尺上材を量産できる製材機があると何かの記事で読んだことがある。
杉丸太を芯から2丁取りすると、どうしても左右に反りが生じてしまうので
必ず直材にする為に修正挽きを行う必要が出てくる。
芯持ち材を挽くよりも手間と時間が倍必要になってくるが
近年大径木の活用が方々で言われているので、そういった量産型の芯去り用構造材の
製材機も開発されているのだろう。

話が逸れてしまったが、
今朝、土場に積まれてある丸太を見ていると何故か気持ちが揚がってくる。
素性の良さそうな丸太が多くあるのできっと嬉しくなってくるのだろう。
他県の製材業者さんなど来られると、良い丸太が多いですねと
時々言われる。
うちらの方の杉は目が粗くて・・とか、色が悪くて・・とか・・

新潟では「杉と男は育たない」と昔から言われてきた言葉だが、
確かに男子はそうかもしれないが(女性がしっかりとしている印象)
新潟県内でも、昔から村上の最北端の山北地区の丸太は
目詰まりもよく木味がいいと定評があり、ある意味ブランドになっていた。
土壌や気候も多少は関係するのだろうけど
きめ細かな手入れも良かったのではなかろうかと思う。

新潟は女性は勿論のこと、
杉も良材が多いし、最近は男子も良い男が増えてきたねって
言われるようにならなきゃですね。

だれの言葉かわかならいのだけど
「花よりも花を咲かせる土になれ」
座右の銘など普段ほとんど意識なく持っていなのですが、これ好きな言葉なんです。
黒衣の材木屋にはしっくりとくるんですよね。


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37907
杉 下見板 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wood-remodeling/37096/ Tue, 01 Oct 2024 23:26:18 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37096 ■ MUKU-DATA  下見板張り(雨対策を兼ねて) ここの古民家のメンテナンスを必要に応じてさせていただいているが、当初より年月の経過と共に雨樋が殆ど残っていなかった。2階の屋根からの雨水は一階の大きな屋根へ落ち、更…

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 MUKU-DATA  下見板張り(雨対策を兼ねて)

ここの古民家のメンテナンスを必要に応じてさせていただいているが、
当初より年月の経過と共に雨樋が殆ど残っていなかった。
2階の屋根からの雨水は一階の大きな屋根へ落ち、更に下屋へ集まってくる。
外壁は、塗り壁の下塗りのままで、
軒の出は長く出ているが(3尺ほど)
大量の雨の日は跳ね返りの雨が土壁へ滲み込んでしまう。
外壁と屋根の取り合いの土居熨斗瓦の上には通常は板金で水切りを金物を入れて施工するが
昭和の初期は、このように土居熨斗の上に水切りがないものも多い。
また、外壁をいじらずに、瓦の載せ替え工事の際も
土居熨斗の裏に水切り金具を屋根屋さんは施工するが、
外壁部分は触れない為に、立上りは少なく雨仕舞に関して心配はある。

切妻玄関屋根の登り付近と雨水が集中的に集まる部分を中心に瓦屋根を取って
下地など点検、原因がわかったので処置をして
先週1週間の雨の降り続いた期間、様子を見て、漏れのない事を確認

下塗り壁の侘びた佇まいをオーナーさんは気に入っていたようだが
大雨になると外壁が滲みてしまう事が心配だったので
相談して下見板を張ることにした。

張った直後は真新しいので違和感はあるが、数年もしないうちに
馴染んでくるものかと思う。

下見板の木の家で、時々部分補修を行っているお宅を拝見するが、
物を大切にしているんだろうなぁと、そこの住人のお人柄まで想像できる。
使える部分まで壊して、全て新しくする必要はないと思っている。
勿体ない精神はケチ臭いとは違う。

不具合のある部分は少しづつ手を入れ直して使えばいいと思う。
この家は昭和10年代に作られたようなので約90歳という事になる。
まだまだいける。




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37096
杉 枠材、造作材 製材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/zaimokuya/36297/ Tue, 02 Jul 2024 23:38:14 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36297 ■ MUKU-DATA  杉 枠材 t30mm 無節、上小節 AD材 先日書いた杉の造作材が溜まってきた件、早速、ある程度まとめて出荷する事にした。ある意味、処分である。 杉は赤身の外壁をメインに製材するので丸太の側の節…

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 MUKU-DATA  杉 枠材 t30mm 無節、上小節 AD材

