MUKU-DATA  杉柾 赤白 枠材

柾挽きしてるねと工場内を見る。
杉の柾指定なのでしょう。。
なかなか通というか・・
板目と柾目ではまともに発注したら柾単価は3倍前後、
建具の柾平を仕入れそれから木取りしても合わないだろし、
4面割角柱から再割りしても合わないだろう。
板目と柾目、
この注文、現場は「柾」を使い分けしながら造作しているように感じる。
窓枠にピシっと目の通った糸柾級を要望されているのではなく、
板目か、柾目か、の要望なのでしょう。
(板目、柾目の使い分けで微妙に室内の見え方、質が変わってくると思う)
手前味噌になるが、こういった細かな要望に即対応できるのは
弊社製材の石川さんが製材の際、細かく選別しながら
材を仕分けして保管しながら乾かしている事が窺える。
建築の中でどのように材が使われるかを知らなければ木取り・製材はできない。
極上の柾盤から柾挽き、これは誰でも出来る事。(コストも極上)
弊社は小さな製材工場を持った、木取りの出来る材木屋、
ここに拘りながら100を100にするのではなく、
50を80,90に見せる事を続けたい。
カネに糸目をつけないって方がいらっしゃれば別な話ですが、
そんな人、いないでしょ?
(居たら是非、弊社をご利用ください)

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