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一枚板補修 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Wed, 12 Feb 2025 23:58:59 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 一枚板補修 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 テーブル現場補修 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/warping%e3%80%80/38352/ Wed, 12 Feb 2025 23:58:57 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=38352 ■ MUKU-DATA  神代欅 柾目補修  2/10 CYCLE 様 一昨年の秋に納めたレストランのテーブルの何枚かが割れが入ってしまったので補修の依頼を受けて先日現場補修へ行ってきた。神代欅の板目と柾目で製作したテー…

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 MUKU-DATA  神代欅 柾目補修  2/10 CYCLE

一昨年の秋に納めたレストランのテーブルの何枚かが
割れが入ってしまったので補修の依頼を受けて先日現場補修へ行ってきた。
神代欅の板目と柾目で製作したテーブルたちは2度目の冬を迎えていた。
送られてきた写真を見ると、柾目部分の一部に亀裂が生じてあった。
小さめのテーブルは神代欅に板目で製作、
大きめのテーブルは神代欅の柾目だったで
当初心配していた板目の巾ハギは裏桟に使った鉄アングルの反り止めが効いているのか・・
柾目部分のテーブルの方に3カ所亀裂が入っていた。
木は乾燥してからも室内環境で常に収縮をを繰り返す。
反り止めで裏を固定する事で、逃げ場を失った動く力が
割れを生じさせたのかと思う。

当時製作した際の神代欅と同じ端材があったので
その大鋸粉とボンドを混ぜて割れた部分を埋めてサンダー掛け、
ガラス塗装を施して4台のテーブルを補修してきた。
補修後は、割れていた箇所はどこだっけ?というほど分かり辛くなったので
ホッとしている。
光の加減で一部サンダー掛けした部分がどこかは今は探すことができるが
今後使っていく間に、分かり辛くなるのかと思う。

お店がオープンして約1年半経過したが
真新しいテーブルや木部造作部分も多くの人たちに使われ触られる事で
角も取れて、丸みを帯びてようやく良い味が出始めている事を感じた。
木は使われる事で深化していくものだと実感できた。
長く大切に使われる事を願う。



上記、補修した痕はテーブル手前側の色の擦れている部分
写真を見返していて気付いたが、赤い丸部分「柴田屋酒店」の文字
何かの縁か・・・






蓮屋久杉の玄関自動扉も良い感じになっていた。
製作時の色々な事を思い出した。。

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黒柿 丁物 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/persimmon-and-rosewood/37499/ Wed, 13 Nov 2024 00:07:26 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37499 ■ MUKU-DATA  黒柿丁物 その他 新発田屋木材倉庫 写真真ん中に2丁立て掛けてある黒柿仕入れは2013年10月あれからもう11年も過ぎてしまった。2016年頃からこちらの木材倉庫へ材の移動をはじめたので移動する…

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■ MUKU-DATA  黒柿丁物 その他 新発田屋木材倉庫


写真真ん中に2丁立て掛けてある黒柿
仕入れは2013年10月
あれからもう11年も過ぎてしまった。
2016年頃からこちらの木材倉庫へ材の移動をはじめたので
移動する際に、全面割れ止めを塗られ包まれていたボンドを
自動鉋掛けして素地にして、更に保管しておいたもの。
一応は芯去り材ではあるが、丸太はそう大きくはなかったんだろう。。
木裏は一部樹芯部分が絡んであってその部分には割れが出ている。

もうそろそろ材も動かないし陽の目を見た方がいいだろうと
表側に出して立て掛けた。
これも決して極上の黒柿には程遠いが、
まぁ、『黒柿』と言わせていただいてもいいだろう。
一部縮み杢が入っている。
柿の木は時々、縮みのある杢を目にする。
縮み杢といえば栃、柿はやっぱり孔雀杢になるのだろうか・・・

サイズは
・ 2730 150×108mm
・ 2730 155×105mm

何へ向けるのがこの黒柿が活かしきれるだろうか?
小さめの床柱?
サイズからして1間半の床框?