先日書いた杉の造作材が溜まってきた件、
早速、ある程度まとめて出荷する事にした。
ある意味、処分である。

杉は赤身の外壁をメインに製材するので丸太の側の節の少ない白太部分が溜まってくる。
最近、杉の造作材が思うように出ていかないのでどんどん溜まってきていて
元々コンパクトな製材工場なので置き場もなくなってきた。
いままでは杉の造作材は邸別での注文で長さ、巾、厚みはまちまち
なので弊社の側取りした枠材は160mmもあれば170mmもある。
注文に応じて155mm 165mmと巾決めして長さをカットして出荷していた。
しかし、まとめて一括販売となると
150mmは150mm、180mmは180mm、4m材
サイズをキッチリと揃えなくてはいけない。
節、面、オーバーサイズ、カスリ、赤身部分が黒いもの、木目の通り・・・
仕分け作業は当然厳しくなる。
4m 150×30mm 1mmでも寸足らずならアウト、
少し面が付けばアウト
色が悪いとアウト
木目が真ん中に通っていないとアウト
製品とは、そういうものである。
文句のつけようのない、つっこみどころのない、均一な90点以上が
製品として流通して、返品なくストレスなくスムーズに流れていく。
売る方も中間業者もそっちの方がいちいち説明しなくてもいいから簡単だしね
(歩留り下がるし、資源の無駄ではあるんだけど、、そういうもんだよね)

170mm、もしくは200mmの面付きは面を落し150mmと180mmへ
仕分け作業をしながら両側を再製材してから出荷した。
尚且つ、一応厳しい目で仕分けしたつもりだが
先方の目で見てダメなものがあれば返品してねとも付け加えておいた。

製材後、立て掛けある程度まで天然乾燥した後に、桟入れして寝かせる。
品質の管理は製材工場の中では良い方かと思う。
当たり前だ、うちらはその道うん十年のプロの材木屋である。
AIではなく、経験値による材木屋の目と手に拠るものである。
しかし大型工場でほぼ自動機械によって量産される節のあるものからないものまで
混ぜこぜになった間柱のなどの下地材と
同じかそれ以下の単価という悲しい現実がある。

これじゃぁ若い製材所の目利きも育たないし、小さな製材所が
次の世代へと繋がる意味もなくなるのは当然だなぁ・・とも思う。

何の材料にするか?
何を挽くか?
に未来を見出していくしかないのかな・・(小手先の事ではなくて)
ガンバレ全国の弱小零細製材工場!!






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36297
看板建築 銅板緑青 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tradition/34820/ Tue, 20 Feb 2024 03:08:52 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34820 ■ MUKU-DATA  江戸東京たてもの園  古い商店街など通ると銅板を使って正面が装飾され緑青で緑になったいるお店を見る事がありますよね。弊社木材倉庫にもこれに真似て菱形に板金を折ってもらって正面外壁として使っている…

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 MUKU-DATA  江戸東京たてもの園 

古い商店街など通ると銅板を使って正面が装飾され
緑青で緑になったいるお店を見る事がありますよね。
弊社木材倉庫にもこれに真似て菱形に板金を折ってもらって
正面外壁として使っているのですが、、
銅板が高かったのでガルバの艶消しの黒でやったんだけど
どうせなら銅板でやれば良かったなぁ・・と
こういった緑青の青錆を見るとつくづく思います。

なんか良いよね・・この色。。

今度何かでやったるか・・・



銅板に残り多くの傷跡は戦時中の空爆による爆弾等の破片が突き刺さってできた痕との事

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蔵を杉板で囲ふ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/muku-gaisouzai/33563/ Thu, 19 Oct 2023 00:03:25 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=33563 ■ MUKU-DATA  蔵 L面 杉板 縦張り+押し縁  N様   縦張り板:杉 赤 18x180x4000mm  押縁  :杉 赤 18x45x4000mm  塗装  :ノンロット クリア 蔵の事で相談を受ける事が時…

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 MUKU-DATA  蔵 L面 杉板 縦張り+押し縁  N様

  縦張り板:杉 赤 18x180x4000mm
  押縁  :杉 赤 18x45x4000mm
  塗装  :ノンロット クリア


蔵の事で相談を受ける事が時々ある。
蔵を新築から作らせていただいた経験はないが、年配の大工さんや左官屋さんで
蔵を作った経験のある職人さんからかろうじて話を聞いたことがある程度。
今は殆どなくなってしまったが
上棟後、無事に建て前が済んだ事とこれからの工事の安全を願い、
上棟を祝う酒席が設けられる事が多かった。
大工の棟梁は最上座、材木屋、左官屋がこれに続いた。
20代の頃、まだ材木の事も建築の事も分からぬまま上座付近に座らされ
酌をされるままに飲み続けて青二才がバツの悪い思いで
その場の居心地は決して良いものではなかった。
土蔵作りになると最上座は左官屋が座るんだという事を蔵を作った事のある
左官屋さんから聞いてへぇ~って思った。
そりゃそうだわな・・
この分厚い土で覆われた蔵って何度も塗り重ねら
トータルで何日、そこの現場に出入りする事になるんだろう・・・?

