MUKU-DATA  枠廻り造作材詳細図 K-WORKS様  材種:ホワイトアッシュ、ピーラー、杉

枠廻りの詳細図面を良く書く設計士さんは何人かいますが、
(弊社建築部 坂上さんもそう)
K-WORKS 山岸さんも、ほんと良く書く。
枠の詳細図面だけで35枚(30坪ほどの住宅)、GWを含めてその前からずっと書いていたらしい。
しかも、全て微妙に納まりと寸法が違う。
この図面を基に、必要な部材を拾い出す。

材種、長さ、巾、厚み、

ピーラーや杉は比較的素性がいいので3~5mm増し、
アッシュ等は5~8mm増し、
それで製材する段取り。

mmで記載して、弊社製材の石川さんは尺・寸に慣れているので、
mmから尺・寸に製材する材の指示書を書き換える。
全部で113項目、本数は巾木等を含め300本弱かと思います。

良く書かれているなぁ・・と思いながら、必要な部材を拾い出していくのですが、
数字だらけで、足りない脳がショートしてくる。
全て一本一本拾い出すのに丸一日も要してしまいました。

これだけの詳細図面を書くのに相当な時間を要したでしょうね、

そしてこの部材を製材するにも、全てサイズが違いますから、
3~4日、いや4~5日はかかりそうです。

そして、分増しに製材された部材を
仕上げて取り付ける大工さん、
こりゃ、大変なんてもんじゃない。。

敬服します。

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