MUKU-DATA  地松の床板にラオス松柾目

どこを補修したかわからないでしょ?
こんな具合に補修しました。

白蟻に地松の板の端をやられました。

当時当社が地松の丸太を製材して
ヤトイ実を入れて大工さんが30mm厚で板を敷き詰めてありました。
通常ですと、やはりその長さを丸々取り替えたいところですが、
地松の乾燥材も無いですし、注文したら高くなりますし、
お施主さん(親戚ですが)と相談。

必要最低限、部分補修を行なう事にしました。

こんな感じで巾150mm切り取って

白蟻に食われた根太掛け、根太を取り替えて、周辺部材に防蟻修理を十分施し、
高さ調整し

地松が無かったのでここはあえて柾目のラオス松フローリングを
鉋で細部を調整しながら埋め込みました。

ワックスを塗り込んで完成です。

いい感じで納まったと思います。
きっと、他の人が見ても違和感ないかと思います。
何か意匠的にここだけ柾目を使った?って思う人もいるかもです。

必要最低限、部分的に補修しながら大事に使っていく。
見た目も悪くないですし、いい仕事をさせていただきました。

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