蔵の相談の多くは雨の浸入、
何度も壁の補修をするも壁のどこかから雨が滲みこんでくる。
そこの現場は結局4方を木下見で塞いだ。
今回もやはり雨と漆喰壁の剥離を防ぐ事が目的で
西面と遮る建物がない南面の雨で蔵の漆喰壁が痛んで雨の浸入があるので
西と南の2面L形に、木の下見板で囲う事になった。

傷んだ箇所の破風板や軒先水切りも交換、急遽、屋根瓦も葺き替えする事になって
仕事を進める上での順序が逆になってしまったが
傷んだ部分のタルキ、野地板、軒先ケラバ板など部分的補修も行い、
がっちりとした蔵の囲いをすることができた。

車で田舎道を走っていると、蔵はまだ良く目にする。
その殆どは何かしらの外壁部分の補修をおこなっていることが多い。
それぞれに創意工夫で補修されていることが見て取れる。
今回のL型の囲い方の方法はそれほどコストをかけずに堅牢に組み上がり
上手く行ったのではなかろうかと思っている。















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相决り加工 相ジャクリ https://shibataya-mokuzaisouko.jp/zaimokuya/32921/ Wed, 23 Aug 2023 23:53:49 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=32921 ■ MUKU-DATA  杉 赤身 相决り(アイジャクリ)加工  弊社レギュラー品の杉の赤下見板(外壁)180×18mmラフ挽き板に相决り加工の依頼があったので、今回は弊社製材師の石川が相ジャクリ加工を行った。通常であれ…

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 MUKU-DATA  杉 赤身 相决り(アイジャクリ)加工 

弊社レギュラー品の杉の赤下見板(外壁)180×18mmラフ挽き板に
相决り加工の依頼があったので、今回は弊社製材師の石川が相ジャクリ加工を行った。
通常であれば大工さんがやる加工ではあるが
枚数が100枚以下と少なく先方が急いでいて外注の納期が間に合わなかったので
弊社でやったが、これは大工心のある石川だからこそ出来たことで
でなければ、外注対応する事になる。

昔であれば材木屋、製材所は必要なサイズを製材して(挽きっぱなし)で
次へ(=大工さん)渡して一つの仕事が完了したが
近年はだんだん材木の加工までの依頼が増えてきた。

作業場を持たなくなった大工さんが多くなったのと
大工さん不足でなるべく加工は外で、大工さんは現場での造作に集中しなければいけない状況もあるのかと思う。

赤身の板の曲りの少ない物を選び、板が動かないように治具を作り
溝切カッターで耳白部分は相ジャクリで白太を取り除く。
機械に流せばモルダー加工から実加工まで一貫してできるのだが
そのような機械設備はなく従来の大工さんが作る相ジャクリ加工のやり方で
シャクリ部分をカッターで左右溝を付けていく。

自動で流す機械加工ではないので少し手間はかかるが
一枚一枚、材の特性を見極める事でできるので
これ位の枚数であれば、このやり方で十分かと思うし、
むしろこの従来のやり方の方が問題はないだろう。。

朝から晩まで毎日毎日、相决り加工となれば話は別だが。。。

これからの製材所、材木屋の役割とは・・・?
この業界に30年ほど身をおいているが時代と共に要望は変化している。

弊社は小さな製材所、同じ製品を毎日何百、何千と製造している訳ではなく
日々細かな要望に対応させていただいている。
扱う物は木、木材であれど、製材して作るものは日々違う。

逆を言えば新たな要望に応え続ける事で自ずとスキルはアップしていく。
今回の相ジャクリ加工にせよ、今回は杉の外壁材だったが
杉ではなく、例えばチーク、ウォールナット材でも応用が可能となる。
極端に言えばカーリーメイプルだって可能だし、インドローズの柾目、
神代木だって製作可能という事になる。

どこにもない内装材が作れるやん!
木の内装材の巾が広がるし、色々とできそう!と未来へ気持ちを持って行く。
(せめてもの慰めにならないように、日々攻め続けるのである。)




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揚輝荘 伴華楼 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tradition/31133/ Wed, 26 Apr 2023 23:38:44 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=31133 ■ MUKU-DATA  揚輝荘 伴華楼(ばんがろう)  昭和4年竣工、設計は鈴木禎次 氏古い木造建築は職業柄、見ていて楽しいし、とても勉強のなる事が多い。なかでも社交場を兼ねた別邸、別荘などは亭主の趣味嗜好が設計に反映…

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 MUKU-DATA  揚輝荘 伴華楼(ばんがろう) 

昭和4年竣工、設計は鈴木禎次 氏
古い木造建築は職業柄、見ていて楽しいし、とても勉強のなる事が多い。
なかでも社交場を兼ねた別邸、別荘などは
亭主の趣味嗜好が設計に反映され木を使ってできた大工技術を見る事ができる。
施主、設計者、職人技術、そして素材としての木材・・
各所を見ているとその造作ができる過程での人間関係まで垣間見えてくる。

何故にそこは柾使いでそこは板目使いなのか・・?
これはきっと施主の意向があっての事だろう。。
自分だったら、この材を使うだろう・・
こんな納め方があるのかぁ・・

材木で納められた造作を見ながら
いろんな部分が刺激される。








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