MUKU-DATA  クイラ 一枚板

(なにこの木? 知らんなぁ・・・ 「クイラ」の文字・・
なんじゃそりゃ? 何?クイラって・・・?   )
知らない名前の木と初めて出会うと、大体こんな感じ

共木で3枚あり、1枚は600mm弱のカウンターサイズ、他2枚は天板用サイズ
知らない木なんだけど、
全体の雰囲気が良かったので3枚共、貰っておいた。

ところで、その後パソコンで「クイラ 木材」で調べてみると
クイラ(メルバウ)と出てくる。。。
えーーっあのメルバウなの・・?

メルバウと言えばフローリングで過去、かなり販売した事がある。
花梨など赤い木が予算的に使えない時に、メルバウやらケンパスやらを
使っていただいた。
メルバウと言えば木目のハッキリしないイメージと
色落ちする材種である事。
無塗装で貼った床材は歩くと白い靴下にオレンジ色が付着するし、
外壁に張ると雨に打たれ、土縁の床がオレンジに染まる。
試しにフローリング端材をバケツに一晩漬けてみると水がオレンジに色づく。。
印象としては比較的軽めの材の印象だったんだけどなぁ・・・
フローリング材として選別されたものは違っていたのか?
同じ材種でも個体差が大きいのか?

このクイラ一枚板は重い。。
木目もきっちりと出ているし、、、
これがあのメルバウと同じだと思うとちょっと残念だな・・ って気分にもなるが、
一枚板を選ぶ際に、やはり全体の雰囲気、そこから発せられるオーラのようなもの、、
そこを重視して仕入れているだなぁ・・って自分に改めて気づく。

クイラの一枚板は初めて扱うので、この木の特性をまだ良く知らない。
カウンターサイズの1枚は仕舞わずに立て掛けておいた。
どう変化するか見る為。

赤系でも花梨、ブビンガとは微妙に色合いも違い、
全体から醸し出される雰囲気はとてもいいものを感じる。
まぁ、ここ木材倉庫に縁があったんだろうね。