黒柿もそうだが、黒檀、シャム柿、紫檀類と
床柱等に仕上げる際は割れの部分を補修して分かり辛くしているものが多い。
ほぼ補修がされてあるのではなかろうか・・
上手に補修するのも技術の一つかと思う。
なかなか現代では床柱の需要は少なく、特に唐木類の床柱となると
極端に需要がなく、
昔から言われる三大床柱の紫檀・黒檀・鉄刀木の原木入荷も皆無?(なのかも)
上手に補修する技術者も高齢となって受け継がれずに補修技術なくなっていく事は
残念なことかと思う。
時代は割れや捩れ、虫穴など自然なそのままのものが受け入れられるような
多様な価値観と需要に変わったとはいえ、
茶室や草の草の設えではない唐木類の床柱を使う真の場所での
バキバキは、さすがにアウトかと思う。



木表





側面1






木裏






側面2







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栃巾広一枚板の浜縁 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/tradition/37157/ Tue, 08 Oct 2024 03:01:42 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=37157 ■ MUKU-DATA  井波別院瑞泉寺 本堂 浜縁 栃巾広一枚板 以前にもこのブログで書いたことがあったと思うのですが瑞泉寺は木彫刻もさることながら、本堂の浜縁の上段の板に栃の木が使われているのは、寺院建築ではあまり目…

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 MUKU-DATA  井波別院瑞泉寺 本堂 浜縁 栃巾広一枚板

以前にもこのブログで書いたことがあったと思うのですが
瑞泉寺は木彫刻もさることながら、本堂の浜縁の上段の板に
栃の木が使われているのは、寺院建築ではあまり目にしたことがない。
地域柄、栃の大木が多くあったのかどうか?
社寺建築に関しては詳しくはないが
浜縁の廊下板というと、多くは欅や桧、
地域の小さな社寺だと杉が使われていたり、桜の木もあったかと思う。

瑞泉寺は、浜縁の下段は欅、上段の框も欅、上段の板に栃が使われている。
浜縁の廊下板に巾広の栃の木が使われているのは
全国的にも珍しいのではなかろうか?どうなんだろうか・・・?

現在の本堂は明治18年(1885年)に再建されたものとあるので
139年回廊の廊下板として使われてきた事になる。

下段は欅、上段の浜縁は栃、経年変化でグレーになる前は
さぞかし華々しかった事だろうと想像できる。

グレーに変色した栃の板も良く見れば初めから総純白だった訳ではなく
鉄砲虫の入った赤身部分も使われていた事がわかる。
これだけの数の巾広の栃を集めるのも大変だったことだろう。

長い年月の間に部分的に虫にもやられピンホールが無数にある板もあるし
弱く腐った部分は大きめな板で埋木され補修された痕も残っている。
それがまた大切に使われてきた感があって、なかなかいいものだなぁ・・と
眺めていた。
何度かここは訪れているが、何度見ても再建時に思いを馳せると
深く溜息が出てくる。
木の力、執念のような超絶技巧な彫刻群、そしてそれに向き合った人たちの情熱。



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屋久杉の繋ぎ方と補修 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/mukuita/34389/ Fri, 12 Jan 2024 00:29:29 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=34389 ■ MUKU-DATA  江之浦測候所 待合棟 テーブル:屋久杉の蓮 多くは石が使われているが、そんな中でもそこで使われている木に目がいくのは職業柄自然なことで、あ、待合棟のテーブルは屋久杉の蓮だぁ・・ とかそこの古材の…

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 MUKU-DATA  江之浦測候所 待合棟 テーブル:屋久杉の蓮


多くは石が使われているが、そんな中でもそこで使われている木に目がいくのは
職業柄自然なことで、
あ、待合棟のテーブルは屋久杉の蓮だぁ・・ とか
そこの古材の看板材、やけに雰囲気ある材だなぁ・・
夏至光遥拝100メートルギャラリーの結界には手前は何の古材だろう・・?
突き当りの棒はこれ、確か水車の部材だよねぇ・・受ける台は光学硝子。。

