MUKU-DATA  鬼胡桃(オニグルミ) 乾燥材 サンダー仕上げ

旅立つ前の仕上がった鬼胡桃が倉庫に置かれていた。
一枚板でクルミと言えば、まずウォールナットが思い浮かぶが、
国産の胡桃と言えばこのオニグルミとなる。
対して沢胡桃も現在倉庫に保管中のものがあるが材の色は白く要望は殆どない。
またその実も食用にはならないらしい。

この鬼胡桃、ウォールナットに比べると色は少し薄く
触った感じ硬さもWナットよりもちょい柔らかで優しい印象をうける。
こんなに優しい材なのに、何故に「鬼」?となるが、
材木のみの視点で見ていると、
例えばブラックチェリーはオレンジ色の材なのに何故にブラック?と同じく
今朝さらっとネット検索していたらどうやら胡桃の実にその由来がありそうだ。
詳しくは調べてはいないが、
姫胡桃っていうものがあり、鬼胡桃の変種で、鬼とは違い堅果は平たく皺がなくハート形でオニグルミより殻が柔らかいらしい。
同じ胡桃でも鬼に対して姫、姫に対しての鬼、分ける為にそう言われるようになったのではなかろうか・・?

材のみの視点でみると決して「鬼」ではなく
姫?というよりは、とても優しい人・・女神までの神レベルの印象でもなく・・
もっと庶民派で、、、何だろう・・?(いい例えが思い浮かばないが)

とても温かく優しい感じの印象を受ける材がオニグルミかと思う。