MUKU-DATA  楓(かえで) 前洗    

古い家を解体した際に預かっていた床柱。多分、きっと楓かと思われます。
材からして昭和30年40年頃建てたお宅でしょうか・・
今から約50年前に建てたお施主様の先代のお宅の床柱を
現在新築中の金子勉さん設計の燕市のU様邸に引き継ぐ事になりました。

廻り縁は2重、落し掛けに図面角竹、長押は雛留めと
当時の大工さんの遊び心と選木したセンスが垣間見てとれます。
実際にこの床柱が立っていた和室はみたことはありませんが、
「真」・「行」・「草」 で言えば、より自由な「草」寄り。
という事は、正式な床の間がもう1つあったのかなぁ・・ 
この床の間1つだけだったら当時としては住人はかなりの粋人だったんだろうなぁ・・なんて
勝手にあれこれと想像が膨らんできます。

この前洗の楓。そのまま床柱に使用する事は色々な仕口があって難があるので
金子さんと相談して床框として受け継ぐ事になりました。

先代の建主さんと大工さんに失礼のないように、
うまく納まるように思案中です。
 

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