■ MUKU-DATA  柿の木  柏崎市某所

伐採した柿の木があるので見て欲しいと暫く前に電話をいただいていて
先週、現場へ行ってきた。

いただいた写真だとかなり黒の多いように見えたが実際は違っていた。
柿の木として大きいほうかと思う。
根元付近は50cm以上はあったかと思う。
家主さんのお話では100年以上は経っているという。そうかと思う。

現在空き家になっており昨年自宅周辺の木々を整理を兼ねて伐採したとのこと
柿の木を伐った際にこの幹にあるこの黒い模様はなんだろうと
調べていたら、幻?の黒柿だという事が分かり
引受け業者を探す中で弊社を見つけていただいたとのこと。

中庭に倒されてあるこの柿の木を搬出するには
クレーンで吊り上げ家屋を越えて搬出しなくてはいけない。

この木だと買取りは弊社ではできないので、市場へ出して競りにかけることもできるが
一番大きな幹の部分に黒が殆どないので
多分経費の方が多くかかる可能性がある事を説明して
少し考えていただくことにした。

樹齢のある大きめの柿の木なので伐採直後であれば
白い柿を求めている業者さんもあるので紹介できたが
約1年ほど放置されていたので白い部分に青カビが入ると使えないようで
ご紹介できなかった。

白い柿だが根元付近の高樹齢の柿の木に見られる凸凹した樹皮は貫禄があって
何かに活用はできるのかと思うが・・・


もう1件、会社から数キロのところでも
柿の木の伐採の依頼を受けており、それは弊社で伐採して引取る事にしている。
夏前に下見に行った際に、青々と葉が茂っていたので
落葉した雪の積る前の12月、もしくは雪が消えて水を吸い上げる前の3月初旬頃に
伐採しようと考えている。

柿の木自体、太るのに年月が必要なので
大きな柿の木は100年、200年と長く生きてきた木なので
何かに活用していただきたいし、出来る事なら弊社でも製材して使える材木にして
どこかに使えればと思う。