予備知識は殆どなく見学したのでもっと色々な材木や古材が使われているのかと
期待していたが石材が多かった。
そんな中でも、待合棟の長~い屋久杉のテーブルは何だか好印象だった。
蓮状になった屋久杉っていうのが良い。
無傷で欠点の少ないものよりも、何千年と生きてきた屋久杉の力強さを感じる。
大きな傷が随所にあったんだろうと思う。
部分的に大きめな板で埋木がされている。
接ぎ方も埋め木の仕方も大胆でいて特に違和感はない。
これでいいんだよなぁ・・と思うし、むしろこっちの補修の仕方の方が
嫌味がなくていいなぁとも見えてくる。
絶妙なバランス感覚の上で成り立っているのかもしれない。

手元の資料によるとテーブルから突き出した片側の脚は
高野山の末寺、大観寺にあった水鉢との事、
こういった由緒あるものを蒐集できるのは杉本氏ならではだなぁと思う。
樹齢千年越えの屋久杉を支える脚材には
それなりの歴史のあるものを組み合わせる事で全体として更に良く見えるのかと思う。
(勝手な事ばかり言わせていただきすみません、大変参考になりました。)












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34389
割れ、虫穴の補修 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/warping%e3%80%80/32024/ Fri, 30 Jun 2023 23:15:10 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=32024 ■ MUKU-DATA  茶神代欅 割れと虫穴を補修のサンプル 割れや虫穴などそれぞれが持つ木の特徴でもあると思っているが木を販売するプロとしての立場上、この割れいいでしょ? この虫穴がカミキリ虫にあけられたこの木の来歴…

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 MUKU-DATA  茶神代欅 割れと虫穴を補修のサンプル

割れや虫穴などそれぞれが持つ木の特徴でもあると思っているが
木を販売するプロとしての立場上、
この割れいいでしょ? この虫穴がカミキリ虫にあけられたこの木の来歴ですよね~ 
とか本当に良いと思っていても言えない事も多い。
(欠点をこちらの都合の売りたいだけで言っていると勘違いされるのが嫌だから)
割れや虫穴も使う用途にもよるかと思う。
割れている事で自然なままの力強さを更に感じる事もできるし、
下手な補修を行えば、やらない方が良かった・・という場合もあるかもしれない。
どうしてもこうして欲しいとお客様に言われても
経験値で的確なアドバイスをできるようにならなければいけないとも感じる。
(過去、お客様からのリクエストでそのまま補修をやってしまい、
その通りに出来上がったが自然な一枚板の雰囲気が少し薄れてしまった事もある)

神代欅の巾ハギで作る数台のテーブル
無傷無欠点材のみの使用となるとハードルもあがり歩留まりも極端に悪くなり
当然コストは歩留まりに比例して1セット単価は倍以上になっていく。
ましてや神代木で色を合せた共木となると
かなり難易度が高まる。

例えば、この茶神代欅の補修をどうやって補修するか?
暫く前から考えていた。
ちょい割れやちょい穴はレジンでもそうコストアップにはならないかもしれないが
レジンは硬化するのに1~2日時間がかかるので1台のみの納品であれば問題はないが数台まとまった納品だと時間的な制約も生じてくるし
時間を置く長さ分、多少コストアップにも繋がっていく。

一枚板の補修でよく目にする同じ木での木屑と瞬間接着剤を使って
虫穴と割れの補修を木工屋さんがその場で実演してくれた。
(昔からある木屎(こくそ)と同じ)
補修は10分足らずで、この茶神代欅に関してはこの木屑の埋め補修で
問題ないとOKをいただく。
当初は埋木をしようか?
仮に埋木するならもうパッチワークみたいにデザインして埋めようか?とか
やっぱりレジンかなぁ・・とか
あれこれ考えていたが材種によってはこの木屑での埋め補修が
違和感なく簡単にできるという事を改めて感じた。

尤も、割れままでもいいのでは?派 なので
また一つ、補修に関しても隠した武器? 引出が増えたので
お客様のご要望に対して、
「このままもいいんですけどねぇ・・ 」
「では、 」とこの補修を提案できる事で
今、目の前にあるそのままの一枚板の状態を
自信を持って推すことができるようになったような気がする。




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