MUKU-DATA  「床削り」ギュスターヴ・カイユボット 1875年

先日何気なく日曜美術館を眺めていたら、
あぁ・・ 凄く木の床感出てるな・・ 木の床の良さが出てる・・って感じてメモっておいた。
ギュス ターヴ・カイユ ボット ・・ 舌を噛みそうな名前・・絵の事は無知。
へぇ~ こんな絵あったんだねぇ~ って感じ。

使い込まれた床材は摩耗され手入れされたりして黒光りして
窓からの光を反射している。
日本の古い建物の巾広の縁側板も外からの光を受け止め鈍く反射する
材は違うが同じような光景。。

床材はオークかなぁ・・
オークの鉋屑ってこんなに丸まるかなぁ・・
ボルドーパインとか、パイン系ともちょい違うしねぇ・・
フランスっていうとヘリンボーンみたいなイメージがあったりもするが・・

鉋の刃を立てて削るんだねぇ・・
フローリングの実と実部分が押されて少し盛り上がっているから、
実の突き付け部分から削られている事がわかります。
強く締めすぎて貼ったのか・・
材の寸法安定性はオーク材の方があるから、ボルドーパインだったらどちらかというと空き気味になるような気もするから
やっぱりパインじゃなくてオークかなぁ・・

本物の木の床って長く使えるし使い込むことで味わいは増してくるし、
傷んだら削ったり補修できるし・・
やっぱり良いですよね。
材木屋視点からこの絵を見てそんなことを思いました。